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着物で沖縄のバナナの織物に見入る、七夕
バナナの織物といってもバナナ柄では、ない。
バナナの仲間である糸芭蕉の繊維から織りだした布のこと。
芭蕉布という、その布はさらさらと軽く、風通しがいい。
沖縄に、夏に、ぴったりの布。
この布の復興に努めて、人間国宝となったのが平良敏子さん。
その布を見に行った。
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![](https://assets.st-note.com/img/1657189443587-6iy3DAOE8i.jpg)
美しい織物と着物を見に、着物で行きたい。
(高価な芭蕉布はないけれど)
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縞の着物に無地の帯。
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夫からもらった帯留と黄色い帯締めで、七夕を意識して。
![](https://assets.st-note.com/img/1657190157930-kUQMF0mpbb.jpg)
がんばって着たけれど、
暑いし、蒸すし、あ、汗が・・・。
日傘をさすと、何とかしのげる・・・か?
東京・虎ノ門の大倉集古館での展覧会「芭蕉布-人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事-」(7月31日まで)へ。
着物で行ったら、入場も200円引き!
(一般 1300円が1100円に)
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芭蕉布とは。
3年間かけて育てた糸芭蕉を収穫し、皮をはぎ、繊維をとっていく。
それを細かくして糸にし、つなげる。
染める植物も育てて、糸を染める。
柄を考えて、計算して、織っていく。
途方もない手間と、時間がかかる。
一時途絶えそうだったその布を、平良敏子さんが復興させた。
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復興しただけではなく、新しい色と織と文様を考え、後進を指導し、
101歳になった今も、糸を紡いでいる。
織られた布を、誰かがまとっている。
ひとりの人が、途絶えかけた織の文化をすくいあげて、広げて。
つなげてくれて。
私は芭蕉布をまとうことはできないかもしれないけれど、その美しい布があることが、うれしい。
つなげてくれた。
七夕の、天の川のように。
昔の織りを今に。
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暑いけれど、なんとかがんばって着物で行ってきました。
極力、ひもも伊達締めも使わない、あっさりした着付けで。
見終わってから、スタバで休憩。
ふ~~~。
![](https://assets.st-note.com/img/1657192855210-dDvtB4ldEj.jpg)
スタンドビアという誘惑的なお店も見かけたけれど、飲むともう動きたくなくなっちゃいそうで。
今度、行きたい。
あなたも素敵な七夕を☆
![](https://assets.st-note.com/img/1657193019889-CraYBrelpo.png?width=1200)
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