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なぜハイブランドを買うのか?ブランド狂の夫を観察して見えてきた効用 その2

なぜハイブランドを買うのか?

夫曰く『本当に良いと思うから』という内容をその1では書き綴りました。

本日は、夫を観察して見えてきた自分の到達点についてnoteします。

人が価値を見出しているものに気づいていないのは勿体ない、という点についてあれこれ書きました。

︎☝︎その1もぜひご覧ください。

何にも価値を見出せない自分が気づいた視点

美術館へ行っても、音楽を聴いても、一時は感銘するものの
その一瞬で終わらせてしまう自分がいます。

その一方で、某ハイブランドを調べ尽くして魅了された夫がいます。
実は夫、絵画や映画、文学とブランド以外も超詳しいです。

なぜこんな差があるのか考えたのですが

見ている世界が全然違うのです。

私は点、夫は面の視点でとらえています。

でも、その視点を養うなんて今更難しいですよね?

そう思った私が重要視するのが
価値を見出せている人は、どんな視点でどの部分を評価しているのか。
これを知った上で改めて見ると、視野の広がり方が全然違うのです。

今回の例でいうと、

私︰おばさんバッグのブランドだと思っていたら、いつの間にか雰囲気変わってる!

夫:前回のデザイナーの時は大人の女性に人気があったのだけど、2018年に変わって若者層がターゲットになったからブランドテイストが一変したんだよ。ブランドロゴも少し変わったんだよ。

※普段はもっとディープな解説を聞いていますが思い出せませんw

この着眼点に気付いた私は、

自分の物差しのせいで、価値に気付いていない段階で否定しちゃうのは勿体ないな、と最近思うようになったのです。

世界で評価されているものは、なぜそれが評価されているのか、掘り下げて考えるようになりました。

今回、ブランド品について焦点を当てましたが
この視点は普遍的で何にでも当てはめることが出来る思考なのです。

結局、心の豊かさに見合わないなら買わない方が良い

知って否定するのと知らないで否定するのは大違い、と私は到達しました。

その上で、ブランド品をいよいよ買ったり所有するフェーズになって気づいた点を下記に示します。

①ハイブランド品は手入れが必要
②奥が深すぎて分からない私が買うのが気おくれする
③必要最低限、機能的なものを買う

①そうなのです。ブランド品は手入れが面倒くさいのです。

超ざっくり言うと、化学的なものより自然に近い素材を使っているので
カビやすく、虫に食われやすいのです。
夫は買った服1点1点に虫よけカバーをし、湿度管理に注意を払っています。
靴は、いちいちシューキーパーを入れ込み、履いた後ピカピカに磨きます。

物が増えると、自分の場所と時間が奪われるという考え方があります。

価値への理解は大事と述べましたが

ブランド品を所有してしまうと、場所と時間が奪われるのです。
夫はこれも厭わないほど、寧ろ手入れも含め好きなのです。

私は所有する満足度よりも、ストレスのほうが大きく感じてしまうので、やっぱり向いていません。

②気おくれするについて、
夫と一緒にブランド品店に行くと、それはもう、日常と違う世界があり、お金持ちそうな客がちらほら居るのです。

矛盾するようなこと言いますが、ブランドが魅了されるポイントまでは何となく到達できました。
その先、結局自分はそれを知った上でどうなのか

結論、所有欲は無いし、手入れが大変なので最低限以上は欲しいとは思いません。

というか、夫くらい調べたり熱量がない私は
寧ろ今までよりも欲しいと思わなくなりました。

③とはいえ、30歳にもなりましたので、必要最低限、持っているブランドがあります
それは、某スペインのブランドなのですが、私が大好きな機能性を兼ね備えているのです。

今、財布とバッグ、キーホルダーを使っていますが、財布は1年使っても新品のような美しさを保っています。
キーホルダーも、雑に扱っても全然ヘタレない!!

20代初期に使っていた、サマ・・バサとは大違いです。

このように、価格と性能が見合うと、所有したいと思います。

あまりにも、全身ハイブランドは迫力がありすぎますが
日常使いの、機能的で役に立つ物でしたら、年齢相応に持っていても良いのではないでしょうか。

結びに

今回私が伝えたいのは
自分物差しで否定するのは勿体ない

と気づいたことです。

人が価値を見出しているものは、自分が知らない魅力があるのです。

それを知った上で、改めてジャッジしても良いのではないでしょうか。

このワンクッションで見えてくる世界が変わったという私の体験談でした!

本日もご覧頂き、ありがとうございました😀

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