鈴木さらら@中学受験短歌
受験ノウハウ本、入試問題の出典作品 etc.
こういうわけで、こんなnoteを書いてます
前記事↓で、中学入試の国語の問題文に使われた本を読んでいるという話を書きましたが、引き続き今日もそんな話です。 1.青山美智子『木曜日にはココアを』(宝島社、2017年)2018年の開成で出題されたことは知っていましたが、今年は立教新座でも出題されたと知り、手に取ってみました。 わたしたちは、知らないうちに誰かを救っている――。 川沿いを散歩する、卵焼きを作る、ココアを頼む、ネイルを落とし忘れる……。 わたしたちが起こしたなにげない出来事が繋がっていき、最後はひとりの命を
子供の頃から本を読むのが大好きで、小学生時代は毎年夏休みに本を50冊読んで、読んだ本のタイトルと簡単な感想を書いたノートを自由研究として提出していた私ですが、近年は電車に乗っても本よりもスマホばかり見てしまったり、そしてステイホームで仕事もリモートが増え、電車の中や外出先での喫茶店で読書する…というシチュエーションもご無沙汰になり、めっきり本を読まなくなっていました。 再び本に触れる機会は思わぬところからやってきました。我が子の中学受験に関わる中で、塾の国語のテキストやいろ
3月26日に行われた3月度復習テストの結果が出ました。 そうですね、このnoteを始めてから微々たる歩みながらも少しずつ上がり続けていた成績ですが、今回は足踏みです(苦笑)。仕方ないですね、たまにはそんなこともあります。いや、「たまには」なら上出来でしょう。 それでも大幅ダウンはしておらず、ほんの少し後退したかなぁ…という程度で済んだので、本人も私たちも大きくガッカリしたりイライラしたりはしていません。復習テストではコース昇降はありませんが、仮にあったとしても同じコースに
いろいろな塾の入試報告会動画を次々見ている話は以前書きましたが、その中で1つ思ったこと…決して塾そのものへの批判ではないのですが、少々疑問に思ったことです。 淡々とドライに、今年の入試を振り返った総括的な話と、各科目の出題傾向について説明するだけの塾もあれば、塾生たちの1年間を振り返るドキュメント映像(お涙頂戴的とわかっていても涙が出てしまう…w)もついていたり、合格体験談を語る映像がついていたり、塾によってカラーがあります。 その中で、合格者のインタビュー映像として数人
過日行われた早稲田アカデミーの「NN志望校別コース」の説明会に行ってきました。 中受関係者でここをご覧になっている方にとっては言わずもがなかと思いますが、NN(「何が何でも」の略というのが笑えますね)とは早稲田アカデミーが小6対象に4月から日曜日に志望校別の対策授業を行う講座で、早稲アカの通常コースを受講している生徒以外(SAPIX、四谷大塚、日能研などの他塾生や塾へ通わず自宅で勉強している生徒、また地方や海外に在住している生徒など)でも参加することができます。 (むしろ
以前、オンラインで色々な塾の入試報告会に申し込んでいるという話や、日能研の入試報告会「オン・ザ・ロード」(会場開催)に行ってきた話など書いてきました。 ここへきて他塾のオンライン報告会の動画もあれこれ送られてきていて、TOMASとZ会エクタスのものを見てみました。 1.TOMASまずTOMASの方から。こちらは個別指導塾ということもあるかもしれませんが、いろいろな学校の今年度の問題を取り上げて傾向を分析したり…というような他塾の報告会ではお馴染みの内容はなく、前半は難関校
3月6日に行われた3月度組分けテストの成績と新しいコースが判明しました。 文系科目、特に国語がハネて社会もまあまあ、理系科目は今一つで特に算数は…伸びしろしかありませんが(笑)、文系科目に救われて前回(2月マンスリーテスト)より少し偏差値も順位も上がりました。少しではありますが、下がるよりはずっとマシです。 算数でバカバカしいケアレスミスを連発しており、これらがミスなくできていれば次なる目標偏差値(まずとりあえずの目標には前回の2月マンスリーで達したので)にもっとずっと近
前記事の続きです。 前記事では先週土曜の授業で配布された国語のテキストの大問1の論説文が「短歌」をテーマにしたものだったという話を書いたのですが、同じテキストの大問3は、森下典子さんの『日日是好日ー「お茶」が教えてくれた15のしあわせー』を出典とする随筆文でした。 内容はざっくりまとめると次のようなものです。 ★お茶を習い始めて数年たち、先生がお点前のことしか言ってくれないことに気づき始めた。具体的な動きや順序の細かいことよりも、内面的な気づきの方を大事にするよう言って
昨日(3月6日)、組分けテストがあったのですが、こちらは結果が出てからまた話題にすることにして…。 一昨日(3月5日)の土特の授業でやったテキストを、今日ゆっくり見せてもらっていました。普段なら土日に見るのですが、組分けテストでバタついていたので今日になったのです。私は文系担当なので、社会と国語を見ました。 驚いたのが、国語の大問1が短歌について述べられた論説文だったことです。私にとってこのところ短歌が「旬」なので、「へぇぇ~」と興味深く拝読しました。出典は佐佐木幸綱・谷
前記事でも少し書いたのですが(下記参照)、各塾で行われる入試報告会にあれこれと申し込んでいます。 時節柄、オンラインで実施する塾がほとんどですが、日能研の「オン・ザ・ロード」は数少ない会場実施のイベントで、足を運んできました。 コロナ禍になる前の2019年3月、同じ会場で参加しています。中学受験の動向、各科目の出題傾向のトレンドといった話が興味深かった上、子供たちのインタビュー映像や、小6の1年間をドキュメンタリー風に追った映像などが上映され、小さな戦士たちが必死で勉強し
週末はホッと一息つける時間のはずですが、中学受験生の親ともなると必ずしも休んでばかりではいられません。特に、平日仕事をしている親御さんにとっては貴重な情報収集にあてられる時間となります。 まず午前中は市川中学校のオンライン説明会を視聴しました。 本当は学校まで足を運んで生で説明会を拝聴したかったのですが、大変な人気校ですので申し込み受付開始直後にもう満席となってしまい、残念ながら現地での参加はかなわなかったのですが、Zoomで同時視聴の枠があり、そちらに申し込むことはでき
以前も書いたことがあるのですが(下記)、我が家では夫が理系科目、私が文系科目をサポートする形になっています。 とはいっても、我が子はもっぱら理系科目の方が苦手なので、私の出番はあまり多くありません。平日の夕方から夜にかけての勉強の進捗状況の把握、サボらないように監視(というとスパルタみたいですけど、そんなことはなく、なんとなく同じ部屋の中で「ちゃんとやってるかな~」と様子をうかがっているだけです)、そして文系科目に関しては質問が出たら答える程度です。 …ではあるのですが、
2月8日に受けていた新6年初っ端のマンスリーテストの結果が出ました。 順位や偏差値は2月12日に出ていたのですが、コースに関しては一昨日(2月15日)の授業でもらってきました。だいたい想像通りでした(笑)。 テスト直後の自己採点の時点で、1月の組分けテストより少し上がったかな…という実感はありました。(1月組分けについては下記参照) 偏差値的なことを言うと、1月組分けで目標といていた偏差値に1足りなかった、その数字に今回は到達しました。一安心です。理科以外の3科目で全て
連日の北京五輪、盛り上がっていますね。 私もスポーツ観戦は好きなので本来ならテレビにかじりつきたいところなのですが、我が家は子供部屋がなく、リビング勉強スタイルなので我が子が勉強している時間帯はテレビを見ることができません。子供がテレビも見ないで勉強を頑張っているのだから、私もテレビを見るのは我慢しよう…と思ってネットで速報や結果を注視しています。幸い(?)我が子はあまりスポーツに興味がないのでそんなにオリンピックを見たがることはないのですが。 リビングで勉強する子に遠慮
6年生からスタートする「土特」(土曜志望校別特訓)が一昨日始まりました。 我が子の立ち位置は下記の通りです。ギリギリで1番上のコースに入れず、2番目のコースからのスタートとなりましたが、まあ実力的にはそんなものかなと思うので、親子ともどもそうがっかりはしていません。むしろ我が子などは「バリバリの〇〇(トップ校)志望の人と同じ問題やらされて全然できなかったらがっかりしちゃうから、このコースでいい」というようなことすら言います。親としては、そこはもう少し負けん気持ってくれてもい
昨日のことになりますが、我が子の塾でも新6年生のカリキュラムがついにスタートしました。 …実際には火曜日からスタートしていますが、この日は初っ端からマンスリーテストがあり、授業はありませんでした。このテストに関しては、結果が出たらまたネタにすることにします(笑)。 昨日は首都圏では大雪の予報で、事前に臨時休校になった学校などもあったようです。塾には無事に行かれるかな…と心配しましたが、予報ほどの大雪ではなく、粉雪が舞う程度で積雪はなく、電車も通常運行でしたので、我が子も普