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桝太一アナウンサー退社のニュースに思う

日テレの人気アナウンサー、桝太一さんが今年3月で日テレを退社し同志社大学の助教になることが発表されましたね。

麻布中高から東大理2・農学部及び大学院という輝かしい経歴を持つ桝さんですが、その経歴とテレビ局のアナウンサーという職業は若干似つかわしくない感じもします。

著書『理系アナ桝太一の生物部な毎日』によると、幼い頃から生物オタクだった桝さんは、生物研究者を目指して東大へ進み、大学院にも進学したのですが、周りは優秀な人たちばかりで研究者としてやっていくことは断念したそうです。しかし、世の中の一般的な人たちより理系の知識はあるから、そういった人たちに科学の楽しさをわかりやすく伝える仕事に自分は向いているのではないかと思い、テレビ局を受験し合格したのだとか。もともと麻布時代から文章を書くことは好きで、一時期は作家になりたいと思っていたこともあったそうなので、人に伝える適性があるのではないかと考えたということもあるそうです。

それまで理系の研究者肌だったこともあり、テレビをそんなに見る方ではなかったとのことで、バラエティやスポーツ中継などの仕事はそれまで興味がなかったこともあり当初は苦労されたようですが、投げ出すことなく勉強・研究し、必死で努力して克服されたそうです。そうやって頑張って仕事ぶりを認められていった結果、鉄腕DASHやZIP!の中のマスカレッジのコーナーなど、生物の知識をいかした仕事も任されるようになっていきました。

そんな桝さんが40歳という区切りの年に、大きく環境を変えて、もともとの夢だった研究者の道へと舵取りされると聞き、とても胸が熱くなりました。一見遠回りなようだけれど、ちゃんとここへ導かれていたんだなと思います。いったんは生物学の分野で諦めた道だけれど、アナウンサーを経たことでサイエンス・コミュニケーションという新しいアプローチで研究の世界に入られるとのこと、人生に無駄なことなど1つもないと痛感します。

そして「導かれている」とはいえ、それを逃さずに適切なタイミングで行動を起こしたことも非常に素晴らしいと思います。感動しました。今後のご成功とご発展を心からお祈りしています。

翻って我が子。実は桝さんと同じく生物が大好きで、生物学者になれたらいいな…などと今は夢を見ています。どこかしらの中学に入れたら、部活は生物部に入りたいな…などとも。

人生はいくらも修正はきくし、自分の力でどうとでもなる。と思う一方で、どこの中高で青春時代を過ごすかで進学する大学・学部もある程度左右されてくる気もするし、それが将来の職業に関わってくる気もする。こうして桝さんのように転職を経て夢が花開くこともある。何がどうなるかわかりませんが、何か大きな力で人の運命というものはあらかじめ手繰り寄せられているのかなぁなどと思ったりもする、今日この頃です。

君の夢叶えるための近道がどこにあるかは神のみぞ知る



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