ちょっとの待ち時間が待てない
お母さんがしっかりと子供の困りに介入して頑張られているご家庭。
そのお母さんとのコンサルティングの時のこと。
晩御飯を食べ始めるタイミングがわからなくて、
勝手に食べ始めてしまうASDのお子さん。
紆余曲折を経て、今ではみんなでいただきますをするまで待つことはわかってきた。
最近では、全員が自分のおかずやご飯を入れて持ち寄り、いただきます、という流れにされているとのこと。
ただ、そのお子さんの準備は早く済むものの、弟さんの準備に時間がかかるがために、
座って待つ→待ち切れずにどこかにいってしまう
となるんです、と。
さすがコンサルティングを継続されているお母さん、待つアイテムを考えられました。
大好きなコロコロコミックスを読んで待ったらいいやん、とすることにしたそうです。
ただ、コロコロコミックスがすぐ手元になく、探しにいっては戻ってこない、などもあり、困っているとのこと。
そこでアドバイスを。
①弟の準備は年齢相応か、兄と同じことを求めてしまっていないか?(大人がお手伝いをして時間短縮してあげる、部分的の準備でも良いのかも)
②待つアイテムはコロコロコミックスが適当か?
→読み始めてやめられなくなる可能性も
→普段から読みたいものなので、どこにあるかわからない可能性も
⇨その時専用で、すぐ遊べてすぐ止められるアイテムがベター
オイルタイマーのようなものがあります、好きです、ということを言っておられたので、早速そういう適したアイテムを食卓近くにセッティングしていただくことにしました。
そういう支援をして、待つことを定着させてあげてください。
よく待てたねと認めてあげてください。
その時待てる方法を考えて支援しているうちに、きちんと待てるようになっていきますから。
大丈夫です。
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