
初夏のレキジョークル⑤ 岐阜編 其の一
翌日は、さらに快晴でした!

予告通りこの日は初の試みで、2チームに分かれて行動します。
「明治村」か「岐阜城」か。
2日目の行先の多数決を取ったところ、参加人数6人のうち、丁度3対3の真っ二つに分かれたので、いっそのこと別行動しようという事になりました。
後ほど名古屋で待ち合わせです。
そこで今さらですが今回の参加メンバーの紹介を兼ねて、それぞれの行先を発表しましょう!
※拙書を読んでいただいた方はご存じでしょうが、実はそれぞれ役職名があります。
・明治村
ミコ (食いもん奉行)
リン(体験型 寄合衆)
ヒデ(反応型 寄合衆)
・岐阜城
チコ (道中ナビ奉行)
トーコ (快活型 寄合衆)
千世(企画奉行)
もちろん私は岐阜を選びました。
せっかく犬山まで来て、岐阜城に登らなくてどうする??
その思いしかありませんでしたので、そこは迷いはありません。
私としてはあとは歴史好きのチコさんぐらいしか賛同してくれないだろうと思っていたので、これは絶対に多数決で「明治村」に決まりだと思い込んでいたら、なんとトーコが「岐阜城」を選ぶではありませんか!!
これには驚きました。
まさかの同票とは!!
もちろん明治村にも興味がないわけではありませんが、やっぱり私はどちらかを選べと言われれば、そりゃ「岐阜城」でしょう!
朝から3杯おかわりしたくなる
自慢の朝食

見出しタイトルは「八勝閣みずのを」さんのいかにもそそられるキャッチフレーズです。
大食いのリンさんと食いもん奉行のミコさんには、たまらなく惹かれる殺し文句です。
品数は多いようですが、基本的には一般の観光旅館なみで、「ご飯のお供」が多いように思います。
おかわりを見越してか、ご飯茶碗があらかじめ「どんぶり」だったのが印象的でした。
なるほど、これは本気を出せば、確かに3杯ぐらいはおかわりできそうです。

対面の2人前の写真です。
よっしゃ~!食べたるで~!
という気持ちだけはあるのですが、いくら張り切っても一善食べるのがやっとです。
ですから味付け海苔は未開封のまま持ち帰りました。
持って帰る帰るんかい!
ぎふ旅コイン

ラッキーな事に6月30日㈮ 23:59まで有効の全国旅行支援として「ほっと一息、ぎふの旅”キャンペーン」が開催中で、アプリをDLすると「ぎふ旅コイン」として2000円分のクーポンが付くのです。
明治村チームは愛知県へ行くので旅館を出発する前に使い切らなくてはなりませんが、私たち岐阜城チームは一日中岐阜市内を観光するのでどこででも使えます。
そのかわり過去記事で買い求めた、名鉄のお得な犬山城下町切符は私たちは一日しか使えないので役には立たず、明治村チームはその恩恵をフルに利用できるのです。
ぎふ旅コインは全員がアプリをDLしましたが、「犬山城下町切符」は2日間有効なので、明治村チームの3名のみが購入しました。
おばちゃんたちはお得情報は見逃しません。
犬山城よ、さようなら~

8時半ごろの電車に乗りたいので、そそくさと出発です。
明治村メンバーも、空いてるうちに回りたいからと出発時間はほぼ同じで、岐阜メンバーよりちょっと後に出発したようです。
さて、これでまた17時30分の「名古屋」での再会までお別れですが、お互いに楽しい一日になる予感しかせず、みんな意気揚々としています。
だってこんなに良いお天気ですから
じゃぁ、後でね!とお互いに手を振って別れたあと外に出ると、チコさんが振り返り、
「犬山城、さようなら~
あいがとう~」
そのしみじみとした言葉に、ちょっと胸がキュンとなり、私も名残惜しい気持ちに包まれるのを感じました。

丸一日、様々な姿で楽しませてくれた犬山城でした。
そして木曽川の雄大さに身の引き締まる思いがしました。
以前からずっと来てみたかったのが実現し、予想以上に楽しませてくれました。
きっともう来ることはないでしょう。
二度と見れないかもしれないと思うと、私も振り返って、しっかりその姿を目に焼き付けました。
ここ犬山で体験した数々の思い出も胸に刻みながらこの地を去ります。
JR岐阜駅で
まさかの時間ロス

昨日、来た時は名鉄の「新鵜沼」で下車しましたが、この日はそこから約150mほど北東にある「JR鵜沼駅」から乗車します。

まずはレンタサイクルを
岐阜での名所めぐりはサイクリングを予定しています。
これでもし雨が降っていたら、バスやタクシー移動になるので、回れる件数は限られて、かなり予定は狂ってきます。
ですからこの日の天気は、私たちの岐阜紀行を左右する最重要の条件でした。
晴天で良かった!!
どれだけこの日の青空に感謝した事か、自分たちの強運に心から感謝しました。
まずはコインロッカー荷物を入れると、目立つところに観光案内所があったので聞いてみることにしました。
想定外の3つの誤算
〈誤算1〉
事前にネットで調べてみると、南口に対人のレンタサイクルがあるとの事だったのですが、観光案内所の受付の方の説明によると、すべてが無人のシェアサイクルとなったとの事。
なんと、丁度、観光システムの変わり目だったのかー!
対面でレンタルした方が時間的に早いと思っていたので、ここで早速の誤算です。
〈誤算2〉
アプリの設定が、機種によって表示が違い、どの時点で登録完了なのかわかりづらく、おまけに受付の方もスマホの機種別の対応まではできないようで、何度も電話をかけて確認して下さいました。
その節はお世話になり、ありがとうございました。
私のが一番手間取ったのはなぜ??
私のだけがアンドロイドで韓国製のGalaxyだから??
そんなのは関係ないはずです💦
〈誤算3〉
どうにかアプリをDLして登録を済ませ、スマホで操作できるような状態にして、やっと自転車を借りようとすると反応しない💧
おまけにトーコはアプリの登録が終了していなかったようで、再び電話で問い合わせしながらやっとレンタルできたのです。
もっと年配の年寄りには、絶対ムリ!
暑い屋外なので、すでに汗だくとなり、すでに1時間も経過していることに気付いたとたん、気力は萎えましたが、ヘコんでいる場合ではありません。
黄金の信ちゃん像に
元気復活!!

いざ出発しようとすると、確かこのあたりに「黄金の信長像」があったはずだと辺りを見回すと、ありました!!!
その光り輝く姿を見つけたとたん、私たちは無意識に自転車を停めて駆け出していました。
信ちゃぁ~ん!!!
特に私は叫びながら…

昨年の名古屋城もそうでしたが、こちらも写真スポットが充実しています。
地面にちゃんと撮影ポイントの指示があり、そこから撮ると描かれた文字は立体文字となり浮かび上がるのです。
これはさすがに自撮りでは難しく、ちょうどこの場に居合わせた同年代のご夫婦と、お互いに撮りあいっこしました。
袖すり合うも多生の縁です。
その後もこのご夫婦とは岐阜観光中にすれ違ったりしました。
さて、お天気も気分も上々となったところで、この日イチオシの「岐阜城」へと自転車をかっ飛ばします。
あ、言っておきますが電動アシストです。
邪道かもしれませんが、私たちおばちゃんは無駄に体力を使う気など毛頭ありません。
>>>続きます
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