ラブソングを聞きながら恋愛小説を読むのが好き💗
人の恋の相談によくのっていた時期があった。
なぜ私に?と思うのだけど、とにかく聞いてほしかったのだろう。
アドバイスというほどのアドバイスではないけれど、なんとか助言らしきものができたのは恋愛小説を読んでいたからなのか・・・どうかはわからないけれど。
恋愛小説が好き。
恋愛下手な自覚がある。だからかもしれない。
人は自分にないものを求めるから。自分にあるものも求めるけど。
だいたい小説には恋愛要素が入ることが多いので、恋愛小説というと幅が広い。淡い恋のジュニア小説から、古典まで。
『源氏物語』だって恋愛小説だもの。
重い恋愛小説も(お話だから)いいけれど、ふっと心が軽くなる短編小説も好き。
『阪急電車』(有川浩)は、何組かの恋愛模様が電車の中で重なり合う。
軽い話だけではない。
浮気して裏切った元婚約者の結婚式に白いドレスで出席する・・・という女性も登場するけれど、ドロドロではない。
乗り越えて、朗らかに次のステップに進んでいく。
いい恋、笑える恋、過ぎた恋、ぎこちない恋。
ピシッとひと言申す高齢女性が、またいい味を出してる。
私が好きだったのは、図書館で何度かすれ違っていた本好きのふたり。男性は意識するがゆえに避けようとするが、女性はあっけらかんときっかけをつかんで、話しかける。
「まんまと」引っかかって、あとを追いかけ、飲みに誘う。
恋が始まる瞬間を、同じ電車に乗り合わせた何人かが目撃する。
その何人かのエピソードが各駅ごとに展開される。
阪急電車の宝塚駅から西宮北口駅まで。
そしてまた折り返して、宝塚駅まで。
駅ひとつ進むごとに登場人物が変わり、時が進み、またその登場人物のできごとが描かれる。
今回読み直して、じわっと涙が出てきた。
いいなあって。
大事にされている実感を持てる女子高生。
相手は「絹」の字も読めないアホな社会人だけどな。
でも優しい。
そんな、大事にされている、何かを大事にする、大事なものを見つける、そんな話が宝物のように詰まっていて。
胸がいっぱいになった。
甘い気持ちで、そのままで、いたい。
そんな時に、聞きたい。
charaの『やさしい気持ち』は、私の中に糖蜜をたらしてくれる。
昔のカラオケの持ち歌で、思い入れいっぱいで歌っていた。
いいなあって。
今ならまた違う気持ちで、歌えそう。
繰り返されるフレーズ。
何でもないけど言葉だけど、今、響く。
甘いんだけど、来るまでに何かあって、ここまで来たんだろうなって思う。
あっていい。
いろいろあって、それからあなたと手をつなぐ。
これは企画参加記事です。
書いていて、甘い気持ちになりました💕
ともきちさんとMiwaちゃんの企画『音楽×読書コンテスト』。
募集期間も長かったのですが、自分の企画にかまけていたら、けっこうギリギリになってしまいました💦
今月いっぱいですよ。まだ間に合います!
いつも心優しいともきちさん、明るくてエネルギーと愛のあふれているMiwaちゃんの共同企画です。
グランプリや記事紹介もしてもらえるそうです。
ぜひ楽しんで、書いてみてくださいね。
ともきちさん、Miwaちゃん、ありがとうございました✨✨
サポートいただけたら、よりおもしろい記事を書いていきますね💖 私からサポートしたいところにも届けていきます☘️ものすごくエネルギーになります✨よろしくお願いします。