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心の琴線で本を買う

『今日は心の琴線に沢山触れました』

最近のプチマイブームはイモトアヤコさんのYouTube。
特に、朝の時間帯に見ることが多い。内容は全体的にゆるっとした感じだけど彼女のもつパワフルさが画面から伝わってきて、エネルギーを貰えるし、私ももっとパワフルに生きよう!と思わせてくれるので大好き!

先日観た動画は、図書館でイモトさんが本を沢山購入する、というものだった。
たくさんの本を抱えてレジに向かう彼女に、カメラマンの女性が、
『いつもそんなに買うんですか?』と、質問。
するとイモトさんは
『いや、その時々で買わない時もある。今日は心の琴線に沢山触れたんだよね!』って。


わたし『わかるわかる!』

みなさんはどうやって買いたい本を見つけているのでしょうか?

私は本が大好きだけれど、その時期によって読む量には結構偏りがあって、それを分解してみると、以下の三つに分かれている気がしている。

『①読みたい時期、②読めない時期、③読まない時期』


せっかくなので、この三つに関してちょっと考察してみよう。

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①読みたい時期
自分が成長したいって思っている時期。この時に本屋さんや図書館に行くと、心の琴線に触れることが多い。
自分の中にスペースができてぐんぐん吸収して行く時期。

②読めない時期
働き出す前までは読めないことを意識することはなかったけれど、ストレスが過多になったり、頭の中で無意味なグルグルする考え事が止まらなくなると、本を読む余裕がなくなるみたい。新しい言葉の入る余地がなくなるの。
これって本だけにとどまらなくて、この時期の私は大好きだった映画と、他の人の助言も、自分の心の声も届きにくくなっている。こう、自分の中のシャッターが下まで閉じている感覚。
私の中では「本が読めない」ってことは一息つきなさいってサインなんだと思う。
この時期がきたら迷わずにゆっくり休むこと。


③読まない時期
この時期はアウトプットの時期。
読んだもの、吸収したものを実践する。

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②の分析だけ、とても力が入ってしまった...。
これを読んでいる人も、もし、自分の好きなことを楽しむ余裕がなくなってたら危険サインなので休んで欲しいな、と。完全なるエゴですね。

そして、今の私は①の読みたい時期に差し掛かっているみたい。

この間までは読めない時期にいたことを思えば、心の中にスペースができたってことなのだろう。ここ一週間ほどは毎日のように図書館か本屋さんに通っている。

大きな本屋さんに行くのも良いけれど、個人店で開いている本のセレクトショップのようなお店に行くと、心の琴線に触れることが多い。
それはきっとそこの店主さんの心の琴線にも触れた本が並べてあるから、もしその店主さんと自分のもつ感性が一致した日には、読みたい本がドバドバと増えていく。


私の過去を少し振り返ってみると、人生の岐路にいる時にお守りにしたい本に出会ってきているなぁということに気がついた。
そんな私は現在、おそらくその岐路に立っている。そして数日前に訪れた素敵な本屋さんで心の琴線がビビビッと来た本との出会いがあった。この本は一生のお守りになるんだろう。

だから、やっぱり本屋さんに行ってたくさんの本に囲まれることって私にとって必要。
ネットでおすすめの本を知るのも良いけれど、その時、その状況にある自分に一番必要なものって、自分にしか見つけられないものね。

これは読まない時期が来た時に沢山アウトプットできる予感、、なんだかわくわくした楽しみだ。

最近、あなたの心の琴線に触れた本、よかったらコソッと教えてください。

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