料理エッセイ: 夏の一押し・白身魚の昆布蒸し
北海道の三大昆布は利尻昆布、羅臼昆布、真昆布と言われている。
きょうは、昆布と魚のイノシン酸、グルタミン酸という旨味成分が融合してできる、とても美味しいお話。
先日のTV番組で羅臼昆布の紹介があった。
その中で、魚の昆布蒸しの映像を観ていて、いつものことだけど、
『あー作ってみたいな』と思った。
お造り用を柵で買って「昆布締め」はたまにするけれど、「昆布蒸し」は初めての挑戦になる。
番組では簡単で美味しいと紹介していたので、やってみよう!ということに。
【羅臼昆布でくるりと巻いて蒸し器で蒸すだけ】
一回目は甘鯛でやってみたら別格だった
↓
甘鯛が美味しそうなので作った。が、あまりにも美味しいそうなので、写真を撮り忘れてしまった。
既に食事後に大慌てしても、間に合わずだった…
失敗!
そして後日、気を取り直して作ることに。
(2度目のトライは落ち着いてできた)
冒頭の写真が2回目に作った
★ 「金目鯛の昆布蒸し」
金目鯛は割と出回っている魚で買いやすい。
なにしろ甘鯛は2,000円で本当に美味しかった…
金目鯛は580円。これは庶民的だ。
これでもご馳走になる!
料理屋さんのような立派な幅広の昆布は使えないが、継ぎ足しの昆布で金目鯛を巻く。
(欲を言えば頭の部分も昆布があると良かったかなと思うが)
★ 蒸し器の中蓋に金目鯛をのせたお皿をセット!
↓
point
魚屋さんで処理をしてもらい、調理する際は、お腹の中をペーパーでもう一度綺麗にしておく。
それで臭みも無くふっくらと美味しく出来る。
★イノシン酸とグルタミン酸
また昆布と魚の旨味成分が何とも言えない美味さに変わって、高級な料理になったのが嬉しい。
感想としては、誰でも出来るので失敗は無い。
アマダイや本鯛でまたやろうと思う。
蒸し器の無い人はフライパンに水をはり、お皿に魚をのせ、蓋をすれば良いかなと思う。。。
昆布蒸しは本当にオススメだ。
調味料としては塩のみ。
煮付けないからそれだけなのが良い。
身体にとても良く健康的なご馳走になるので、一押しの魚料理だと思う。ぜひお試しあれ!
それではまた🍀