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好きな色、似合う色

個性的なものをナチュラルに着こなす人、シンプルなものをさらりと着こなす人、トレンドをさりげなく着こなす人…
素敵だなと憧れます

洋服の他にも、
髪型やメイク
アクセサリーや小物
靴やバッグ…

その色や形、素材やサイズ感にも、その人の雰囲気が出たりします
着こなせる人はおしゃれ上級者


ファッションは、どうやら “その人らしさ” を出せているか、“その人にフィット”しているかがポイントのようです
流行だからといっても、みんな同じだと つまらないものになってしまいますしね

素敵だなって思う人って、自分に合うものをちゃんとわかっていて、バランスの取り方がとても上手です
アイテムが浮いた感じにならない
コーディネートのセンス、ですね
これも経験を積んで、失敗もして、しだいに身についていくものかもしれません


ファッションと同じように、短歌でも オリジナリティが大事な要素だと言われます
その人にしか詠めないもの、その人だからこそ詠めるもの
けれどもそれは、ひとりよがりではダメ…言葉だけが浮いてしまいます
読み手にもきちんとその景色や気持ちが伝わらなければいけない
そうでなければ そこに感動は生まれないのですよね
その塩梅がとても難しい

ポイントとなる “その人らしさ”
もうそれって、雰囲気というか 空気感というか、ニュアンス
滲み出るような感覚的なものだから、なんとも掴みどころがありません

とりあえず自分なりにいろいろ試してみる、
他の人にも見てもらって、意見を聞いてみる、
しっくりとくるものを探りながら微調整する、
結局はその繰り返しが“素敵”への近道になるのかもしれません

ローマは一日にしてならず
ステキも一日にしてならず

案外自分のことってわからなかったり、思い込みがあったりするので、誰かに見てもらうのは大事なことだなと思います
人からもらったアドバイスの中に 自分には思いもよらなかった新しい発見ができたら、魅力が少し増すかもしれません




先日、とあるアパレルショップで『パーソナルカラー&骨格診断』をされていました
その日限りのイベントで、無料ですし 洋服を買う必要も全くありませんので是非是非 と店員さんにすすめられて受けてみました

ファッション誌などでもよく取り上げられているので、ご存知の方も多いと思います
自分の特徴から 似合う色やファッションを診断するというもの
無料診断できるサイトもたくさんあります


お店にはその専門の方が数名いらして、そのうちのお一人が担当してくださいました
「まず 瞳の色を見せてくださいね」
そう言ってわたしに顔を近づけると、じっと見つめられました
「少し茶色が入ってますね」

それから肌や髪もチェックして、鏡の前に座ります
洋服の色が隠れるように大きな白いケープをかけてもらうと、
青、赤、ピンク、黄、緑、白…といろんなカラーの布を胸元に当てて顔映りを見ていきます

カラーは、大きく分けて 黄みの入ったイエローベースと 青みの入ったブルーベースに分けられます
さらに、 『SPRING』『SUMMER』『AUTUMN』『WINTER』と 四季の名で4つのカテゴリーに分けられていて、自分に似合う色がどこに当たるのかを見ます

青といっても、いろんな青があります
さまざまな青が重ねられた布を次々にめくり、どのタイプの青が似合うかを見ていきます
その他の色についても同じようにします
一通りを終えて、わたしは 『SPRING』と診断されました

少し前に、モデルのアンミカさんの「白って200色あんねん」という言葉がウケて話題になりましたね
そこから 白だけのキューブが発売されたほど

わたしが似合う白は 真白ではなくて、淡いアイボリーホワイトだそう

ほんのり黄みがかった
アイボリーホワイト



自分では ずっとオータムだと思っていたので意外で驚きました
イエローベースに違いはありませんでした
オータムも悪くない、けれど、よりスプリング、とのこと
その中でも、黄色が似合うと言っていただき これまた嬉しい発見

左 SPRINGとAUTUMNがイエローベース(イエベ)
右  SUMMERとWINTERがブルーベース(ブルベ)

わたしの場合、定番カラーで言えば、
黒よりも茶
グレーよりもベージュ
がいいみたい…


続いて骨格診断
骨格は、『ストレート』『ウェーブ』『ナチュラル』の三つのタイプに分けられます
身長や体重、性別や年齢は関係ありません
生まれ持った骨格の特徴で診断されます

ケープを外して鏡の前に立ち、ぐるりと全身を見てもらいます
手首,足首、鎖骨、肩、腰…
普段あまり人に触れられることのない骨
自分自身でもあまり触れることのない骨

「失礼します」と触れられては、「おー」「なるほどー」などと 何かをじっくり確かめられ、『ナチュラル』と診断されました

わたしの骨格に 合うもの、合わないもの
服のタイプや素材、襟や袖の形などを教えてもらいました
これは 好みとわりと一致して、普段よく選んでいたものだったので嬉しかったです


「…でも、必ず全てがこれじゃなきゃいけないわけではないです
色もデザインも、好きだなと感じたものをいろいろ合わせてみてください
おしゃれを自由に楽しんでください」
そうおっしゃっていました
ちょっと意識しておく、それが大事なんですね

好きな色と 似合う色、
好きなものと 似合うもの、
それは 微妙に違っていることもあります
違うカテゴリーでも、合わせ方やポイント使いをすることで より引き立ってオシャレ度がぐんとアップしたりもするそうです
何でもバランスが大事
けれどもそこが ムズカシイ

いろいろと勉強になりました
ファッション選びの参考にして 楽しんでいきたいなと思います

色はお好きですか
ファッションはお好きですか
みなさんは どのタイプに当てはまるでしょうか




その年の色、トレンドカラーは、生活志向や経済動向など、世相を反映して選定されているのだそう

2024年、今年の二大トレンドカラーに選ばれたのは、
“ハローブルー” と “ピーチファズ”
どちらも落ち着いたやさしい色合いですね


日本流行色協会 (JAFCAジャフカ)選定
“2024年の色”

爽やかな優しいブルー


米国 PANTONEパントン社 選定
“Color of the year 2024”

オレンジとピンクの中間色


その他、今年の春夏 注目のカラーは、

・ソルベブルー
・コットンキャンディピンク
・バナナイエロー
・ビタミンオレンジ
・ストロベリーレッド
・ミルクティーベージュ
・シュガーホワイト
・アイシーグレー
・メタリックシルバー

なんだか美味しそうなカラー名が並びました
どれも清涼感のあるきれいな色
ショップや街などでも目にされることが増えるかもしれません
これからの季節のファッションのワンポイントにいかがでしょうか

そろそろ夏物の出番もありそうですね
どうぞよい一日を、よい一週間を



#155.     『 イエロー 』

⭐︎春光の房総半島へと抜けて色の重なる菜の花とシャツ

⭐︎春の海の匂いを細く吸いこんだ  黄蝶の微かに風を起こして

      ー ちる ー


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