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肌荒れ男子が『肌断食』で悩みが消えた話
今回は、28歳まで肌荒れで悩んでいた男が『肌断食』に出会ったことで、肌の悩みがなくなった話。
全ては肌荒れのために
僕は、俗に言う「美容男子」かもしれません。
化粧水・美容液・乳液等のスキンケアはもちろん洗顔にもこだわり、コンシーラーやファンデーションを使いこなし、アートメイクをした上にペンシルで眉毛を書いていたような男です。
もちろん女の子にちやほやされたり、誰かに認められたいという承認欲求があったりもするんですけど。
一番の理由は、肌荒れです。
そうです。
肌荒れを治すためにスキンケアにのめり込み、肌荒れを隠すためにメイクをはじめました。
全ては肌荒れのせいです。
これがいまの私の健康や美容への探究心の原動力と言って間違いありません。
どうしようもない肌荒れ体質なんです。
顔や体にニキビができるたびに嫌な思いをしてきました。
その度に悩み苦しみ、何が原因だろうと試行錯誤してきました。
スキンケアはどこまでやっても意味がなかった
昔は『ギャル男』だったこともあり、14歳から20歳ごろまで日サロで肌を真っ黒に焼いていました。
おかげで毛穴はぱっくりと開き、脂性肌で顔は油田状態。
肌荒れ体質のおかげで顔は常にニキビが出来ていて、ニキビ跡や角栓だらけでした。
二十代前半には既にそんなひどい状態だったのですが、黙っていたわけでは無く
スキンケアをしていないからだ!
と、のめり込みはじめたのです。
まずは洗顔。
スクラブの入ったUNOの洗顔を見直し、プ○アクティブ系の殺菌作用のあるものや、オリーブオイル石鹸やゴートミルクソープや無添加純石鹸など色々と試しました。
もちろん洗顔ネットを使い、たっぷりの泡で。
次は保湿です。
王道のハトムギ化粧水からIPSAなど少々高価な化粧水を試し、オールインワンや白色ワセリン、皮膚科のヒルドイドローション、ホホバオイルやココナッツオイルなどの天然オイル保湿もやってみました。
化粧水不要論や、米国皮膚科学会推奨のスキンケアなども色々と試してきました。
毎日、韓国の有名パックをしてみたりクレイマスクをしてみたり、美容皮膚科でケミカルピーリングをやってみたり。
それでも、変わらなかった。
どれも少しは良くなったり悪くなったりを繰り返し、劇的に改善することはありませんでした。
コロナ禍で転機が。ある本と出会う
もやもやした毎日、半ば諦めていました。
荒れた肌と、開いた毛穴を隠すためにコンシーラーやファンデーションで肌をコーティング。油田顔を大量のあぶらとり紙で拭き取る。
本格的にアラサーになっていく中で
もう、仕方のないことなんだ
と自分に言い聞かせていました。
しかし転機が訪れます。
コロナウイルスが猛威を振るい始め、緊急事態宣言が出ると仕事が休業になりました。
テレワークできる職業ではなかったので完全に人と会う機会がありません。
ずっと気になっていたある本を読んでみました。
形成外科専門医の宇津木龍一氏が書いた『肌の悩みがすべて消えるたった1つの方法』です。
この本は形成外科専門医である著者が、美意識の高い女性たちがなぜ乾燥や敏感肌に悩まされるのだろう?と考え、“あたりまえ”になっている基礎化粧品によるスキンケアをやめてもらったところ劇的に肌が改善したことを発見。
そしてやけど治療法と同じく水で洗うだけのスキンケア法を提唱。
数多の女性の肌を蘇らせていくのでした…
という話です。
肌荒れ界隈(どこそれ?)では『肌断食』で知られており、色んな意味で話題になっていた本なので休業でやることもなく読んでみたのです。
そしてその内容に衝撃を受けました。
とにかく休業という突然の人生の夏休みを手に入れた私は、この理論の効果があろうがなかろうがどんな状態になっても、
人と会わなくて良い今がチャンス!
と、早速『肌断食』にとりかかったのです。
肌断食の方法とは?
やり方はカンタン。
水と言っていましたが、正確には「ぬるま水」と表現されていまして、人肌ほどの36度くらいのぬるいお湯で朝晩洗顔するのみ。
基礎化粧品はいっさい使ってはなりません。クレンジングも洗顔料もなしです。
どうしてもメイクする場合はミネラルファンデなど軽めにしたり、ポイントメイクのみで純石鹸でオフするようにとのこと。
冬などでどうしても唇が割れて痛い人はワセリンを使ってOKだそうです。
肌断食3日目
ぬるま水洗顔自体はすぐに慣れました。
給湯器の温度を最低の38度にして調整。
夜は湯船に使って洗ったりと。
しかし非常に気持ち悪いです。
皮脂が落ちていないじゃないか?と不安ですし、なんだか小鼻の脇がクサい気が…
肌の変化はまだありません。
7日目
うわあああああああああああああああああああ!
皮が!皮がぁあああぁぁぁぁ!
というくらい肌が乾燥して皮が剥けはじめました。ボロボロです。
きっと人工の保湿剤で頼っていたせいで、肌本来の保湿機能はゼロに等しかったんでしょうね。
ちなみに5月頭の話なので全然乾燥している時期ではないですし、私自身も乾燥肌では無かったので、とにかく初めての経験でした。
とても人に会える状態ではありませんでした
14日目
皮は全脱皮したのかもう剥けなくなってきました。
しかしお次は角栓地獄です。
顔全体にホワイトヘッドのようなものが確認できます。
スーッとなでるとザラザラザラザラ…と経験したことのないような感触。
これは流石に心が折れそうになりました。
化粧水が恋しくなりましたが、グッとこらえ
肌本来のチカラを取り戻すんだ…!!!
と我慢しました。
28日後
人体の魔法の周期である4週間が経ちました。
お肌のターンオーバーも
28日後と言われていますよね。
どうなったかと言うと、、、
角栓はほとんど落ち着きました。
皮剥けや乾燥も無くなり、割といい感じ。
この頃外出する機会などがでてきましたが、油田だった私の肌はかなり落ち着いていてあぶらとり紙は必要ではなくなりました。
おそらく肌のバリア機能が少しだけ復活したのでしょう。
過剰な皮脂の分泌が抑えられはじめたのかと思います。
しかし以前として毛穴は開いていますし、キメはどこにも存在しません。
3ヶ月後(現在)
さらに2ヶ月がたちました。
この1ヶ月間の変化は肌荒れしにくくなったこと。
肌本来の力が戻ってきているおかげか不規則な生活を送ったり、ハイリスクな食品を食べない限りはニキビができなくなりました。
ストレスフリー!
そして肌がトーンアップしました。
キメはまだ完全復活ではありませんがすこし整いはいじめて、毛穴が少し小さくなりふっくらしてきたことで、密度が上がって肌が明るくなったのだと思います。
もう戻らないと思う
まだ3ヶ月しか経っていないわけですが、私はもう、基礎化粧品を使ったスキンケアには戻らないと思います。
それほどまでに肌が本来の力を取り戻してきているのを実感しています。
スキンケアやメイクにかけていたお金や時間の節約にもなりました。
著者の宇津木氏によりますと、肌断食をして元の肌状態(=二の腕の内側のようにキメ細かく毛穴が目立たない状態)に戻るには早い人で数週間、遅い人だと3年ほどかかるそう。
まだまだ“ゆで卵”のような肌には程遠いですが、気長に待ってみようと思います。
また変化がありましたら随時記事にしてみたいと思います。
少しでもヒントになればスキしてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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