昼休みのカシラダカ
昼休みの散歩でよく会うのはカシラダカです。
ただ、今年はカシラダカの数が少ないように思います。
カシラダカは、冬を日本で過ごす、茶色くて目立たない小鳥です。
運がいいと、昼休みの散歩の時に枯れ草の中で食べ物を一生懸命探しているところが見られます。
先日、強い寒波が来て、辺りが雪に覆われたときは、珍しく柿の木に止まっていました。
この柿の木は、オナガにハシブトガラス、ヒヨドリが食い散らかした後で、柿のへたくらいしか残っていなかったと思います。
カシラダカは、わずかに残っているかどうかの柿を探していました。
カシラダカって、なんだか健気です。
最近は枯れ草の中に頭を入れて根気よくエサを探しているのを見かけます。
たまにホオジロ類の混群の中にいることもあるけれど、単独行動を見かけることの方が多くて、やはり心配です。
世界中で数を減らしている原因が分かって、減数に歯止めがかかりますように。