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京菓子資料館へ行ってきました


この冬一番の寒波が訪れ、冷たい風が身にしみる日が続いています。そんな中、 京菓子資料館 に行ってきました。京都烏丸の 俵屋吉富 さんに併設されたこの施設では、京菓子を「見る」「食べる」「感じる」ことができます。



立派な門構えに期待で胸がふくらみます


門をくぐると、美しく整えられた庭が広がり、静かな空気に包まれます。まずは2階へ上がり、 「和菓子のあゆみ」 を見学。奈良時代の 唐菓子、鎌倉時代に禅とともに伝わった 点心、江戸時代の 南蛮菓子 など、時代とともに進化した和菓子の歴史がわかりやすく展示されています。繊細な細工が施された 糖芸菓子 も圧巻で、思わず見入ってしまいました。


1階に戻り、呈茶席(ていちゃせき)へ。この「呈茶席」というのはお茶のもてなしを気軽に楽しめる場所。椅子のお席でお抹茶やお菓子を味わいながら日本の伝統文化に触れることができるところなのです。


椅子が並んだお席


私は「雪中梅」、友人は 「雪餅」のお菓子を選ばせて頂いて、丁寧に点てられたお抹茶とともに味わいました。


雪中梅


節分が近いこともあり、床の間には鬼の香合 や 柊 が飾られ、立礼卓には銘:富士のお茶碗。そして釜の鐶付には 茄子 のモチーフが。「一富士」と「三茄子」です。立春を迎えるこの時期、新しい年の始まりを感じさせる風情が漂っていました。


寒い日でしたが、京菓子の歴史とお抹茶の温かさに心がほぐれるひとときでした。 予約不要 なので、近くへ行かれる際はぜひ立ち寄ってみてくださいね。

*京菓子資料館
https://kyogashi.co.jp/shiryoukan/


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光森ちづこ@茶道家/仏語翻訳家
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