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千種創一
2020年12月27日 20:41
夏の原美術館でインスタレーション「此レハ飲水ニ非ズ」を見てから、木彫りの精密な草花を作る現代美術作家 須田悦弘の世界にすっかり引き込まれてしまった。その後も各地で須田作品を観た。まだ全作品を観てはいないが、とりあえずの須田悦弘論が筆者の中で形成されつつあるので、各作品の鑑賞とともに、以下、記録しておく。1 時間の落差: 此レハ飲水ニ非ズ(2001年、原美術館) 黒タイル貼りの古いトイレのよう