自分のすべてを捧げるほどやりたいことは何?
パリオリンピックの柔道で、まさかの負けてしまった詩選手が号泣したシーンは、あの時何回も何回もテレビから流れてきて、オリンピックなんてほとんど真面目にみていない私までもらい泣きするほどだったが、それと同時に「あそこまで泣くほど打ち込める好きなものがあるって羨ましい」と思っている自分がいた。
彼女はまだ若いし、これからきっとこれをバネにしてどんどん技を磨き活躍の場を広げていくのだと思うが、還暦に差し掛かった自分は果たしてどうなんだろう。と、ふと我が身を振り返ってしまったわけだ。