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知ってもらいたい私の現状と精神疾患(適応障害、抑うつ状態)実話あり
目次
挨拶・自己紹介
適応障害、うつ病について
抑うつについて
症状について
薬について
その他、自分なりの対処法
心情や自分の意見について
最後に
1.目次
上記の順番でお話をしていきます。
読んでいただきにあたってのお願いです。
読んでもらうと色々な意見があると思います。
たくさんの精神障害のある方への偏見も出てくると思いますが優しい気持ちで読んでいただけると幸いです。
よろしくお願いします。
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2.挨拶、自己紹介
こんにちは、あるいはこんばんは。
初めましての方もおられると思いますので自己紹介からさせていただきます。
私はichigoと申します。
現在は適応障害と抑鬱状態と診断されて2023年4月に入社した会社を退職して無職の状態です。
初めて適応障害になったのは大学3年生の時、友人関係がしんどくなってしまい、また夜勤のバイトも重なり、体調を崩しました。
その頃、大学では国家資格の勉強も行っており、人間関係や勉強、アルバイトに追われる日々で一日中眠れない日が続きました。
そしてある日大学に行くことに拒絶反応が出ました。
簡単に説明するとまず起きることができなくなり、布団から出れなくなりました。
その時体調はすごく悪くて、吐き気、頭痛、めまいに襲われました。
その日は気づくと夕方になっていました。
その後も大学にいけないことが続き、いけそうと家を出るも通学途中のバスで気分が悪くなり、帰ることもありました。
そんな自分を見て親に心療内科に行くことを勧められて私は、心療内科で診察を受けることにしました。
これまでの経緯を色々と聞いていただき、チェックリストのようなテストをして色々して、診断結果は適応障害。
その時、適応障害と言われてもあまりよく分からないというイメージでした。
うつ病と何が違うのか。
それは続きに書きます。
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3.適応障害について(ここからはネットや自分で調べたことが含まれますので全てが正しいとは限りません)
まず、適応障害とうつ病の違いを知るためにうつ病のことについて説明します。
うつ病とは一般的な精神障害であり、より厳密には精神障害内の気分障害内の1つになります。
主な症状としては少なくとも2週間にわたり、抑うつ気分(悲しみや苛立ちなど)や喜ぶの喪失や活動的興味の喪失が続くこと。
他にありえる症状として集中力の低下や過剰な罪悪感、自尊心の低下、将来の絶望、死や自殺について考える、不安定な睡眠(不眠)や食欲や体重の増減、疲労感、エネルギー低下などが挙げられます。
診断基準として下記の9つの症状のうち①または②を含む5つ以上の症状があり、それが2週間以上続いている場合にうつ病と診断されます。
①ほとんど毎日、1日中ずっと気分が落ち込んでいる。
②ほとんど毎日、1日中ずっと何に対する興味もなく、喜ぶと感じない。
③ほとんど毎日、食欲が低下(増加)し、体重の減少(増加)が著しい。
④ほとんど毎日、眠れない、もしくは寝すぎている。
⑤ほとんど毎日、話し方や動作が鈍くなったり、イライラしたり、落ち着いがなくなったりする。
⑥ほとんど毎日、疲れやすかったり、やる気が出なかったりする。
⑦ほとんど毎日、自分に価値がないと感じたり、自分を責めるような気持ちになる。
⑧ほとんど毎日、考えがまとまらず集中力が低下して、決断できない。
⑨自分を傷つけたり、死ぬことを考えたり、その計画を立てる。
これらに当てはまる方はうつ病かもしれません。
では次に適応障害について
適応障害とははっきりと確認できるストレス因子により、著しい苦痛や機能の障害が生じており、そのストレス因子が除去されれば症状が消失する特徴を持つ精神疾患である。ストレスへの正常な反応は、著しい苦痛を呈さない。
また死別は適応障害ではない。
他の精神障害に当てはまる時はそれが優先される。
うつ病との判別がつきにくい場合がある。
また適応障害が正当な臨床単位であることを確立するデータは不足している。
ストレスが原因で発生する身体的な異常は心身症である。
適応障害は自然軽快することも多い。
診断基準として以下の事柄が挙げられる(DSMーIVとICD−10でも若干診断基準が異なる。)
①はっきりと確認できる大きなストレス、及び継続的、反復的にかかり続けるストレスが発症の原因であり、そのストレスを受けてから3ヶ月以内(ICD10(国際疾病分類第10版)では1ヶ月以内)に情緒面、行動面で症状が発生すること。
②ストレス因子と接した時に起きる予想を超えた苦痛の反応もしくは、社会生活、職業・学業的機能において著しい障害が起こること。
③不安障害や気分障害、うつ病など他の精神障害が原因ではなく、ストレスが死別反応などによるものではないこと。
④ストレス因子が排除された場合、半年以内に症状がなくなること。
⑤ストレス因子がなくなった後も半年以上症状が続く場合は、他のストレス障害(PTSDや分類不能の重度のストレス障害)や特定不能の不安障害などを考慮する必要がある。ただし、ICD10の場合は、遷延性抑うつの場合は最長2年間持続するとされている。
⑥また、症状の持続時間が6ヶ月以内のものを急性、6ヶ月以上のものを慢性と呼ぶ。
慢性の場合は継続的なストレスが続いている場合に適応される(例:周りに犯罪が多発する場所に住んでいる、裁判に巻き込まれるなど)
これらのことから適応障害とうつ病の違いを自分なりにまとめると
うつ病は毎日憂鬱になり、全ての事柄において喜びや楽しさがなくなることに対して、
適応障害はある事柄(ストレスになるもの)に対してのみ気持ちの上がり下がりが生まれるが他のことをしている時などは元気で楽しい気分にもなれることがある(例:仕事で上司に会うのはしんどく会社にはいけないが家でゆっくりとゲームはできる。)
補足:ただゲームをしているときに上司から連絡が来たらなど考えるとしんどくなり動けなくなることもある。(実話)
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4.抑うつ状態について
抑うつとは気分が落ち込み、活動を嫌っている状況であり、そのため思考、行動、感情、幸福感に影響が出ている状況のこと。
抑うつの症状が精神状態の中心となっていることを意味する。
抑うつ状態はあくまで気分・感情であり、生きていれば誰にでも起きる気分の落ち込みである。
抑うつというだけでは原因不明の症状であり、その状態が病的と診断されると「うつ病」として治療対象となる。
死別や経済破錠、災害や重篤な病気などへの反応は、理解可能な正常な悲観反応である。
抑うつの原因が全て精神障害であるとは限らない。
認知症の初期症状や、甲状腺機能低下症あるいは亢進症など他の医学的疾患も抑うつの原因となりえる。
抑うつは人生の出来事の1つに対する通常の反応としても起こり、ごく一部の医学的な症候についてが医学的治療や薬物療法の対象となる。
うつ病として扱われるのは、ほぼ毎日、2,3週間は抑うつであり、さらに著しい機能の障害を引き起こすほど重傷である場合である。
また、うつ病という1つの診断がついたので他は考慮しないというような短絡的な診断は行われがちである。
他の精神障害も原因となりえ、誤診も報告されている。
安易な投薬も行われがちであるが、WHOならびに日英のうつ病の診療ガイドラインは、軽症のうつ病に抗うつ薬の使用を推奨していない。
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