ちょこぱん
日記的なエッセイですよ。まんがもたまにあり。
その他イラストいろいろです
日常にあるちいさな感動。 ちょっと不思議なSF。 2008年前後に、一日一作品の習作として書かれた、小説日記。 かんほくとのショートショート
生きてくときに気づいたことメモ
2017年度→2021年度 ホーリーバジル(トゥルシー)生育記録
昨日の話のつづきから。 岩木山神社は素晴らしかったが、山頂付近に雲が立ちこめており、はじめて訪れた昨年の印象とはまた異なるものだった。 昨年はいい天気で山頂もよく見えた。 そのときは母と一緒に来たのだが、山頂が見えることで、それがちょうど鳥居から本殿に至る参道の全くのど真ん中にくることが非常に印象深く、岩木「山」神社たる所以であると腑に落ちたものだった。 すぐ悲観的になるのが私の悪いクセであり、また今回も落ちこんでしまった。 あのときは感動したのに、今はそうでもない
日々暮らしているうち、何かやり残していることがあるように思えて、それらをクリアにすべく今回の旅は設定された。 社員ならばひんしゅくをかうところであったかもしれない。 仕事に関して今年の夏は8月11日から8月18日まで、なんと8連休をむしりとったのである。 一人旅というものを、先に挙げたような「クリアすべきもの」と意識した最初は、一昨年だったか伊勢神宮旅行を一泊二日で敢行したことだったと思う。 あれはとても良かった。意思を持って、生涯一度は行ってみたい、今行かないでいつ
実家に帰省する。 秋田に行くのだ。 こどもたちはあとで合流するので、実質前半一人旅(今週平日の仕事は有給休暇含め全てお休み)。 新幹線で夜には秋田に着き、乗り換えて家へと向かう。一泊した後車を借りて翌日は弘前までドライブだ。 楽しみで仕方ない。 記録を残せたらと思います。
お久しぶりです。 ちかごろはダブルワークを模索したり、娘の短期留学の準備をしたり、PTA役員の仕事をしたり、なんだかんだ多忙の日々です。 今日は久々の平日休み。 noteさんから記事を書け~のアラームがあり、日記がてら残しておこうかと思った次第です。 写真にあるとおり、梅コンポート。 ツイッターで梅ダージリンレシピが流れてきまして、早速トライしたのです。農協直売所で完熟梅が半額だった&廉価すぎてイマイチだった大量の紅茶という奇跡の組み合わせで、サクッと作ってみました。 今井
俺はいつものようにそこで歌う。 ノートに書きなぐった詩。 体の一部になったようなギター。 たいていのひとは通り過ぎる。 俺はそこらの石と変わりないかのように。 もしくはそれ以下の、害虫でも見たかのように侮蔑の視線を投げかけて。 俺は歌う。それらすべてが俺のパワーだ。 俺はかき鳴らす。自分の居場所を確認するために。 何かを残して死にたい。 何かのために生きたい。 俺はぶきっちょだから、こんな方法しか思いつかないし、がなるしかない。 才能なんてないのだろう。 夢だって
「だって、8番なんてイヤだわ」 「そんなこと言ってまた」 「どうなさいましたか」 「すいません、この子少しおかしいんです。あの、ご迷惑とは思いますが、お願いできますか」 「わたしがおかしいんじゃないわ、みんながおかしいのよ。数字を馬鹿にすると痛い目にあうわよ」 「わかった、わかったわ。すいません、もしできるのなら、クラークの荷物の番号をかえていただけませんか」 「かまいませんよ。9番でよろしいですか」 僕のお客さんの話だ。 美容室は3年ぶりという娘さんと初老の女性。 渋々
「それって金魚鉢じゃないわ」 「そうさ」 見覚えがある。 このガラス瓶はインスタントコーヒーが入っていた瓶だ。 十五センチほどの高さの四角柱で、ラベルはきれいに剥がされていた。 その中を金魚が2匹泳いでいる。 「買ったの」 「隣の中学校からもらったんだ」 祭りの後は、金魚すくいで捕った金魚をもてあまして、皆中学校のプールに捨てていくのだという。 中学校側でもそれに見合った水槽があるわけでもない。 面倒を見切れないので、結局金魚をすべて破棄することになる。 散歩し
「ねえ次はいつ会える」 「一週間後の夜なら大丈夫かな」 「かな、って何」 「今のところは、ということよ」 「予定が変わってしまったらどうするのさ」 「それでさよならって事よね」 ぼくは彼女の電話番号を知らない。 住所も知らない。 そして、名前すら知らない。 初めて会ったその夜から、次に会う約束だけをして、こうして逢瀬を重ねている。 「きみだれなの」 「だれでもないのよ。あ、このCDかしたげる」 「何」 「アンプラグド。ボーカルが自殺してから出たCD。 私このバンドが出し
ぼくは石が好きだ。大好きだ。 アンバー、アゲート、アベンチュリン。 クンツァイト、ロードナイト、カーネリアン。 さまざまな石を見ていると、時を忘れる。 なぜこんなに好きなのかわからないけれど、昔からそうだった。 どちらかというと人間と触れ合うよりも、そこらの砂利からぼくだけの石を探しているほうがずっと幸せだった。 先月ぼくのアパートの近くに大きなショッピングモールができた。 その一角に、ぼくの大好きな天然石の店がある。 女の子が好きそうなアクセサリーとしての石を中心に、さ
「やっぱり夏はそうめんよね」 「おいしーい。パパがつくるとどうしておいしいのかな」 「ははは。パパも家事を始めてから3年経つからね。凝り性な分、ママには負けないさ」 「あら、パパは働いていないんだから、それ位してもらわなくちゃね」 「おいおいおまえ、そんな言い方はないだろう」 「…ねえ、どうしたらあなたのその状況が変わるのかしら」 「おれだってね、好きでこうしているわけではないんだよ」 「私が幼稚園で働いているからいいものの、もしそうでなかったら今頃飢え死によ」 「ママどうし
コーヒーメーカーにフィルターをセットして、お気に入りのオリジナルブレンドをサクサクと入れる。 コポ、ポ、パフ、コプ 間の抜けた音は日曜の朝にふさわしい。 近所のベーカリーで買ったライ麦入りのパンを2枚、トースターで焼く。 クリームチーズをタップリ塗って、サニーレタスをのせる。 紫玉ねぎと真っ赤なトマトは輪切りにし、さらにパンにはさんでいく。 最後はざくっと包丁で、思いきりど真ん中を切るのだ。 部屋中がコーヒーの香りで包まれたころ、サンドイッチは完成する。 褐色の美しい
最初に佐々木先生のことを知ったのは、かれこれ二年以上前、NHKの『100分で名著』という番組からだったかと思います。 その後コロナにより花園大学の遠隔仏教講義がyoutubeにて開始。以来とばしとばしではあるけれども、私なりのペースで佐々木先生の動画を拝聴させていただいてます。 元来怠惰な自分であるから、興味が無いとみないときなどもあり・・・ただ、先日の内容が私にとって重要だったので備忘録としてこちらの記事に残しておこうと思った次第です。 2020年から始まったシリーズ
プロフィールからの雑談 その1 ホーリーバジル(トゥルシー)生育記録 マガジン https://note.com/chocopan/m/mcc1e9f9390c7