名札をつける・・とは。
「え?みんなのおうちのぬいぐるみには、名札ついてないの?」
という名言をかまして、ママ友たちにドンビキされた過去をもつ女がワタシです(笑)
ある日のこと。実家のハハから
「片づけていたら、あなたのぬいぐるみが出 てきたわよ!持ってく?」とLINEがきた。
ん?ぬいぐるみ?そ んなのあったっけ?
嫁いでからすでに25年も過ぎているワタシにとって、実家のぬいぐるみとは、つまり子供時代に持っていたぬいぐるみ、ということになる。
いくつか心当たりはあったが、どの子だろ?と思っていると、続いて写メが送られてきた。
送られてきた写真には、くまのプーさんと、ドナルドダックが仲良く映っていた。
それを見ていて、いきなり思い出した!!
我が家の(というか、ハハの)不思議な習慣を!!!
それは・・・
家にいるぬいぐるみすべてに、なぜか名札をつける、ということ。
それも、ちゃんと幼稚園児がつけるような可愛い名札ではなく、
白いハギレみたいな布に、油性マジックで名前を書いて(しかも達筆)、
それをぬいぐるみの胸元に安全ピンで留めるという・・なんとも昭和なやり方で。(ノ_-。)
ムスメたちが幼稚園の時代には、不審者対策で名札も裏返して登園、とかいうことになったけど、昔はガンガン名乗りまくって外を歩いていたものだ。
しかし、なぜ、ずっと家にいるぬいぐるみに、名札をつけなくちゃならんのか・・。
家族の間では周知されているはずのぬいぐるみの名前を、わざわざ名札をつけることの意味とは・・(´Д`;)
しかし、「だってうちのコだもの」というハハのあまりに自信に満ちたその行動に、当時の幼いワタシは疑問を持つことがなかったのだろう。
いや、お友達のおうちに行って、ぬいぐるみを見たときに、「なんでこのコには名札がないんだろう・・」なんてことを心の奥底で疑問に思いつつ、それを決して口に出さなかった空気の読めるコドモだったのだな、ワタシ(笑)
ちなみに、名札、ということで、ご丁寧に必ず名字がついている。
そう田中とか高橋とか、そういうやつ。
その点は、ミョーに本家本元の名札に敬意を払っている感があって笑える。(*´ω`)
そして、今回送られてきた写真の中のドナルドとプーには・・
当然のことながら、名字つきの名札がつけられていた。
このコたちはワタシが結婚するチョイ前に我が家に来たので、名札をつけられたのかどうか、定かじゃないままに嫁いだワタシ。
そんなわけで、結婚したあとに、残されたぬいぐるみにハハが家の掟にのっとって(笑)名札をつけたと思われる。
それは年月を経て、かなり劣化はしていたが、しっかと読み取れた。
まず、プーさんには・・
「○○ ぷう」。(○○は名字)
いや、こ、こ、これは・・(;´∀`)
平仮名まではまだ許そう。
でもせめて、「ぷー」にしてほしかったぷう。
しかし、こんなのはメじゃなかった。
次のドナルドの名札を見た私は、その瞬間その場に崩れ落ちることになる。
それは・・ズバリ・・
「○○ ガア」。
ガアって・・・・°・(ノД`)・°・
「これ、ドナルドじゃん!」と反論したワタシの言葉は
「ちょっとド忘れちゃったから、ガアにしといた」
というやっつけ仕事のハハの言葉に飲まれて消えていきました・・。
ハハ、無敵。(´-ω-`)
なんとなく毎日読むのが楽しみだなと思っていただける文章を書き続けたいです。チョコ先生は腎臓と膀胱にステントを通しており、てんかん発作もあり、さらに胆嚢液体膿腫で胆のうを摘出し、いろいろとオペしてる身の上ゆえ、いろいろともろもろと服薬や治療食などにお力添えをいただけると嬉しいです!