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文法説明

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『みんなの日本語』初級:第46課「ところ」

『みんなの日本語』初級:第46課「ところ」

一般的に時間的強調であるという言い方で説明されるこの「ところ」。動作や状況がまさにその時であると説明され、であるから「~なのだ」となり、暗に含みがあるというのである。

この説明は確かにそうなのだろう。わかりやすい気がする。しかし、それは日本語母語話者だから感じられることであって、言葉の「含み」は頭で理解できても、そう簡単に感じられるものはない。

この4つの違いを明確に説明できるのであろうか。学

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「思い出すように」「思い出せるように」

『みんなの日本語』第36課聴解タスク1の問題に「結婚したときのことを思い出すように(写真を)飾ってある」というのが出てくる。

「~ように、~」には無意志動詞(可能動詞や「わかる」「見える」「聞こえる」「なる」など)の辞書形、それから、動詞のない形が接続する。しかし、上に書いたように普通に考えると「思い出せるように」だが、「思い出すように」となっている。

しかし、前件と後件の主語が違えば「意志動

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「~んです」についての暴論

初級で学習するこの「んだ(のだ)」にはいろいろな機能があるとされている。

「説明」「確認」「言い換え」「納得」「命令」などなど、非常に多くある。日本語を教えているみなさんは一体どのようにして教えているのだろうか。もちろん初級ではその全ての機能を教えるわけではない。

私の場合はというと、海外で教えているということもあり(文法はベトナム人の先生の担当)、今は全く説明していない。以前は「説明」「確認

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「~でしょう(推量)」

『みんなの日本語』では初級後半で「~でしょう」「~でしょうか」の形でいっしょに扱っている。『できる日本語』では中級でわけて扱っており、やはり定番の天気予報の文脈であった。『まるごと』も中級であるが、「~でしょう」はなかった。

3冊しか見ていないが、『みんなの日本語』よりもあとに出版されている2冊については「~でしょう(推量)」は初級では難しいと判断したのだろう。

今までも何度かこの「~でしょう

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