ストレスとの付き合いかた
さまざまな病の原因として、大きな要因は「ストレス」だと言われています。
例えば、腰痛は8割が原因不明、ほとんどはストレスが原因であるとも言われています。
筋肉や骨の異常というだけではないのですね。
私たち日本人は
ストレスという言葉に馴染みがあり
容易に会話のなかで使っています。
ですが、その正体や付き合い方を
よく知らないまま
日々をストレスにさらされて
それを受け流して生きています。
今日は、
ストレスについて
具体的に書いていきます。
私はこの情報を知っただけで
知らないときよりもストレスとの付き合い方が上手になり、ラクになりました。
ストレスとは
「外部環境からの要請が、個人の資源を脅かしたり、超過したりすることによって、安定した均衡状態が損なわれている状態。」
上記のように心理学では説明されています。
もう少しわかりやすく解説すると、
環境や状況が、自分の資源(体力や財産や人間関係など)を脅かしたり、そのキャパを超えてしまうことによって、
それまで安定していた環境・身体・心のバランスが崩れている状態です。
ストレスには種類がある
疲れが溜まったり、落ち着かない日が続いたり、嫌なことが起こったりすると、ストレスを感じながらもただただ過ごしてしまいがちです。
自分がいまどんなストレスに晒されているのかを分析できれば、対処できたり改善のきっかけをつかむことができます。
以下は、ストレスの種類とその例です。
①肉体的…病気やけが、偏った食事、運動不足、不規則な睡眠
②環境的…暑さ寒さ、紫外線、騒音、ほこり
③社会的…仕事・学校・家庭の変化
④心理的…病気やけが、近い人との離別、怒り、不満、恐怖
ストレスはいつくかの種類が複合的に起こっているといえます。
例えば、会社の上司に怒られて強いストレスを感じたとします。
怒られた現実からは逃れられませんが、
オフィスの冷房を寒く感じていることも、偏った食事も、実はストレスの要因なのだと認識できれば、
身体を冷やさない対策をし、食事に気をつけることで、ストレスを軽減できるのです。
ストレスへの対処にも種類がある
ストレスを感じたとき、人はなにかしらの反応や対応をしています。
対処方法にもいくつか種類があります。こちらも、知ることで意図的に行動することができ、対処しやすくなります。
①問題焦点型…状況・問題そのものにアプローチ
②情動焦点型…感情にアプローチ
③社会的支援…相談
④気晴らし型…カラオケやスポーツ、食事など
⑤リラクゼーション
このようにみてみると、複合的に組み合わせてストレスに対処できることがわかります。
ストレスとなっている問題そのものを解決しようとしたが、できなかった場合、自分の認識(物事の受け止め方)を変えることで感情にアプローチすることもできます。
感情がうまく落ち着かず、まだストレスを感じているなら、相談する、気分転換する、マッサージやアロマを使ってリラクゼーションを用いるなど、
多様な方法でストレスを軽減することができるのです。
多少追い詰められても
「まだできることがある!」と気づかせてくれます。
ストレスの分類別対処法
ここ!すごく重要です。
今日一番伝えたいところがこちらであります。
「重要か、そうでないか」「自分で変えられるか、そうでないか」の2つの軸で考えます。
そうすると4つに分類できすますね。
この4つにはそれぞれ対処法が示されています。
重要か重要でないかに関わらず、
自分には変えることができない②と④がポイントです!
こうして考えてみると、自分には変えられないことに意外と多くのストレスを感じていることが多いと気づくはずです。
例えば、
自分の外見、他人の言動、過去のことなどです。
私はこの分類を知ってから、ストレスを感じる問題が起こったときに、それはどこに分類されるのかを考えるようになりました。
すると結構「自分で変えられない」ことに多くの時間を使い、モヤモヤし、悩み、ストレスを作り出していることがわかったのです。
あ、これは受け入れるしかないな。
あ、こんなことでくよくよするのはやめよう。
そう気づいて、認識するだけでも、頭と心がスッキリしてきます。
この分類が習慣化してくると、モヤモヤした気持ちやグルグルする思考に使う時間が減ってきます。
まとめ
今日は、ストレスにはいろいろな種類があること、ストレスへの対処にもいろいろな種類があること、
そして、分類することによって「自分では変えられない」を判別・認識するとモヤモヤの時間が減り、ストレス軽減につながることをお伝えしました。
参考になる気づきがありましたら幸いです。
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