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若者に対する提言。未来に希望を見出したいなら、知ったかぶりのおじさん、おばさんに騙されてはいけない。カウンセラーの名乗る人間には要注意!
今日、困難な日常を送る若者に対し、アドバイスや指針と云った方向性を示してくれるメンター選びには苦労が伴います。言葉の意味を説明しながらそのことについて書いていきます。アドバイス」とは、相手のためになる言葉をかけるという意味です。ここで注意してほしいのは、アドバイスする側は主観(その人の考え)によって話していますので、あなたの求めている答えとは違ったアドバイスになっていることもあります。あなたはそのアドバイスが自分にとって適切かどうかを見抜いていかなければなりません。 指針と
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独白「姉弟物語」。愛する人に愛されたかった想いを感じて生きる。人は、深く傷ついた時の苦痛をかばいながら生きている。PART2
PART1では、和江が幼児を人質に立てこもった新聞記事によって、自分自身の幼少期の経験がフラッシュバックしてしまい、取り乱してクラスの同級生の前で号泣したことを書いた。今回は、和江が幼少期に経験した「弟」が受けた災難によって彼女の心境にどんな変化が起きたのかについて書いてみようと思います。和江は、人間的に成長できなかった「弟」について関係を断ち切る決断がなかなかついていなかった。決心がつかぬまま、弟とは連絡がつかなくなった。生死も安否も分からなくなって2年が過ぎた。 そんな弟
独白「胸の奥にしまっていた孤独」。愛する人に愛されたかった想いを感じて生きる。人は、深く傷ついた時の苦痛をかばいながら生きている。PART1
和江(仮名)は、昼間は働きながら夜間高校に通った。親元を離れ、福岡から奈良に15歳でやってきた。今から、45年も前の話だ。 その学校は、○○教という宗教団体が経営する学校で全国から信者の子弟が入学してくる。まともに普通科に進学できないのは、本人の最低の学力と親の最低の経済力が原因だからである。 ○○教でも全日制の普通科があって、選抜高校野球の常連だったり、偏差値も高い進学校で全国から選び抜かれたエリート校という知名度のある学校とは全く違う別の姉妹校である。 和江が通った定時制