2021年9月の記事一覧
マルジェラが語る“マルタン・マルジェラ“
マルタンマルジェラの肉声が聞けると言う意味では貴重な映画であった。ただ、内容はと言うとさほど良くはなかった。マルタンマルジェラはすごい、と言う事ばかり言っていた。マルタンマルジェラの歴史をざっくりと抑えるには良いが、それもさほど詳細ではない。ファッションの歴史において、マルタンマルジェラがどのような位置を占めていて、どのような影響与えたか、その価値はどのようなところにあるのか、オリジナリティーはど
もっとみるザ・マスター
すばらしい。
人は自らの信念のために戦わなくてはいけない。人生は戦いなのだ。どんなに戦っても本当の自由を手に入れることはできない。それでもあがき続けるのだ。その中で魂のつながりを見出すこともあるだろう。たとえそれが一時的なものだとしても。だから、自分の生き方を信じるのだ。そんな映画だと感じた。やっぱりフィリップ・シーモア・ホフマンはいいなあ。
フィールド・オブ・ドリームス
非常に有名な作品だ。昔見たことがあるかもしれないが、全く覚えていない。
ケヴィン・コスナーが主演で、レイ・リオッタも出ている。レイ・リオッタが素晴らしい。
主人公はなにものかの声に従って、とうもろこし畑をつぶして、野球場を作る。
そこに、過去の有名な野球選手たちが現れる。
野球は、時間を超えて語り継がれる偉大なるスポーツだ。そんなテーマがある。
ただ、本作ではいろいろと気になるところがあった
寺田克也個展 「monster head girl」
寺田克也の個展に行った。
絵のうまさに関してはいうまでもない。
今回は、キャンバスにマジックとアクリル絵の具で描いていた。
ラフに描いたようで、絶妙なバランス感覚。
表面的ではなく、構造まで把握して描いているのがよくわかる。さすがラクガキングだな。本人は「kingじゃなくてラクガキing」だって話していたけれど、やっぱりkingだな、と感じた。