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SNSとリアルの距離は埋まらない📖
( 約900字 )
人に勧められて、ツイッターのアカウントを作ったことがあります。
会社の後輩に、フォローを頼まれたのです。
ポツポツとたまに呟いていたら、妙なDMがくるようになりました。
お金の儲け方が得意という輩から、頼みもしないのに、効率よく稼ぐ方法のURLを貼り付けてこられました。記事は開いていないですが、因縁をつけられました。
「自分の知恵を盗む人」と、私は疑いをかけられました。
そのURLを勝手に使い回す人間だ、と頭のおかしなフォロワーが息巻いて加勢に入ったので、炎上する前にやめました。
SNSでは相手が誰か分からないのに、自分を責めて命を落としたり、ツイッターで動画を拡散されて泣き寝入りをしたり、数えきれない被害が報告されています。
あまりnoteではお目にかからないですが、全く無いようではないみたいで。
どこまでいっても、SNSは自分の存在に一枚フィルターをかけられた感がつきまといます。
noteでは、アイコンの横に自己紹介文を書きます。
そこには個人情報ゼロの方がいらっしゃいます。
かと思えば、名前を実名で載せる方、趣味や学歴を書く方、職種を書く方、それぞれ違います。
noteの発信から仕事にする場合には、名刺代わりになるので、身元がハッキリ明示されていると信用されるでしょう。顔写真があれば、尚更です。
noteアプリは、肩書きが必ずしも必要ではありません。
手の届きそうな距離にいるかもしれないし、地球の裏側からメッセージを送られてくるのかもしれない。
外国の地から投稿される方も拝見します。
相手の素性が分からないから、色々な気持ちを綴れるところもあります。
リアルな生活では言わないことを、SNSだから書けることもあるでしょう。
それで、アイデンティティを保てることも事実です。
ー 顔が見える相手は、素性が分かりやすい ー
肌の色や、喋る言葉、姿の特徴がわかります。
私はひとを見て態度を変える人が苦手です。
初めて会うときは多少の緊張感はありますが、その立場で大きく言葉づかいを変えることもありません。
でも、書いた文字で証明する術はありません。
言葉で誤解を招くから、直接、電話してくる友達を信用できるのも、SNSやラインの失敗があった人です。
私たちは、言葉を信用することでしか、繋がれない関係です。