【読書】「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス
タイトル:「日本人とは何か」がわかる 日本思想史マトリックス
著者:茂木誠
出版社 : PHP研究所 (2023/9/16)
単行本(ソフトカバー) : 472ページ
学び甲斐のある思想の宝庫:日本思想史
茂木誠という作家
以前、著者の茂木誠について、このようにご紹介した。「茂木誠は予備校教師&著作家で歴史系YouTuber。番組が面白くて、もう2年近く見続けている」。これが去年2023年9月1日。ほぼ半年前だ。相変わらず茂木の番組を視聴し続けている。現在の茂木の関心ごとは縄文、神社、日本の巨石文明などであるようだ。時には街歩きも。国内の土地土地の言い伝えや各種神話との突合、土地の偉人などについて解説しながら実際に足で歩いて、時には車で現地を訪問し、その空気感を伝えようと工夫している。それが図らずとも面白いし、視聴するとなぜか身になっている実感がある。
茂木はノンフィクションライターとしては多作な作家だろう。2023年には6冊、2022年には7冊。流行作家のようにはいかないかもしれないが、どの本もベストセラーだ。
予備校講師という特性を活かした、わかりやすい平易な語り口、独自の視点(特にジオヒストリア、感染症の文明史)、多彩な、そしてちょっとばかりクセのある対談相手たち。「今自身が関心があり、世間やみなも関心が高いであろう、そして読者が自分で調べるには敷居が高いであろう」事柄をピックアップしわかりやすく解説し尽くす。
ベストセラー作家であると同時に、次世紀(2100年代)になっても、その事績や視点は語り継がれ受け継がれる一人だと思う。
と、ここまで持ち上げておきながら、私が茂木の本を読むのはまだほんの数冊だ。今自分に必要な情報が拾えればよい。茂木もそういう読み方を是とするに違いないのでは、と思っている。茂木はファンを増やしたいのではなく、「なんかヘン」を共有する仲間、できればそれぞれの場所で、それぞれの人の中で育ちゆく何かを勇気づけたい、歴史という宝で。…茂木はそう考えて執筆しているのでは、と思えて仕方ない。
「日本人の意識」がいかに形成されてきたか
タイトルにある通り、茂木の動機は「日本人意識」はいかに形成されたか、という謎に迫ることである。本書の目次をたどると、それだけで「日本人の意識」がいかに形成されてきたか、茂木の考えが少しずつ見えてこないだろうか?
上記 目次を見てわかる本書の特徴のひとつは、江戸時代(明治初期を含めて)の思想や思想家について本書の1/3ほどを費やしていることである。徳川による平和(パクス・トクガワーナ)の中で、人々は自由に思想を育んだと同時に潜在的な危機を敏感に感じ取っていた時期でもあった。その詳細(それでも入門程度ではあるのだろうが)が記載されていることは大変勉強になった。というか、現代の危機と重なるものがある。そう茂木自身が判断しているからこそ、この充実ぶりなのではないだろうか?
マトリックスの威力
思想を縦横各軸で表現される図表のどこかに位置付ける。これが思想史マトリックスである。これにより他の思想との比較が容易になる。また、その思想自体への理解も深まる。ほとんどのマトリックスで縦軸にはグローバリズム-ナショナリズム軸を採用している。このマトリックスの威力を下図で見てほしい。
確かに縄文時代は狩猟採集。個人の能力に食料調達はかかっているし、他所から技術を導入する、というよりは伝統的な技術を磨いていったに違いない。では、弥生時代は?他所からやってきた水田稲作の技術を導入し、みなで一斉に同じ作業をし、組織の力が増していった時代だろう。図8−2については、ぜひ本書で内容を確認してほしい。あるいは、「あっれ〜著者とは意見が違うなぁ」という部分も出てくるかもしれない。それもまた、一興だ。すでにご自分なりの歴史観が出来上がっている人も、確認もできる部分もあるだろうし、ご自分との違いを見出す面白さもあるかもしれない。また、ご自身の知らない思想家に出会う可能性も。
他にも図を多用しており「さすがわかりやすさを志向する予備校教師!」と唸らずにはいられない。
歴史講師だから書ける!すばらしい参考書
茂木は以下のようにいう。
ここに何か、宇山卓栄の『世界「民族」全史』と似たものを感じる。そう、ある種の『参考書』に徹している点で。
宇山の『世界「民族」全史』の感想を書いたとき、歴史書には3種類ある、と述べた。歴史を建築に例えると、(a)建築様式について書いてあるもの(=骨太の歴史観について書いてあるもの)、(b)内装や家具も入って出来上がった家として歴史を紹介しているもの、(c)建築=歴史のパーツを丁寧に記述してあるもの。ほとんどの歴史書は教科書も含めて(b)である、とも。
では、本書は?
それが、(a)(b)(c)それぞれの要素が程よく入っているのだ。詳細については後ほど述べる。
本書は茂木のねらい通りわかりやすい日本思想史の入門書となっている。通史として読むも良し(b)。パーツとして時代や人物などをピックアップして読むも良し(c)。グローバリズム-ナショナリズム軸を導入することで歴史への理解が進む威力を堪能するも良し(a)。人によってさまざまな読み方があり得る。だからこそのベストセラーなのかもしれない。
というわけで、目次以下は私のマニアックな感想である(もしかしたら、ここまでも十分マニアックなのかもしれないが)。ご興味のある方はどうぞお読みください。
本書の特色
5つの特色
以下の5つ。特に2番目が画期的だと私は思う。
思想を縦横各軸で表現される図表のどこかに位置付ける。これが思想史マトリックスである。これにより他の思想との比較が容易になる(著者によると、そもそもはノーラン・チャートにヒントを得たとのこと。米国リバタリアン党の創設者デイヴィッド・ノーランによる政治思想の概念図)。
ほとんどのマトリックスで縦軸にはグローバリズム-ナショナリズム軸を採用している。海に囲まれた島国日本。国内で完結している営みがある一方で、思想という観点で言えば国外勢力との関わりを意識した時に、日本人の思想は大きく発展せざるを得なかった、のではないだろうか?
古代から現代まで余すことなく記載された通史である。
とかくタブー視あるいは特別視されがちな天皇について、現代人にとって納得感のある説明がなされている。
耳で聴いて理解可能なやさしくわかりやすい日本語で説明されている。
時間のない現代人にとって通勤時間、通学時間を有効に使える、というのはありがたい。本書は耳で聞くだけでも、十分理解が可能な日本語で記述されているので、アマゾンのオーディブルなどを利用すれば、スキマ時間で充実した学びが身になっていくのではないだろうか。
グローバリズム-ナショナリズム軸とは
茂木はグローバリズムという言葉に下記のような様々な意味を付与している、あるいは含意させている(ように見える)。
海外からの技術・思想などを積極的に学ぶ、導入する。
海外の基準に合わせる(現代:グローバルスタンダードの導入。奈良時代:律令の制定、(古事記と)日本書紀の編纂)。
国家という垣根の解体(過剰な移民の受け入れ、国家主権と国民主権を放棄させるグローバル全体主義など)
ナショナリズムについても、下記のような多義的な言葉として使用している(ように見える)。
伝統的な生き方、在り方を志向する。
(国民)国家を守る。
日本人が培っていたり、発明した技術、財産、生命、国土などを守る。
この多義的な用語の使用によってこそ、本書のわかりやすさが形成されている。「あ〜、そういう見方もできるよね」というように。文脈や時代によって、大雑把に内向きになる、ということと、外向きになることの、意義が変わることの方が自然なのだ。
茂木がこの『グローバリズム-ナショナリズム軸』を、通史的にどの時代にも適応させて導入したことが画期的であり、ある種のオリジナリティなのだと思う。
歴史書としての本書:私なりの位置付け
上でも述べたが、歴史を建築に例えると、(a)建築様式について書いてあるもの(=骨太の歴史観について書いてあるもの)、(b)内装や家具も入って出来上がった家として歴史を紹介しているもの、(c)建築=歴史のパーツを丁寧に記述してあるものがある。ほとんどの歴史書は教科書も含めて(b)である。そして(a)の例として梅棹忠夫著『文明の生態史観』、(b)の例としてサミュエル・ハンチントン著『文明の衝突』、(c)の例として宇山卓栄著『世界「民族」全史』を挙げた。
本書は(a)(b)(c)それぞれの要素が程よく入っている。少し説明しよう。
(a)について……マトリックスという表現を常に用いながら通史を説明する。しかも縦軸にはほとんど常にグローバリズム-ナショナリズム軸を使っている。「こういう視点を常に持ちながら歴史を眺めることで見えてくるものがあるよ」とある種の普遍的なものの見方を提供しているという点で本書は建築様式=骨太の歴史観を提供していると言える。
(b)について……「日本人意識」はいかに形成されたかという謎の解明に応える思想や思想家を、茂木の歴史観に基づいてピックアップしている。つまり本書そのものが茂木の歴史観=出来上がった家を表している。
(c)について……各時代に応じて生産手段と生活様式をマトリックスに投じたり、氏族や部族、あるいは宗派、時代が現代に近づくにつれて個人をピックアップしたりしている。つまり、その時代の思想を作り出した要素、素材(考え方、思想)を抽出し、それをそのまま提供している。
どの歴史書も、ある程度(a)(b)(c)が絡み合っているのだろうが、ここまでくっきりとわかる例を寡聞にして私は知らない(そもそも歴史素人の私が歴史書をこんなふうに分類すること自体、不遜なことかもしれないのだが)。
私にとっては特に江戸時代の思想家たちは知らない人も多くいたし、その後の明治維新へとつながる思想家もいた。茂木の策略!?通りに、自分で調べること!?になっていくのかもしれない。
危機の時代に思想を学ぶ
危機の時代に思想が発展する
茂木は下記の4つの危機の時代を挙げている。
日本人は唐帝国、モンゴル帝国、幕末の帝国主義列強の危機については、敵から学び、日本国民であるという意識が醸成されていたから、危機回避可能であった。具体的には
だがアメリカ合衆国を敵に回した大東亜戦争はどうだっただろうか?もちろん敵から学んでいた。日本は国際連盟では唯一非西洋人国家でアジアの大国として理事国として参加していた(その後、脱退したのであるが)。もちろん一致団結した。「欲しがりません、勝つまでは」をスローガンに。
茂木は敗因の一つとして、極端な(現実が見えない)理想主義=朱子学的な水戸学の流れを挙げているp283。そして真珠湾攻撃は幕末の攘夷の延長であるp397-p399、と。
敗戦後の日本はGHQの3S政策によって、「肉体的な快楽(食欲、性欲、娯楽など)」と「金銭的な得」を是とする国民性へと変えられてしまった…。
日本の現状は、戦後80年近く経っても、
2024年現在、一番の危機はグローバル全体主義である。例えば国境という敷居を極端に低くし、自国の許容範囲を超えるほど大量の移民を短期間で受け入れること。WHOの掛け声とともに、その国独自の防疫対策を講じるのではなく、WHOの勧告通りの防疫(例えばワクチン接種や移動制限、言論制限など自国の主権を放棄)を行うこと。自国民を疲弊させても、企業の利益を優先させること(現在の派遣労働が多い理由はこれである)。
別に茂木は本書の中で、大々的にグローバル全体主義に警鐘を鳴らしているわけではない。ただ、本書はグローバル全体主義への処方箋も兼ねているようなのだ。「困ったら過去に学べ」と。
危機にもっとも相応しくない、従属的な指導者:岸田文雄
茂木はいう。
我々が選挙で選んだ現政権(2024年4月現在)である岸田政権が、ではどのようなものか、といえば、
ここだけ切り取ると、「うっわ〜、すごい煽り!」と思われる人もいるかもしれない。だがこれは、終盤も終盤、あと残り数ページなのだ。(逆にうんうん、その通りだよ、と思われる方は今すぐ書店へ、あるいはAmazonなど通販サイトへGO!)
つまり、普通の日本人が、この文章に違和感なく導かれるように、「日本人の思想はこうして培われてきたんですよ」「その時々で思想戦も含めた闘いがあり、さまざまな局面があったからこそ、平安文学も江戸時代の平和も明治維新も成り立ってきたんですよ」「それを知らないともったいないですよ」と、語りかける。それが本書なのである。
あるいは、どのように、このような情けない状況から脱却できるのか、そのヒントが満載されている。それが本書だといっても良い。
ま、誰がどうみてもキッシーは情けないよ。それは否めない。
では、本書のどこに、そのような説得力があるのかと言えば…マトリックスをはじめとした各種図表表現と、マトリックスの縦軸にグローバリズム-ナショナリズム軸を採用しているところにある(上述した通り)。
天皇について
ウエーバーによると支配には「伝統支配」「合法支配」「カリスマ支配」があるというp127。天皇は法律以前の存在であり、明治以前は人前に出ることはなかったp127。「唯一、天皇が持つのは悠久の昔、神話の時代から連綿と男系の血統が続いてきたという「伝統支配」の力です」p128。
そして奈良時代以降、左大臣・右大臣が政治と軍事を司り、天皇はもっぱら祭祀を行うようになったp125。記紀では祭祀王としての支配を「しらす」、豪族たちの軍事行政的支配を「うしはく」と表現したp126。
歴代天皇の大半は「祭祀王」に徹した。「天皇が神道の最高神官であり続けたことが、皇室が世界で一番長く続いている秘密なのです」p127。考古学的に確認できる十代崇神天皇から数えても2000年の歴史を持つ皇室は、今も続く世界最古の王朝だp124。
つまり世界のどこよりも早く政教分離をしているように見える。明治で揺り戻しが起きるのだが。
一方、隣国の中華皇帝たちは「伝統を破壊し」「違法であり」「カリスマ性も持たない」。その正当性を証明するための理屈が「易姓革命」であるというp129。「前の皇帝の政治が悪いからそれを正す」。「天命が降る」「民衆の声が天命である」p130。力がすべてであるありようp129。共産革命とそっくりに見える。つまり古代から進化がないように見えてしまうのだが…。ここら辺は、シナ(チャイナ)とは何か (第4巻)をじっくり読んでいこうと思う。
いくつかピックアップ
本書は読み応えがあり充実した内容なのであるが、中でも印象に残っている思想家とエピソードをピックアップしてみよう。
最古のナショナリスト
7世紀半ばの白村江の戦いは日本の存続をかけた唐との戦いであった。最初は連合軍であったが、船に乗り一緒に戦ううちに「愛国心」が芽生えていったのだろう、と茂木はいうp79。その象徴たる人物に大伴部博麻がいた。捕虜になった博麻は、唐が日本を侵略する情報をキャッチすると、自身を奴隷商人に売り、他の捕虜4人の旅費を捻出し、帰国させた。そうやって情報を本国に知らせたのだ。自身は30年後に帰国。彼の愛国心に感激した持統天皇は、子孫3代に渡って免税としたという。戦前は学校でも教えられ有名な話だったとのこと。まったく知らなかった。ルバング島から出てきた小野田少尉を思い起こさせた。もちろん小野田少尉も過酷だっただろうが、奴隷に身をやつし帰国までには相当な苦労があっただろう。胸に迫るものがある。この話を学校で教わるだけで、その後の子どもたちの生き方が変わるのではないだろうか?
会沢正志斎
彼の話は、憲法に関する記事で少し書いたことがある。それは茂木が歴史を解説するYouTube番組を見たからだった。内容は重複するので、割愛する。要は「日本には立派な神武以来の歴史があるので、世界万国の苦難を救い、西夷の邪教を無力化し、日本国民は永遠に外国の欺瞞を受けないようにする」と。彼は国内にいながらロシア皇帝ピョートルが造船技術を学ぶためにオランダで職人に身をやつした、ということまで知っていた。水戸にいながら世界情勢を正確に把握していたし、どうすれば良いかという方策まで立てていた。江戸期にはこういう人物がたくさんいたのだ。
一方で、一途な危うさを感じてしまうのは私だけだろうか?茂木はこれは憲法の前文にしたい名文だという。私は憲法の前文であるなら、もう少し、ふんわりした、グローバリズム-ナショナリズムという二元論に集約させない可能性もありうるのでは、と夢見ているのだが。(喫緊の課題はグローバリズムであることは十分承知の上である)。
西田幾多郎と『近代の超克』
私は、西田哲学も京都学派も知らないので、これから学んでいきたい気持ちになった。茂木によると、西田は禅を体得し「仏教的な宇宙観を西洋哲学の用語で説明した『善の研究』」を著し、日本の哲学界をリードした。そして「米英グローバリズムとの対決に転じた「大東亜共栄圏」と共鳴し…1942年には…座談会『近代の超克』が掲載された」。だが、戦後はそういう面々は公職追放され公の場に戻ってくることはなかった、と。
私の歯が立つかどうかはわからないが、トライはしてみたい。
終わりに
もしかしたら、今まで日本人はあまりに専門家に何もかもをゆだね、お殿さま(あるいはお姫さま)気分で「よきに計らえ」をしすぎていたのかもしれない。
首相の支持率が16%でも、まだ自民党は政権与党に居続けられている。多分、次の総選挙でも。野党にも入れたくなさすぎる。いつまでたっても投票率すら上がらない。
お医者様をはじめ専門家に任せていればいい、と思っていたけれど、コロナワクチンの被害では、この体たらく。
少子化対策も、一体何をやっていたんだろう?
農業は?食の安全保証は?エネルギー資源は?防衛は?国防は?
少しずつでも自分の頭で考えて、何かを進めていく必要がある。
本書はそのためのヒントになる。求める人にとって大きなヒント。そして理解がやさしいヒント。「日本人とは何か」という問いは「自分は何者か」という問いに似ている。自分自身として。そして日本人として。自分の考えを一歩進めたいとき。「あれ?」と思った時に手元に置いておきたいヒント集なのである。
引用内、引用外に関わらず、太字、並字の区別は、本稿作者がつけました。
文中数字については、引用内、引用外に関わらず、漢数字、ローマ数字は、その時々で読みやすいと判断した方を本稿作者の判断で使用しています。
おまけ:さらに見識を広げたり知識を深めたい方のために
ちょっと検索して気持ちに引っかかったものを載せてみます。
私もまだ読んでいない本もありますが、もしお役に立つようであればご参考までに。
日本思想史マトリックスの各バージョン
茂木の本の読書感想:
グローバリズムとは何か、に関する本
グローバリズムが仕掛ける情報戦についての本
もっとたくさんの本があるだろうが、とりあえず下記が気になっている。
超限戦。ハラノタイムスが紹介していたソビエト亡命者の本。
パックス・トクガワーナ
2016年の展覧会ですが。
会沢正志斎
日本の名著 シリーズ
図書館に必ずあるのでは、とのこと。本書に出てくる思想家についての本がたくさんあるらしい。
現人神の創作者たち
「江戸期に形成され、尊王討幕運動につながったナショナリズムの形成について」下記書籍から学ぶことができるらしい。
noteからお祝いしていただきました。よかったら読んでみてください。