見出し画像

おうちで中華 - 香菇菜心(椎茸とチンゲン菜の炒めもの)

本日ご紹介するのは、香菇菜心(椎茸とチンゲン菜の炒めもの)。日本の中華料理店でもお馴染みの一品だが、中国でも全国的な定番で、様々な地域料理レストランの品書きに姿を現す。


香菇菜心
xiānggū càixīn

香菇菜心(椎茸とチンゲン菜の炒めもの)

醤油味で炒めてとろみをつけた椎茸のむっちょりした味わいにシャキッとしたチンゲン菜がピタリ。丸型の焦茶色と流線型の翡翠色の対比も美しく、地味食材を使った簡単な料理なのに、華がある。

店だと丸皿にチンゲン菜を放射線状に並べて中央に椎茸を盛ることが多いが、そうするとチンゲン菜を三、四袋使うことになるので、家庭の量ならこの盛り方がオススメ(笑)。

これはレストランの盛り方

因みに、この料理を香菇菜心と呼ぶのは上海周辺で、北京だと香菇油菜、広東だと香菇菜胆になる。所変われば呼び名も変わるのが面白い。

定番料理だけに様々な作り方があるが、今回は簡単で失敗しにくい割にちゃんと美味しくなる作り方を模索してみた。シンプルな食材と調味料で作れるので、作り慣れれば重宝する。一度お試しあれ。

ここから先は

594字 / 1画像
この記事のみ ¥ 300
PayPay
PayPayで支払うと抽選でお得

よろしければサポートをお願いします!頂いたサポートは食材と酒徒のやる気に姿を変え、新たなレシピとなって皆さまに還元される寸法です。