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歴史あれこれ

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歴史ウラ話集。表の歴史に隠れたような歴史のこぼれ話が大好物です。 妄想や独自の見解話などの収集帳。
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2025年1月の記事一覧

もう初出版⁉速い展開に心配もある

もう初出版⁉速い展開に心配もある

「吉原細見」の制作本屋「鱗の旦那」と呼ばれる鱗形屋孫兵衛(片岡愛之助)は蔦重(横浜流星)の味方で協力者だと思っていましたが、最後に不穏な表情を浮かべていました。

え?もしかして蔦重を妬んでいる??

江戸出版界の大物・鱗形屋

大衆本の企画・制作・販売をした地本問屋で、この当時は江戸ではトップ企業、「吉原細見」も独占販売していました。

「吉原細見」の内容の更新もせずに古い情報のまま出版していた

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江戸文化が花開く時代と吉原の実情との対比が見もの

江戸文化が花開く時代と吉原の実情との対比が見もの

昨年とはいえ、ほんのちょっと前まで京都・朝廷貴族の様子を描いていたのが、一変して700年先の江戸時代中期のお話です。

ひとつ安心したのは、またいつものように子供時代からチンタラと始まるのかと思ってたのが、今回はいきなり主人公の蔦屋重三郎(横浜流星)が22歳から始まりました。
以降、蔦屋重三郎は「蔦重」と表記します。

こういうテンポの良さはいかにも江戸っ子とよく合っていて、私は好きです。

明和

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