映画BAR、そのコンセプトと課題とは
前回の記事で私が経営しているBARのコンセプトを書きましたが、ざっくり説明だったので、もう少し詳しくここに記します。
●映画をイメージしたカクテルを提供する。メニュー表にも「タイタニック」など、映画のタイトルで表示。
●映画に関連した様々な曲を流す。その映画のオリジナルソングではなく既存の曲でも作品内で印象的に使用されていればOK。
●店内を映画のポスターや、様々なキャラクターのフィギュアで彩る。
●お客様と私が、もしくはお客様同士で映画の話をして盛り上がれるようにする。
↓ちなみに店内
で、その他は、
●ジントニックなどの定番カクテルや、ウイスキー、焼酎など、映画カクテル以外のお酒も扱う。
●価格帯は、主にカクテル1杯700〜900円で、安すぎず高すぎず。テーブルチャージはチャーム付きで600円。
●雰囲気としてはオーセンティック・バーというより、普通におしゃべりできるゆるい感じ。ただしバカ騒ぎはダメ。
●写真撮影大歓迎。ぜひ拡散しまくって!!
などなど。
これでやってみて5ヶ月目の感想ですが、
楽しいけど、課題多し!!!
普通のBARならウイスキー、ビール、カクテルなどがバランスよく出ると思いますが、私の店は映画BARということで、9割以上の方が映画カクテルを注文してくださいます。
それ自体は嬉しいのですが、
私の映画カクテル、二層にしたりフルーツ飾ったりフローズン状にしたりするので、
作るのに時間がかかって注文の回転が悪い
ということ。
そりゃまぁ自分でそーゆーメニュー作ってるんだから今さら何言ってんだって話ですが。
ワンオペでやってると、満席のときお客様全員が映画カクテルの注文をされるとなかなかに時間かかってしまいます。
もう1杯飲もうかなぁと考えてたであろう方も、電車の時間が迫ってきたので今日は帰ろうか、となってるかもしれません。
だからと言ってカクテルの手を抜いたり簡素化はしたくないし…
スピードアップしかないのかもしれません。
あと、”映画BAR”って物珍しさから、あまりお酒を飲まれない方や、大学生の若い子などもけっこう来てくださいます。
たぶんお客様の7割以上は20代の方じゃないかしら。
私と歳が近いので会話も弾んで楽しくはあるのですが、普段からお酒をあまり飲まないためか、
年配の方に比べると客単価が低い
1杯で帰られる方もザラです。
ただ、それも私の接客である程度カバーできる部分だとは思うので、精進します。あとこれ以上言うと怒られそうだし。
でも”映画BAR”ってコンセプトはすごいウケてて、カクテルや店内の内装に喜んでくださる方も多いので、やはりこの路線は崩したくありません。
ほんと、
後は自分の努力次第
ってことですね。
それでは。