Sanzen-Ichi

ストリートフォトグラファー

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最近の記事

写真で勝負するには意見が無いとか好きで撮ってるとか言ってられないんだよな。自分を追い込んで狂気に至らないと人を感動させることはできない。

    • 2024.11.22 ストリートスナップ

      街を歩いていると、ごくまれに「なんだこれは」と言わざるをえない瞬間に出会う。それはこちらの倫理とか道徳心を揺さぶるような瞬間で、もっと近づいて撮りたいという欲望に駆られる。とはいえ、実は僕にもみなさん同様に理性が備わっているから「あんちゃんそりゃダメだぜ」ってことはやらないしやれない。 なぜそういう欲望が湧いてくるかというと、自分はその街とは全く関係が無い部外者だからこそ、そこの住民には無視されている存在が醜くも美しく思えるからである。 ただ、それらはだいたい他人宅の敷地

      • 2024.11.19 ストリートスナップ

        みんなカメラの話が大好きだからSNSとかYouTubeだと写真よりもカメラの話が多い。それはカメラを自分で設計・開発していないから話のネタにすることがそれほど難しくない。詳しく知らないと話せないところはあるけれど、エンジニアほどの知識は必要ないし写真を撮る上でメカニックな話はどうでもよい。 あと、機械は命令通りに動くだけだし写真を説明することほどの難易度は機材の話には無い。もちろん、撮りたい写真に要求されているスペックのカメラは必要。カメラの知識は当然持っていたほうがいい。

        • 2024.11.17 ストリートスナップ

          自分の写真を伝えるためにステートメントを書く必要性があることは分かっている。そうでもしないと訳が分からなすぎて誰にも見てもらえない。表現している自分ですらよく分かっていないことを、作品だけ見せたところで無視されるだけである。場所を借りて展示するのとSNSにアップするのではアプローチの仕方は異なるけれど、どちらの場合でもステートメントが無ければやはりスルーされてしまうし、キュレーターやコレクターは容赦なく無視するだろう。無視は酷評以上に手厳しい仕打ちである。 とはいえ、「ステ

          2024.11.14 ストリートスナップ

          2024.11.14 ストリートスナップ

          2024.11.12 ストリートスナップ

          2024.11.12 ストリートスナップ

          2024.11.10 ストリートスナップ

          毎回noteで写真をアップするときは、記事のタイトルに「ストリートスナップ」と付けているものの、スナップというよりはどちらかといえばコンセプトとテーマを設定していて、無意識で撮るということはあまりない。僕は繰り返すことの中に表現と批評性は生まれると思っているから、無意識に頼ったランダム性の高い写真は僕には難しい。カメラを持っているから瞬間的に撮ることはあるけれど、そういうのは味変ぐらいの感覚である。 それでもタイトルに「ストリートスナップ」と付けているのは、まだ自分の写真に

          2024.11.10 ストリートスナップ

          2024.11.07 ストリートスナップ

          これからの写真は「退屈」の要素が必要だと思う。モノクロでもカラーでもかっこよく撮る(≒プロっぽく撮る)ことが常とされているけれど、もはや世の中はあまりにもポジティブすぎて消費の流れが早すぎるから、ビジュアル優先の写真表現はあっという間に食い尽くされて忘れ去られるだけである。 ポジティブな世界観では、ネガティブな要素を排除するために常に消費を促すようなっている。人々を飽きさせない工夫に終始して、このつまらぬ退屈な日常を忘れさせようと街もネットも躍起になっている。今の世の中はみ

          2024.11.07 ストリートスナップ

          2024.11.06 ストリートスナップ

          2024.11.06 ストリートスナップ

          2024.11.04 ストリートスナップ

          主力で使っているカメラが修理中なので、良い機会だと思って最近はフィルムで撮影している。なぜフィルムなのかは温めているプロジェクトのために必要だからだ。うまくいったらZINEでも出してみようと思っている。 フィルムで撮るとどうしてもテンポが悪くなる。フィルム代とか現像代とかはどうでもよくて、「とりあえず撮る」というのが難しい。5時間歩いても1本のフィルムを撮り終えられないくらい考え込んでしまう。まあ、それはさすがに才能が無さすぎるとは思うけれども……。 だからいちおうデジカ

          2024.11.04 ストリートスナップ

          20kmくらい歩いても疲れなくなった。進化しているのかもしれない……。

          20kmくらい歩いても疲れなくなった。進化しているのかもしれない……。

          後藤繁雄『現代写真とは何だろう』を読んだ。 分かりやすく楽しい内容だった。 マイノリティのアイデンティティ政治の話題はあまりにも道徳的すぎてアートとして腐敗を感じた(大事なことではあるけれど……)。 あと、写真とAIとの結び付けは性急すぎる。AIに期待しすぎるのは危険。

          後藤繁雄『現代写真とは何だろう』を読んだ。 分かりやすく楽しい内容だった。 マイノリティのアイデンティティ政治の話題はあまりにも道徳的すぎてアートとして腐敗を感じた(大事なことではあるけれど……)。 あと、写真とAIとの結び付けは性急すぎる。AIに期待しすぎるのは危険。

          数日で3本もフィルム撮っちゃったぜ

          数日で3本もフィルム撮っちゃったぜ

          壊れたカメラは、具体的にはシャッターボタンが取れるという壊れ方で修理代掛かっちゃうなあって不安だったけれど、保証内で無償修理だった! 優しすぎて嬉しすぎる!

          壊れたカメラは、具体的にはシャッターボタンが取れるという壊れ方で修理代掛かっちゃうなあって不安だったけれど、保証内で無償修理だった! 優しすぎて嬉しすぎる!

          カメラ壊れてまた修理。「カメラ壊れたら撮影休んだらいいんですよ」と金村修が言ってたので座学に集中します。

          カメラ壊れてまた修理。「カメラ壊れたら撮影休んだらいいんですよ」と金村修が言ってたので座学に集中します。

          森山さんの言ってることはかっこいいけれど、無批判に追従すると痛い目を見ることになると思う。

          森山さんの言ってることはかっこいいけれど、無批判に追従すると痛い目を見ることになると思う。