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~セルフイメージが人生をかえる~ 体調、メンタル、心、精神、人格、性格の最終結論

こんにちは!
脳と心体 革命大学です。(^^)

今回紹介するのは、セルフイメージをかえることで、能力を伸ばす・体調・メンタルをかえられるという内容です。特にあらゆる治療、健康法を実践しても体調、メンタルが改善せず、苦しむ方にはぜひ読んで頂きたい記事になります。

この記事ではセルフイメージとはなにか?身体やメンタルに与える影響などについて解説し、次回の記事で、セルフイメージの変え方について解説していく予定です。

この方法には医学的なデータがほとんど存在しませんが、セルフイメージに関する本、動画は多く、そこに私自身の考えを追加し、もしこの方法が正しければ現代の医療業界に大きな衝撃をもたらすかもしれない、学会発表レベルなのではないかと満を持して、この記事を書きました。

私自身についてですが、学者でも医師なんでもない、ただのサラリーマンですが、そのかたわら8年間、健康法、脳科学、自律神経について勉強、実践してきた自負があります。

この記事は、もともとなら色々記事を書いてから有料記事にて発表しようと考えていました。しかし、少し大げさですが、もし明日で人生が終わるならと考えると、いち早くこれを書き、より多くの方に伝えるべきだと思い書くことにしました。

それではタイトルにもありますが、
あなたの能力を伸ばす、
もしくはあらゆる病、不調を改善・回復させるキーワード
『セルフイメージ (自己肯定感)』
について解説していきます、よろしくお願いします。



1.全ての根源?セルフイメージとは何か?

セルフイメージとは、日本語で自己肯定感ともいい、潜在意識、思い込みともいいます。
身近な言葉でいうと性格、人格になります。シンプルにいうと、自分が自分をどう思っているかということです。

セルフイメージがいい人は、単純に自信があり、物事に対して肯定的、楽観的に考えることができます。

脳科学者の茂木健一郎さんは、成功者には根拠のない自信がある人が多いといっていますが、これは自分のセルフイメージがいいから自信あり、アクティブに行動できて、その結果成功するという流れでしょう。


逆にセルフイメージが悪い人は、自分に自信がなく、メンタルの浮き沈みが激しく、消極的で、物事を悲観的、否定的に捉えやすくなります。

脳科学的に解説しますと、このセルフイメージとは脳の中にたくさんある神経、シナプスの集まり、つながりだと言えます。
私たちはこの世に生まれてから、色んなことを感覚したり、経験したりすることで、脳の中では脳神経同士が繋がりあったり、増えたりをくり返すことで成長し賢くなることができるのです。

ちなみに、有名な天才物理学者、アインシュタインが賢い理由は、脳のシナプス回路が普通の人よりも多いからだという説もあります。

私たちは行動や思考する時は、必ず過去の経験記憶から情報を引き出して、それをもとに活動しています。つまり、性格や人格、価値観も環境の影響や、過去の個人の経験や、行動などにより、脳神経、シナプスどうしのつながりがふえていくことにより、つくられるのです。
当たり前ですがこれは人によって違います。最近よく聞く、潜在意識というのもシナプスの回路からできているといえるでしょう。






2.セルフイメージの面白いノミの実験

ここでひとつ、ノミ(蚤)とコップを使った面白い実験があります。
ノミは体長、約3ミリですが、その150倍ものジャンプ力をもっています。人間ではありえないですよね(笑)

そのノミを小さいコップに閉じ込めたあと、コップから出すとどうなると思いますか?
結果はノミはそのコップの高さよりジャンプできなくなるのです。

ノミの脳の中では何が起きたかというと、くり返しジャンプして、コップにぶつかり続ける行動を繰り返すことで、これくらいしか自分は飛べないんだという思い込みが強化されます。

脳科学的にいえば行動を繰り返すことで、高く飛べないという思い込みのシナプスの回路が強く太くなります。
勉強でもくり返し勉強・復習することで、記憶に強く残りますよね?それと同じです。かけ算の九九を大人になっても覚えているのも、シナプス回路に強く記憶されたからなのです。

この実験は次に紹介する記事内容とリンクしているので、覚えておいてほしいです。

3.セルフイメージによりメンタルが左右される理由

ここで 感情の三角形という図を紹介します。(参考資料が前はあったのですが、見当たらず、自作で作りましたので、非常に簡素な図になっております、申し訳ありません。また確認次第、改良した図をアップする予定です。)

図の通り、自分に自信があるときは脳からはドーパミンが出る、自分に劣等感や罪悪感があるときは、ノルアドレナリン(不安)やアドレナリン(怒り・イライラ)がでやすいという脳の仕組みを図にしたものです。
ただし、ノルアドレナリンとアドレナリンは相関関係にあるので、罪悪感を感じるとき、ノルアドレナリンが出る場合もあり、アドレナリンも同じなので、そこはイコールだと覚えておいてください。
自信・罪悪感・劣等感と三種類ありますので、順番に解説していきます。

3-1.自信(+誇り) 

まず自信とドーパミンについては
例えば
・テスト前にしっかり勉強して準備したとすると、テストを受ける前から「あれだけ勉強してきたんだ、いい点数がとれるはずだ。」と自信に溢れていると思います。これは脳科学的には、しっかり勉強することで、それが自信になり、自分自身のセルフイメージが向上することで、快楽物質であるドーパミンが出るというしくみです。

あとは、
・親からよく褒めてもらえる子供は、褒められることで、「自分はすごいんだ」というイメージが脳に記憶され、自己肯定につながり、それが日常的に繰り返され、脳に記憶されると、自己肯定感が強化され、結果ドーパミンがいつもでていて、エネルギッシュ、自信に溢れているように成長するケース。
よく子育てで褒めることが大切というのは、こういうしくみがあるからです。

あと自信とよく似ている、誇りも解説しておきます。誇りを持つ、自覚することでも、セルフイメージは変化し、ドーパミンが出され、メンタルは変化します。
例えば、
・仕事でとても難しい案件を処理しなければならない時に、過去の自分が頑張ってきた仕事内容を思い出すことで、それが誇りになり、ドーパミンが出て、モチベーションがあがる。

あと少し難しい内容にはなりますが、日本人としての誇りを持つという視点で解説しますと、
・第二次世界大戦(大東亜戦争)において、教科書では書かれていませんが、日本軍はアメリカやロシア、イギリスなどの白人列強国による植民地支配の解放のために、戦争に参加したのです。結果としては日本は敗戦してしまいますが、目的であった植民地解放については、多くのアジア国が独立を戦後果たすことができ、日本に対して感謝しています。(この内容はGHQによって決して教科書には書かれないことなので知らない人は多いです。)

日本は私利私欲のために戦争に参加したのでないのです。他国のために自分の命を捨ててまで、戦闘を行ったのです。日本人は海外の人と比べて、賢さや道徳観、価値観が根本から違うのです。(実際、遺伝子検査をすると、海外の人にはない特殊な遺伝子を持つことが証明されています。)

日本人というアイデンティティーを考えるときにこうした話を知っていることで、日本に生まれたことの大切さ、日本人としての誇りが生まれ、心が燃えるような感覚、感情がでたなら、ドーパミンが出ている証拠です。

3-2.劣等感

劣等感については
・女性経験が少ないことで、劣等感を持っている人が女性と話すときにしどろもどろになる。(不安感=ノルアドレナリンが脳内からでると筋肉が緊張し、行動がぎこちなくなります。)

・子供の時から親に、『あんたはホントにとろくて、馬鹿ね』とくり返し言われ続けた結果、自分は馬鹿でとろいんだと思い込んでしまい、性格も暗くなりながち、消極的になる

・就職活動で、面接のときに自分の出身大学よりも偏差値の高い大学生に囲まれ、劣等感からだめだ、うからないと思ってしまい、不安になる。(偏差値が高いからといって仕事ができるとはいえない!という価値観を持っていれば、緊張や不安はしないでしょうが)

・野球を全くやったことがない人が、大リーグでピッチャーをやってほしいと頼まれ、もちろんその人はやったことがないので、いざマウンドに立つと経験も自信もないことからくる劣等感で、脳からはノルアドレナリンがでて、過度に緊張してしまい、身体は硬直し、投げることもおぼつかない。

少し重い話でいえば
・ある子供が学校でいじめを日常的にうけるところをイメージしてください。その子はいじめられることで、もう学校に行きたくないと訴え、不登校になってしまいました。
まず日常的に、いじめられることでその子は、自分自身に対して、『自分は弱いんだ』という思い込みを持ち、脳からはノルアドレナリンがでて、不安感を常に出してしまうようになります。

加えていじめられ、学校にいかなくなることで、学校にいけないなんて自分は弱いダメだという価値観を繰り返すことで、さらに自分のセルフイメージが悪くなる。そうなると、ノルアドレナリン・アドレナリンが日常的に出てしまい、行動範囲もせまくなり、消極的、内向的になっていくという悪循環に陥ります。

脳の視点でみると、そういった行動や、思考をくり返すことで、シナプス、神経細胞の回路は太く、強く変化し、長期記憶されてしまいます。(いじめられる→不登校になる→自分はダメなやつだと繰り返し思い込む→脳に記憶される→セルフイメージの変化→メンタルの変化)

言い方を変えれば、潜在意識に自分は弱いというセルフイメージが刷り込まれる、記憶されるということになります。

あと最近読んだ本の中で、『身体はトラウマを記憶する』という本があり、セルフイメージに関連した話があったので、ご紹介します。
・トラウマを抱え、メンタル的に疾患がある患者さんの話の中で、幼少期の時に両親が絶えず喧嘩をしていて、その方は恐怖でいつも身体も心も震えていたという話があります。

この話を感情の三角形をつかって、分析してみると、
・両親が喧嘩をしていて、怖い
→いつも私は恐怖で震えていた
→それがくり返されることで『私はいつも恐怖で震えている弱い子だ』『周りの子はいつもイキイキしていて元気なのに、私はいつもビクビクしていてダメな子だ。きっと周りには受け入れてもらえないだろう。』
『私は愛されていない、愛される価値の無い子だ』
(愛されていないという思い込みは、このケースだと絶対そうとは言い切れませんが、両親が絶えず喧嘩をしている環境というのは、子供にエネルギーを注げない家庭が多い傾向にあり、そうでなくても私は愛されていないと感じる子供が社会的には多いため、あえて付け加えてます。)

→その思い込み、セルフイメージが繰り返されると、脳神経細胞、シナプスに強く記憶される
→そのセルフイメージのせいで、脳内ホルモンバランスが崩れる
→メンタルが崩れる

と私は分析します。

3-3.罪悪感

罪悪感については
・ある兄弟がいて、お兄ちゃんが弟からおもちゃを取り上げて、泣かせてしまうとします。
するとお兄ちゃんは罪悪感から不安感がでて、弟におもちゃを返そうとする。

・カンニングをしてテストでいい点数を取り、周りから褒めれたが、当の本人は罪悪感から、なぜかソワソワしている。(ノルアドレナリンの分泌によって感情が乱れている)

重い話でいえば、
・ある妊婦の方が、先天的に身体が病弱なせいもあり、流産してしまうとします。
その方は流産したのは、自分が弱いからだと繰り返し思い続け自分を責めて、それが罪悪感となって、自己否定につながり、自分に対してマイナスなセルフイメージを形成してしまい、そのせいでノルアドレナリンが日常的にでてしまい、性格も人格も暗くなるというケース。

先ほどあげた『身体はトラウマを記憶する』という本のなかで、PTSD(心的外傷後ストレス障害)をもつアメリカ兵士の方が登場します。彼はベトナム戦争で、親友を殺されたことから、ベトナムの村の女性を強姦し、報復として、村人を殺めてしまいました。

戦争から終わったあと何年かはPTSDの症状はでませんでしたが、ある子供を見たことをきっかけに戦争のときの、自分が犯した残虐な記憶が鮮明に思い出されてしまった結果、パニック発作をおこし、うつ病になってしまいました。

決して殺めてしまった過去の記憶というのは消えることはありません。特に感情が大きく揺れ動いたときの記憶というのは、エピソード記憶といって、脳に記憶されやすいとされています。一度作られた記憶、脳回路は消えることはないです。

彼は弁護士として、仕事に一心不乱に何年も打ち込むことで、戦争の呪縛から逃れようとしていました。しかし、フラッシュバックによって、過去の記憶が強く呼び起こされました。
脳科学にいえば、戦争のときに村人を殺めてしまった記憶をつくる脳神経回路に、電気信号が流れ、そのことによりその記憶を鮮明に思い出してしまったということです。

彼はそのことについて深く罪悪感をもっていたのでしょう。罪悪感は感情の三角形から説明すると、ノルアドレナリン、アドレナリンが出ることになります。(アドレナリンとノルアドレナリンは表裏一体で、ノルアドレナリン、不安感が出た後、アドレナリンに変換されるというしくみがあります)

しかし今回のケースでは、彼はとても強くそのことについて罪悪感をもっていたので、アドレナリン(ノルアドレナリン)が一気に大量にでてしまい、そのせいでパニック発作をおこし、その後もその記憶のことをくり返し思考することで、そのつど自分への罪悪感を強め、セルフイメージをさらに悪化させ、アドレナリン(ノルアドレナリン)がまた出るという悪循環におちいってしまっていると考えます。


このように、自分自身のセルフイメージというのは深く心、精神、メンタルと関連しています。セルフイメージが変化した後、ノミの実験のように、自分への思い込み、セルフイメージを再びかえることができればいいですが、もしそのままの場合、大人に成長してからも『自分は弱い・ダメだ』などのマイナスな記憶、思い込みのせいで、脳内ホルモンのバランスは崩れ続け、そのせいで人間関係・自分の能力の低さなどでストレスを抱えたりなどして、慢性的な体調不良や自律神経失調症、うつ病などを発症してしまう可能性は大いにあります。

ここで私は対人恐怖症や、自閉症、アスペルガー症候群、適応障害などの根本的な原因も、脳のシナプス回路、思い込み、セルフイメージに原因があると仮説をたてます。

4.マイナスなセルフイメージが身体に与える影響

世の中には色々な健康法があります。
瞑想、ファスティング、食事療法(炭水化物抜き食事法、ベジタリアン、玄米、グルテンフリー、糖質制限などなど)、運動、呼吸法、内観法、オポノポノ、認知行動療法、腸内環境、デトックス、ヨガ。。。

しかし、世の中には、これらのことをしなくても元気な人もいますよね。
カップラーメン食べてても元気な人もいれば、睡眠時間が多少短くても元気な人、甘いもの、お酒をよく好む人でも元気な人、明るい人はたくさんいます。

(ただし、こうした習慣は身体を疲れさせ、酸化させ、ノルアドレナリンやアドレナリンをださせるなどの自律神経系の乱れを起こす可能性があります。何事もとりすぎない、やりすぎないが大切です。)

確かにこういった健康法は効果があります。しかしこういった健康法をとことんやっても、メンタルや身体の状態が改善しない人もいます。

書店に行けばあらゆる健康法についての本が並んでいます。それほどたくさんの世の中の人たちが健康やメンタルについて悩んでいるということでしょう。

ここで私は改善しないのは、根底にセルフイメージに原因があると提唱します。セルフイメージが悪いと、交感神経が働きすぎる、肩こり、自律神経失調、血流の低下、不眠症、食欲不振、慢性疲労、副腎疲労など多くの病に影響すると考えます。

それはなぜかについて、解説していきます。
ここまででも既に長文の記事になってしまっていますが、誠心誠意、頑張ってかきますので、どうぞ最後まで読んでほしいです。

4-1.血流の低下

まずセルフイメージとは思い込み、自分が自分をどう考えているかということは先ほど書きました。
くり返しマイナスなことを自分に思い続ける、マイナスな行動を繰り返すと、脳はそのことを強くシナプスに記憶します。
そうしてその人の性格・人格が作られていきます。

罪悪感や、劣等感のイメージを脳が長期記憶すると、瞬間的、一時的にではなく、日常的に脳内ホルモンである、ノルアドレナリンやアドレナリンを出しやすくなってしまいます。ノルアドレナリンは不安感、恐怖感、アドレナリンは怒りの感情のもとになるホルモンです。

そうすると、通常はドーパミンがでていて、何もしていなくても幸せを感じられる、心地よい感情ですごせるのですが、ノルアドレナリン、アドレナリンがでていると、常に不安感や恐怖感、イライラを感じながら日常を過ごすことになってしまいます。

それはつまり、交感神経が常に働いている状態になります。筋肉は常に緊張するため、肩こりなどの原因にもなりますし、血管が縮まることで、代謝が悪くなり、冷え症などの原因にもなります。

代謝が悪いということは、血流が悪いということですので、脳や内蔵、腸内など、身体の全ての器官に届く血流の量がへることで、それらの機能が低下し、食欲不振、便秘、肌荒れ、頭の回転が悪いなど多くのマイナス要素を引き起こします。

4-2.睡眠の質の低下

睡眠についていえば、交感神経が過度に働いているので、睡眠の質がさがり、ノンレム睡眠の時間が少なくなります。ノンレム睡眠は成長ホルモンを分泌する大切な時間であり、脳の老廃物をとってくれる働きがあります。この時間がとれないと、深い睡眠が取れず、疲れが取れにくくなり、疲れがとれないと、自律神経はさらに乱れ、脳内ホルモンのバランスも崩れ、メンタルに影響します。

朝の寝起きに関しては、通常なら、朝の起床時間が近づくにつれて、副腎と呼ばれる臓器から、コルチゾールというホルモンがでるようになります。これはドーパミンやセロトニンのもとになるものです。コルチゾールがうまくつくられるとスッキリ朝起きられるようになります。

しかし、セルフイメージが悪く、そのせいでホルモンバランスが悪いと、副腎はストレスに対抗するため、日中、コルチゾールを多く分泌するようになります。そうすると副腎は疲れてしまい、朝方にかけて、コルチゾールをうまく分泌することができなくなり、朝の寝起きが辛くなります。試しに性格が明るい人に寝起きについて聞いてみてください。だいたいの人は別に普通だよと答える人が多いと思います。

4-3.思考が多くなり、疲れや過食を引き起こす

交感神経が働いているとき、脳の中では脳波の一種、β波という脳波になっています。この脳波は何かを思考している、もしくはイライラや不安を感じている時にもので、雑念や煩悩の脳波ともいわれます。

常に何かにとらわれていたり、考えごとをしているということは、エネルギーを無駄に消費していることになります。よく勉強したあとに甘いのものが食べたくなるのは、エネルギーを使ったからなのです。1分間の思考はバットスイング5回分と言われています。

理想の脳波はα波であり、それほ頭の中が空の状態を意味するのですが、β波はその逆で、常に何か思考しているので、エネルギーを消費しつづけてしまいます。

そうすると、身体はエネルギーをもとめ、過食になったり、アルコール、甘いものを欲するようになってしまいます。

言霊というキーワードでいえば、私の過去の記事にも書いているのですが、セルフイメージが悪い人は、頭の中で常にネガティブなことを喋っていることが多いです。頭の中の独り言というのは、実は電気信号となって、身体の全身に届いています。
(詳しくは、指先に縮まれ縮まれというと本当に縮まる実験のしくみを書いた記事を参考にしてみてください。)

ポジティブな独り言ならいいのですが、マイナスな独り言は、その言葉通りに身体全身に作用します。疲れた、だるい、しんどい、嫌だな。。などのネガティブな言葉を使うと、本当に身体はそうなり、疲れやすくなります。


4-4.行動制限・回避行動(メンタルブロック)+マズローの5段階欲求と群れ社会

マイナスなセルフイメージは消極的な性格をつくります。
例えば、友達からの誘いがあったとしても、どうせわたしは~だからというマイナスな理由から断ることになってしまいがちです。
(これをメンタルブロックといいます。)



極端な話でいえば、引きこもりや不登校の方は必ずセルフイメージが悪いです。そうなると自己防衛にために、外部との接触を断ち、自分の世界に閉じこもってしまいます。

ここからは余談になります。
そもそもなぜこうなってしまうのか?そしてなぜセルフイメージが悪いと脳内ホルモンバランスが崩れてしまうのか?について仮説を立ててみました。

だれしも人間は社会の枠組みの中で生きています、一人では生きていけません。社会とは、言うなれば群れの集まりでできています。そこで人間は猿人から進化してきたという観点からチンパンジーの群れ社会と「マズローの五段階欲求説」をからめて考察していきます。
人間の欲求の中には「生存欲求」というものがあります。これは人間の一番最優先に求める欲求になり、その次が安全・安心をもとめる欲求になります

マイナスなセルフイメージをもっている、生物的に弱者であると、群れ社会としては弱者は足手まといになりかねません。(狩りができない、食べ物を横取りするのではないか?他の群れグループから弱いと思われ、群れ自体が攻撃されるのではないか?と他の仲間に思われるなど)

そうなると弱者側は群れの仲間から、排除・攻撃される可能性があります。欲求的には生存欲求、安全、安心の欲求が根底にあるわけですから、それを達成するため、脳は脅威に対して、不安感を出すことで、本人に生きるための術や安全を確保させる方法を考えさせようとしている、又はイライラ感を出して攻撃や排除に対して、対抗させようと脳が働きかけているのではないか?と考察します。

人間とチンパンジーのDNAの違いというのは、1%ほどだそうです。
なのでチンパンジーにそういった性質があるならば、人間にも同じ心理状態が働くしくみがあるはずです。

5.セルフイメージについてのまとめ

セルフイメージが悪いことによるデメリットというのはまだまだ、数え切れないほどあります。
長くなってしまったので、ここでもう一度セルフイメージについての流れをまとめます。

①繰り返し、外部からの影響、自分自身の行動、自分自身への言葉がけなどにより、セルフイメージが脳のシナプスの回路によって作られる

②セルフイメージにの良し悪しによって、脳内ホルモンのバランスが決まる。

③セルフイメージがいい場合は、常にドーパミン、α波状態で心地よく過ごすことができる。

④セルフイメージが悪い場合(劣等感、罪悪感など)、ノルアドレナリンやアドレナリンの分泌が多くなり、交感神経が働きすぎて、脳波はβ波になる。(自律神経への悪影響)

⑤交感神経が働きすぎると、筋肉の収縮により、肩こりや、血液循環が悪くなるため、代謝の低下、冷え症状、内蔵機能の低下、慢性疲労を引き起こす。

⑥さらに、交感神経の働きすぎにより、副腎皮質が疲労し、ドーパミンのもとであるコルチゾールの生産量がへり、寝起きがつらい、深い睡眠がとれないなど睡眠の質が低下する。身体の疲れがとりきれないため、さらにノルアドレナリンやアドレナリンの分泌が増え、自律神経系に悪影響をもたらす。

⑦交感神経の働きすぎは、思考過多、つまり考え事が多くなり、無駄なエネルギーを消費する。そのためその分を補おうとして過食やアルコール、甘いものを取りすぎてしまい、身体の酸化を引き起こす。(身体の酸化は、ノルアドレナリン(不安感・恐怖感)、アドレナリン(イライラ)の分泌を増やします。)

⑧マイナスなセルフイメージは傷つきたくない・安全を確保したいという欲求から消極的・回避的な行動をとるようになってしまう。
(マイナスなセルフイメージ→ホルモンバランスの乱れ、自信の欠如→他人から受け入れてもらえないのでは?攻撃されるのでは?馬鹿にされるのでは?→回避行動・制限行動を自分自身に対して、かけてしまう)

以上、セルフイメージについて長々とかいてきましたがいかがでしょうか?
もしこの説が正しく、セルフイメージを変える行動を多くの人が行うようになれば、病院数もへり、国民の幸福度も高くなり、自由に行動できる人が増え、笑顔あふれる素晴らしい社会がくるのではないかと思います。

途中で脳波のことについて書きましたが、要するに交感神経を抑え、副交感神経が優位の状態の脳を作ることが大切なのです。脳波でいえば、α波が基本です(θ波が生まれつきの気質上、優位の人もいますがここでは解説を省略します。)

いくら運動や筋トレしてムキムキになろうが、瞑想しようが、食事療法をしようがセルフイメージ・シナプス回路が悪い人は、性格もネガティブなままです。
今回はひとまずここまでとします。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

次回はそのセルフイメージの変え方について解説していきたいと思います。
キーワードは「行動」
「一日六万回のチャンス」
です。
変え方については費用はゼロ、世界一簡単な方法を紹介したいと思います。
楽しみにしておいてください。
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さあみんなで反撃ののろしをあげましょう。
ではでは(^^)/















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