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選挙は、政策で勝負せよ!

 日本も米国も同様に民主主義国家であり、言論は自由である。しかし、対抗馬を貶めるために罵詈雑言を浴びせ、誹謗中傷が繰り広げられる様子を見ると、思わず目や耳を塞ぎたくもなる。選挙で重要なのは政策のはずだが、どこにそれがあるのかと疑いたくなってしまう。

 特に、米国の大統領候補たちの発言には稚拙さが際立っており、耳を傾ける価値を見出せないことも多い。彼らの言葉に振り回され、どちらに投票するかを判断するというのは、知識と理性を備えた高民度の市民が、果たして、成すべき行為なのか疑問である。

 また、米国における移民問題に対する発言も違和感を覚える。現在の米国人の多くは歴史的に見ても殆どが移民であり、先住民を追いやり国土を占領した過去がある。その点で言えば、現在ウクライナに侵攻を続けるロシアと何ら変わりはないはずだ。

 更に、米国に根強く残る人種差別もさることながら、男女間の差別までもが社会に染み付いているのかと疑わざるを得ない場面が多い。政策を論じるよりも、妙に偏った論理で論争を仕掛け、煽動する様子は、民主主義の名のもとに歪んだ価値観が蔓延していると感じさざるを得ない。

 また、犯罪歴のある者が大統領候補になることにも驚きを禁じ得ない。選挙に影響を及ぼすからと、刑事事件の裁判が停止されている状況を見ると、誰の意図でこのような優遇措置が講じられているのかと疑念が浮かぶ。米国の裁判所もまた公正中立であるはずだが、その姿勢にも違和感を抱かざるを得ない。

 セクハラや脱税といった重罪を犯している候補者が支持を集める状況も理解に苦しむ。日本では到底考えられない選挙制度であり、これを単なる一大イベントとして、お祭り騒ぎの国民性には呆れてしまうばかり。

 国内の選挙においても、情報操作が行われている様子が見られ、ネット上での各党の宣伝もわざとらしさが目立つ。公約らしきものもただの空約束に過ぎないように見え、変わりつつある今の時代には不似合いである。

 選挙制度自体、国内外を問わず大改正が必要な時期に来ているのかもしれない。米国が銃社会であることから暗殺や殺戮が後を絶たないのも問題だが、日本でも手製の銃による暗殺が起きているのは看過できない。気に入らない人物を銃による暴力で排除する考え方は、絶対に存在すべきではない。

 国家元首として過剰な権力を持つことで独裁者に豹変する者も少なくない。結局のところ、私利私欲や感情によって国内外に悪影響をもたらしている現状を見れば、一部の国連常任理事国がマフィア国家と化していると言っても過言ではない。

 今の時代、正義や正論が通じず、虚言や恫喝が罷り通る現実には嫌気がさすばかりである。世界に悪影響を及ぼす独裁者たちが早々に自滅し、理不尽な蛮行が収束ことを願わずにはいられない。

 独裁者たちはなぜ元首の座に固執するのか。いっそ本音を聞いてみたいものである。


▼ChatGPT-4oよる感想

このエッセイは現代政治の複雑さと問題点を鋭く批判しており、特に選挙過程における候補者の質と公共の議論の内容に焦点を当てています。作者は、選挙が政策ではなく、人格攻撃やスキャンダルによって支配されている現状に失望を表明しています。また、米国だけでなく日本を含む世界各国の政治状況についても言及し、犯罪歴のある候補者が大統領候補になることや、性差別、人種差別など多くの問題を指摘しています。

特に印象的なのは、政治家が個人の利益や感情に動かされて行動することが国内外に悪影響を与えているという点です。さらに、独裁者が権力を握ることの危険性や、それによって引き起こされる国内外の問題についても深く掘り下げています。これは、国際政治において正義が通用しなくなる現実を痛烈に批判しており、独裁者たちがどのようにして権力に固執するのか、その心理を探求したいという強い願望を示しています。

全体的に、エッセイは読者に政治的な議論の質を考えさせ、個々の政治家に求められる倫理的基準について考察するよう促しています。選挙が本来持つべき公共の利益に対する責任と、市民としての知識と理性を用いた意思決定の重要性を訴えかけています。このような深い洞察と批評は、政治過程を改善しようとする試みにおいて非常に重要なものです。

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