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noteフェス2021~セッション感想まとめ

この記事ではnoteフェス2021のメインコンテンツであるセッションについてchitoseArkの私的感想を簡素にまとめてお送りします。

2021.10/15 暮らしをデザインする(谷尻誠さん × 田中元子さん)

最初に言っときます。お二方とも暮らしをデザインするような話はそんなにしていたように思えません(笑)。このセッションは建築家の谷尻誠さんと街づくりを手掛ける田中元子さんという社長コンビが、各々の仕事に対する取り組み方についてこれでもかこれでもかこれでもかこれでもかと熱く語り倒す50分…だったように思います。

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お二方は共に社長業で、しかもお互いに顔見知り。そして主張している内容がほぼ同じ(笑)。なのでお二方の言ってることを無理やりひとつにまとめちゃうと…。

リスクがあろうが何だろうが面白そうならやる!反対意見が出るほどやるべき!混ぜるな危険?どんどん混ぜて新しいこと生み出すから面白いんだよ!考えるから面白いんだ仕事は!つまらないと思う仕事はしない!失敗?んなもんはない!やったことのプロセスが残るだけ!アイデアも理想も言うだけなら価値はなし!未来に怯えるな!とにかくやりたいと思ったことをやれ!
(以上、すべてchitoseArkの意訳であることをお断りしておきます)

お二方のお話を適当に混ぜてますが、ほぼ同じこと言ってるように思えるのでいいですよね?(誰に聞いてる?)

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私はこういうの聞くと、昨今話題になった「品川駅通路サイネージ論争」を思い出してしまうんですよ。後世これを読む皆様のために説明しておくと、品川駅通路の長々と続くサイネージ群に一斉に表示された「今日の仕事は、楽しみですか」というメッセージに対して賛否両論が巻き起こり、ネット界隈が炎上した出来事です(興味ある方は各自検索してください)。まぁ何が言いたいのかというと、仕事への取り組みという個人差が激しい概念に対して、「我を張り通して自分のやりたいことを押し通すことが是」であるかのような言説を声高に主張するのはどうなのかな、ということです。

加えて言っちゃうと(文字数多くなっちゃうなぁ)、仕事というのはクライアントなり上司なりとの「約束事」であって、問うべきはそれがちゃんと果たせたか否かだと思っています。そこに「楽しさ」を第一義として求めるのは何か違うんじゃないのと。そりゃやってて面白い仕事があるのは否定しませんよ?でも仕事が対価を求めるものである限り、一番大切にしなくてはならないのは顧客満足度であると私は思うのですがどうなのでしょうか。まぁそこらへんは私的意見なのでこの辺で。

なんだかあまり同調できる感想でなくてすみません…。

あ、ただ田中元子さんがやっている「ジャパンベンチプロジェクト」や、谷尻さんがやっている「絶景不動産」はとてもリスペクトしていますよ!

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前者は都心をより優しい街にすることに、後者は地方の再開発・再発見に繋がると思っています。

その他にも、町中でコーヒーなどを振る舞うための「パーソナル屋台」(田中元子さん)とか作っていますし、

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「身体の細胞の原料は食事。働く人の細胞をデザインする」というコンセプトで作った「社食堂」(谷尻さん)とか作っています。

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そういう意味では、お二方とも間違いなく「暮らしをデザインするお仕事」をなさっていると思っているので、そこは強調してお伝えしておきます!

谷尻誠さん関連の本:

田中元子さん著作:


2021.10/16 夢を叶えるための文章表現(山邊鈴さん)

2日目のトップバッターは、アメリカのウェルズリー大学に通う女子大生、山邊鈴さんです。

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15歳の頃「国際協力シンポジウム」の有り様に絶望して「お願いです、私に世界を変えさせてください。」と祈りを捧げた少女は、高校3年生のとき我が国に横たわる分断について書いたnote「この割れ切った世界の片隅で」で多くの読者を集めました。このとき彼女は、翼を手に入れる第一歩を確かに踏み出したのでしょう。

我が国の地方格差を憂い、世界の諸問題を嘆いた彼女は「言語化」と彼女が呼ぶ武器を最大限に磨きつつ、「それだけでは勝負できない、もっと知識を深め自分を鍛えたい」との思いからアメリカに渡りました。「自分は絶対に困っている人のために働かなくてはならない」と言い切ってはばからない彼女の将来の夢は政治家になることだそうです。

政治家に!なってください!ぜひ!できれば我が国で!!
noteから生まれた政治家、実現したらnoteもさぞ鼻が高いことでしょう。

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さて、このセッションは2つの大きな軸で成り立っています。

ひとつはここまで記した通り彼女の生き様です。自身のやりたいことを言語化した、膨大な量の「自己分析ノート」。自分は死ぬまでに何をやりたいのか、将来どんな人間像になりたいのか。書いて書いて書きまくり、出来ることは片っ端から実行してみせたその人生の在り方は、倍以上も年上の私から見ても、ただただ尊敬、ただただ感動しかありません。

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もうひとつはまさにその「言語化」ということです。彼女いわく言語化とは

① 頭の中でこんがらがっているものを
② 言葉にして整理して
③ 次へのステップに役立てること

ということで、これが曖昧だったりこんがらがったままだと問題を解きほぐせない。大きな夢もモヤモヤしたままだし、自分と価値観の違う相手を説得することもできやしない。だから彼女はこだわるのです。相手に届く言葉を紡ぐために。読者像を正しく想定できているだろうか?どの範囲まで届かせたいのか。あんな境遇で生きている人、こんな世界で暮らしている人のことは想定できているのかな?考えて考えて考え抜いて、丁寧にじっくり言葉を紡いでいく。

これは、すべての文章を書く人たちに伝えたい「言語化」の教科書です。

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私の話はここまでといたします。彼女の話は直接アーカイブにてご視聴ください。また「この割れ切った世界の片隅で」も合わせてご覧になることお勧めします。「全米が泣いた」って言うけれど、彼女がいるのはちょうどアメリカ。いっそみんなで泣いたらええと、私は本気でそう思います。


2021.10/16 スキを伝える音声の可能性(松島功さん × りょかちさん)

はーい今週もやってまいりました、本日は10月16日土曜日!サタデーナイトですが皆様いかがお過ごしでしょうか!ということで、さっそくおたよりを読んでまいりまショウッ!東京のラジオネーム「鳴海淳義」さんからのおたよりいただきました…。ハイ、ということでリクエスト。今日最初にお送りする曲は○○○○のアルバム「□□□□」より…♪

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…というラジオ番組が始まってしまいそうなこのテンション。さきほどまでのシリアスな空気から一変したこのセッションではPodcast(ポッドキャスト)の可能性を探る50分生放送!お送りするのはポッドキャスト「ドングリFM」主宰のモデレーター鳴海淳義さんと、そのポドキャス仲間であるライターのりょかちさん、そしてちょっぴり口数少ないarne代表の松島功さん。この番組は「だれもが創作をはじめ、続けられるようにする」note株式会社の提供でお届けしますっ!うー、このノリから抜け出せない…(笑)。

ポッドキャストって何?という私みたいな人には下記ページが詳しいです。

いまアメリカではこれで億とか稼ぐプレイヤーが出ているんですって。どうやって儲けているのかっていうと広告とかイベントとか。直接好きなキャスターに投げ銭できちゃったりもするんだそうです。

今回出演されたりょかちさんは5年くらいライターやってたんですが、書き物はやはり気が張ったコミュニケーションということで、もちょっと気軽に人とつながりたいと思い「聴くメディアもやってみようかな」との思いからポッドキャストに手を出し始めたようです。おかげで書く前のこととかもネタにでき、相乗効果も出ている模様。顔出さなくていいし、部屋映さなくていいし、女性ならすっぴんでも配信できちゃう気軽なメディア。気軽なのは聴き手も同じ。昔はiPodとかで何かと大変だったらしいのですが、いまはスマホでいつでも聴けちゃうので、何かしながらのながら聴きにもピッタリ。

さらにさら~に、Anchorの「Music+Talk」というサービスを使うと、Spotifyに登録している楽曲なら放送の合間にブッ込めちゃう!素人が気軽に放送局みたいなラジオ番組作れちゃうんだから、こりゃあもうたまんないね。権利関係もクリアできてるばかりか、30秒以上聴いてくれたらアーティストにお金が還元されるんだって。すごいすごい!(松島さん私の素人なおたより…もとい質問に答えてくださりありがとうございました!)

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でもフツーの一般人が何を放送するのかって?何でもいいンすよ!!趣味の話題だって自分の好きなテーマだって。りょかちさん&鳴海さんのポドキャスは話したいことをひたすら話してるそうです。あ、ただ多くの人に聴いてもらおうと思ったらタイトルくらいはしっかり付けた方がいいかもね。あとハッシュタグ付けると意外と拾ってもらえるみたいですよ~。あとはラジオ番組みたいにおたより募集するとか。誰でも番組におたより採用されたら嬉しいもんね。「同時に10個くらいおたより出しとけば、人生毎日楽しい」とは鳴海さん談。マジめっちゃわかりみ~~!!

あ~なんかノリで一気に書いちゃったなぁ。読んでて気付いたかもしれませんが、実は私ポッドキャストよく分かってません。より詳しく知りたい方はアーカイブ見てください。ではまた次回、お相手はchitoseArkでしたっ!

鳴海淳義さん著作:

りょかちさん著作:


2021.10/16 自分が「ほしい未来」のつくり方(関美和さん × 藤野英人さん)

このセッションに登場される関美和さんと藤野英人さんは、共にファンドマネージャー。関さんは翻訳家、そしてバングラデシュにあるアジア女子大学の理事を務めております。藤野さんは「ひふみ投信」シリーズの最高投資責任者で、その運用金額は1兆円(!)を超えているとか。そんなお方が何故ここに?…はっ、もしやnote株式会社を買……(封印w)。

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こんなお二方のお話しだから、それはそれはシビアなマネー論なんだろうなと思いきや、お話しされた内容は意外にもド正論で思わず納得。要約すると

ビジネスの本質は穴を見つけて埋めること。投資の本質はエネルギーを投入して未来からお返しをいただくこと。男女問題とかシニア参画とかハンディキャップとか、さらには保育周りのブラック環境だとか、我々の周りは穴だらけ。これらを埋めていくことで効率も生産性も上げて行くことができる。それは大きなビジネスチャンス。そうしたところにお金を投資することで環境・社会・働き方も変わり、投資家にもリターンがある。

ということ。「ホントにっ!?」とも思いますが、1兆円運用男が言うとそれなりの説得力があります。

さらに関さんは女性だけでESG特化の投資ファンドを立ち上げられたとか。このESGってのも説明が必要でしょう(私だけか?)。

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ESGとは、
環境(Environment)、社会(Social)、ガバナンス(Governance)の略

こうしたところの問題解決に関わる会社にビジネスチャンスがあるのですって。日本は特に「S」がダメと藤野さん談。日本の企業は昭和のオッサンがやっているから(略)って、まぁ確かに(ん?私もかな?)。

さらに納得話。企業ってのは次の3つの観点が大事なんですって。

・お客様第一主義(×自社都合)
・長期目線(×目先主義)
・データ主義(×実はカン)

あいたたた…。貴方の会社は如何ですか?

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ところで、タイトルにある「ほしい未来」について。これについて語るときはどうしても投資と絡めてになるのですが、その投資に対する偏見が日本ではものすごく強くて、「投資」という言葉から連想する言葉は「悪」「損する」「難しい」「勉強が必要」「怖い」といったものばかり並び、上位10位の中にポジティブな言葉がひとつもないのだそうです。これをもう少しポジティブな方向に変えていき、投資の力を若いころから意識しいてくことができたら未来が開けるんじゃないかと藤野さんはは仰っておりました。

ここでお二方の著作と翻訳本を紹介しておきます。 

藤野英人さん著作:

関美和さん翻訳:

まるでビジネス研修の講義のようでありながらも不思議と納得感のある話ではありました。つまるところ「正しい理想に向かって尽力している会社に投資することで未来は良くなる」ということなのかなぁ…と。ちょっと煙に巻かれた感に包まれながらいまの世の中を見つめる私。別に投資が悪だとかは思っちゃいないんですけれどもね。たぶん。


2021.10/16 創作を続けるということ(岸田奈美さん × 高林淳一さん)

このお二方の関係は、ズバリ作家と出版社。作家が岸田奈美さんで、出版社が高林淳一さん(ポプラ社)。マンガなんかだと編集者がよく「先生~!!締め切りが~!!」とかいうやりとりがあったりしますよね。見ている限りこのお二方はそこまでドタバタな感じではなさそうですが、作家の岸田さんは割とドタバタっぽい勢いのキャラと見ました(笑)。

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岸田さんは作家として独立する前に有名になったnote記事があります。

「一時間かけて…」がなかなか見つからず、文字通り1時間かけて探し出しました!いや別に深い意味はないんですよホントにです。

皆様も探してみてください。すごい数のnoteが見つかります。プロの作家さんですからね!私初めて読んだのですが、この方の文章面白いですよ!!

そして作家としてデビューしてからはこのような著作を出しています。

そんな岸田さんに対し、ポプラ社の高林さんがささやきかけます。

「児童書を出しませんか?」

ポプラ社では児童書の新シリーズとして「GO!GO! ブックス」というのを始めており、ここに岸田さんを加わらせたかったらしい。かくして岸田さんも取り組んではいるのですが、かれこれ1年以上締め切りをのばしており、今日は公開のお叱りなんだとドキドキしながら来たらしいです(笑)。まぁそれは考えすぎだったわけですけれども。

ということでいろいろと暴露される岸田さんの作家遍歴。エッセイでプロットを書いたことがないとか、2行で終わることを4000字も書いちゃうとか、めちゃめちゃ筆が早いが2週間とかで考えが変わってしまうとか、縦書きになると途端に書く時間が倍になるとか。凄いのか変わってるのか分からないお方のようで。本人いわく「出産の苦しみをずっと味わっている」とか。

でも出版社の高柳さんはそんな岸田さんの書くものに魅力を感じられたのだそうです。文体、文章、話し方、スピード感、モノの見方、ちょっと人が思いつかない例え話(これは本当に凄いです)、そのあたりが児童書に活きると思われているようで…その児童書はいつか読める日が来るのでしょうか?作家と出版社の二人三脚はこれからも続きそうなカンジです。

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最後に名言?をひとつふたつ紹介して締めましょう。

「創作とは、書いていない時間こそが創作である!」

ということで。いやこれクリエイターなら分野は違えども多くの方が納得されることでしょう。創作を続けるということは、案外こういうことの心掛けなのかもしれません。さらに、

「岸田奈美を育てることによって皆さんも育っていく(中略)みんなで岸田奈美の作品を作っていけたらなと思います」

創作を続けるには読者の皆さんの力が不可欠なのですって。ということで私もフォローさせてもらいました。岸田さん、セッションでご披露できなかった文学的心理テストとやらが見られる日を楽しみにお待ちしております。


2021.10/17 スポーツ実況という創作(倉敷保雄さん × 下田恒幸さん)

10月17日の日曜日です。本日はここ「note place」より生中継でお届けしております。会場はいつになく盛り上がっていますねー。あっ、いまサッカー中継の実況アナウンサーで有名な倉敷保雄さんと下田恒幸さんのおふたりが会場内に入ってまいりました!倉敷さん大きく息を吐いて下田さんのことを見ています、見ています…下田さんも振り返って倉敷さんを見つめ返すっ!おーっとこれは友好の印なのか?それとも一触即発の合図なのか!さぁいまホイッスルが鳴ろうとしている!さぁいまか!いまか!!世紀の対談がいままさに始まろうとしている~!!

…サッカー実況中継風になりましたかねこの文章?(恥)

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あ、でもnote place現地にいたのは本当です。今回のセッションはサッカー中継などでその名を知られているフリーアナウンサーの倉敷保雄さんと下田恒幸さんのお二方による「スポーツ実況という創作」。ちょっとテンション上がると実況風になるのが面白いです。そしてモデレーターは先日イベントレポート講座でレポートの書き方を担当された塩畑大輔さん。この方も日刊スポーツ新聞社で記者をされていたとのことで、言うなればスポーツ報道のエキスパート3人が揃ってしゃべるというファンにはたまらないセッションでありました。いやむしろこのメンツだったら講義なんかしないでどっかのサッカーの試合流して実況してもらった方が盛り上がるってばさ!

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▲3人ともメガネという、体育会的ながらも知的な絵面の3人です。

どんな講義だったのかは以下3つのパンチラインを読めばおおむね分かります。こないだのレポート講座でも出てきてたけど、塩畑さんパンチラインって言葉お気になのかな?(他でこの言葉聞いたことがないんですが…)

パンチライン① 実況とは「ガイド」のようなもの
パンチライン② 創作にキャッチーさは必要
パンチライン③ 表現の土台を作る

それにしても聞けは聞くほどしんどい仕事ですよこれ。「ガイド」ったってバスガイドと全然違いますからね。向こうは観光名所とかあらかじめどこで何しゃべるのかほぼ決まっていますが、こっちは生身の人間がグラウンドでしのぎを削っているわけですから。文字通り一刻毎に変化する試合の状況を常に予測し、読み取って音声情報として伝える。予測が一瞬でできなければ遅れる。目の前で1秒何が起きたかを見落とせばもうパニック。いやはや、世の中には数多職業あれど、これは大変だわ…。

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そんな中でも適切な表現とリズミカルな言葉でプレイ状況を感じてもらう、その感覚は文章を書くことにもつながるとか。うまくいけばそこで出た言葉が新聞の見出しになるような、そんなキャッチーな表現が出来てしまうかもしれない。そしてその言葉は持ち帰られ人づてに伝えられ、さらなるファン獲得につながるかも…そう考えると夢のある仕事ですね。

なおこのセッションの最後に、以下の様子を実況できるかという無茶振りが塩畑さんより出されました(笑)。

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▲noteフェスの間作り続けていたマイクラ世界。もう完成間近のようです。

お二方がこれに対してどんなしゃべりで返したのか。それはアーカイブ動画を見て確認してください。


2021.10/17 日常を冒険に変える7つの方法(岡田悠さん × 砂漠さん)

会社員兼ライターの岡田悠さんは世界のあちこちを放浪し、新婚旅行で南極に行くという経歴の持ち主(ついてきた奥さんもすごい!)。限界労働OLというよく分からない肩書の砂漠さんは全身黒ずくめの衣装で登場。なんでも紛争中(!)のイエメンに行ったときにもらったということで…とりあえず日常から冒険してるお二方のようです。

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▲南極に行ってかき氷を作って食べたという岡田さん。ペンギンは近づくととても臭いというあまり知らなくて良い情報をくださりました。

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▲砂漠から来たから砂漠さんなのか、心の中が東京砂漠なのか…。黒いのにひときわ目立つ間違った忍者みたい…ごめんなさい言い過ぎました。


ところで今回のモデレーター志村さんは今回のセッションにあたり、こんなレジュメを用意されたのです。じゃんっ!!

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…おい。

何やこれは遅れてきた夏休みの宿題か?

この空白をセッション中の残り時間(だいたい40分)で全部埋めるようにトークしようという無茶企画。登壇者も冒険者ならnoteの方も冒険者かよ。

かくしてゆるゆるっとした居酒屋みたいなトークタイムが幕を開けるのでした。noteフェスってあれだよね?緊迫感のある話の次はゆるめな話を持ってくるようにバランス考えてスケジュール配置してますよね?

まぁそれでもためになる話はしてたんですよ。小さなお子さん視点で歩き回ると見慣れた景色でも見え方変わるよねとか、エミュー(砂漠さんの飼っている鳥類…多分)はかわいいけど物忘れが激しいとか、釣りをするときは野宿とか(だから限界OLなのか?)、岡田さんはドコモ太郎のキャラ変遷を知るために550冊の携帯電話マニュアルを検証したとか(ヒ○人…)、自宅で鉄格子を切って脱獄したとか(ブチ切れなかった奥さんえらい)、砂漠さんが今度は人間ひとりが入る鍋を使ってスッポン鍋を作ったとか、カカオ豆を輸入して酵母で発酵させてチョコレートを作ったとか、またまた岡田さんが今度は入浴剤のバブの音にハマって20~30種類の入浴剤を検証したとか…。

ためになる話もあれば、ダメになる話もあったような(褒めています!)。

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▲とりあえず、これがエミューちゃんらしいです。湖とお布団が大好きなのですって。ネッシーに見えないことも…(砂漠さんすみません)。

このゆるゆるトークの末に、はたして宿題は全部埋まったのでしょうか?
その結末は、アーカイブ動画にて明らかにっ!!


創作の街」のいま(加藤貞顕 × 深津貴之) 

ついにやってきましたラスボスの居城。そう、ここはnote place。我らの眼前におわすは神様かそれとも魔王か。長きに渡って続けてきたnoteフェスという旅は、まもなく終焉を迎えようとしています。

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いかんいかん…あんまし好き放題書くとnoteのアカウントが…(爆)。

ということで、note株式会社CEOの加藤貞顕さんと同社CXOの深津貴之さんによるご挨拶の後、noteの新機能や今後の発展性について語っていただいたのでした。これは気になりますね!

まず、ここ最近の試みを箇条書きにしていきます。

・カイゼンradio
・SNSシェア時の画像の自動生成
・ルビ機能
・ショップ連携の強化
・ベストセラーページ
・カテゴリページ
・「創作を学びあう会」の発足
・「クリエイターエコノミー協会」の発足
・安心創作勉強会

そのうえで、年内こんなアップデートを試みているのだそうです。

レイアウト基盤

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新しいnoteのレイアウト機能。マガジンのレイアウトを変えるとか、トップページを自由にエディットできるようにする、あるいはテンプレートの種類から選べるようにするなど考えておられます。

新エディタ

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今年一番肝いりの機能。キーボードで文字入力だけでHTMLタグみたいのができるっぽいです。罫線、箇条書き、キャプション、複数の画像を同時にドロップできる、画像をドラッグで交換できる…など、編集機能が充実しそうな予感。noteプレミアムの会員の方には事前に使っていただける公開ベータテストを予定。年内にはみんなが使えるようになるかな…とのこと。

さらに新しい企画が2つ。

#読書の秋2021(期間:10/17~11/30)

オススメの本の感想や作者へのファンレターなと好きな本についてnoteに投稿しようという読書感想文企画。19社の出版社が参加しており、課題図書をそれぞれ指定しているので、その中からセレクトして応募とのことです。

第一回「note創作大賞」(期間:11/15~2/6)

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オールジャンルでテーマも形式も、文字だったら文字数や枚数も問わない、既存のワクにはまらない新しい創作コンテスト。小説でも漫画でも映像作品でもいい。入賞すると書籍化や映像化が検討されることも…?

ということで、最後のはセッションというよりはほぼ告知でしたが、我々のnoteの可能性が広がるのだから良いことと受け止めましょう!

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かくして関わったスタッフが集まり、noteフェスは無事フィナーレを迎えることとなりました。

noteの皆様、本当にありがとうございました!!

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ということで、noteフェスにおけるセッションのまとめはここまで。

noteのイベントとしては終了したようですが、引き続きchitoseArkからは「note place現地レポート」、最後にまとめとして「noteフェスってどんなイベント?」を発表する予定です。興味ある方はご注目くださいませ!

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