過敏性腸症候群になった日【経験談】
今回は私の昔話です。
子ども頃、私はいわゆる「デブ」でした。
幼稚園のころには、デブと友達からは揶揄され、私の自己肯定感はズタボロでした。
自分でも運動も勉強もできない「太ったのび太」=のぶ太くんと思ってました。
今思うと、太っているという時点で、
腸には間違いなく負担がかかっているわけで、子供ながらに便秘になったり、スッキリ出ることも少なかったです。オナラはしょっちゅう出てました。ザ・ドリフターズのオナラネタに爆笑しつつ、負けずにぶっ放してました(爆
また、虫歯で歯医者に行くときは、待合室で待っているときに不安や恐怖でお腹は痛くなるけど、出ないみたいなこともありました。
当時はまだ、腸の重要性や食物繊維が認知されていない時代でしたから、親に相談しても、ビ〇フェルミンを飲めば良くなると言われ飲みました。
◆コントロールできない便意
決定的なことは、忘れもしない小学5年の時、1時間目や2時間目くらいにお腹が痛くなり我慢できなくなってトイレに行きます。下痢を出してしまえば、いたって元気、何の異常もありません。
そんなことがたびたびありました。自分でも原因不明。
先生からも「こいつはトイレでサボってるんじゃないか?(または、タバコでも吸ってるんでは?)」的な疑いの目で見られることもありました。時は昭和63年、学校でも厳しいとして有名な先生が担任でした。
クラスメイトに保健室で連れていかれることもありました。
保健室の先生に相談しても、過敏性腸症候群なんて言葉はまだまだ知られていない時代。
保健室の先生からは、体温を測って、「今朝や昨晩に食べたものは?」的な質問をされ、食中毒を疑われる程度でした。保健室に行った以上、次の休み時間までベットで休みなさいとなり、やむなく横になることもありました。
◆トイレのために早めに登校
小学生のころは、まだ便意を催す時間が流動的だったのが、中学生になると、朝起きて学校へ向かっている途中や、1時間目が始まる前くらいに腹痛に襲われるようになり、時間が固定化してきました。
こうなるとお腹が痛くなる前に学校に着いて、学校でトイレをしようということで、8時前に学校に到着、朝練組を除きクラスでは1~2番目に教室に登校する人になりました。
それでも授業が始まる前までに便意が来ない日もあり、遅れて朝礼中や授業中に訪れることもたびたび、授業中にトイレにいくのは、できるだけ避けることなので、次の休憩時間まで我慢するのが当たり前。
授業に集中できるわけでなく、ただただ時間が過ぎていくよう時計とにらめっこしていたのを記憶しています。
ちなみに、太っていた体型は、成長期に入って身長が伸びたおかげで、スッキリしました。デブの面影はなくなりましたが、ますます過敏性腸症候群の症状はエスカレートしました。
◆今なら原因が分かる
毎日の過敏性腸症候群、当時は因果関係がまったくわかりませんでしたが、今となっては思い当たることが多々あります。
育ち盛りの成長期、そりゃ、いっぱい食べます。お菓子も大好きでした。
日々の三食のメニューは親の好みが現れます。幼少の太っていたころから通算すると相当食べてます。
たとえば、
・インスタントラーメン
・揚げ物(古い油)
・魚より肉
・スナック菓子
・チョコレート菓子
・牛乳やジュース
・パン・うどん
・抗生物質(風邪・虫歯)
・野菜不足
・運動不足
・水不足
それぞれの詳細はこれから触れますが、パっと思い出すだけでも、毎日毎日食べていたら、過敏性腸症候群が改善するわけもありません。
やはり、人間の身体は、日々食べているもの・飲んでいるもので作られています。あなたが毎日、口にしているもの、あなたの好物が何か、意識を向けてみてください。
本日もご覧いただきありがとうございました。
2022.4.21 がすぴー@腸活セラピスト