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💁📖覆面で叫ぶけど、責任は持たない 1007


30年前に起きた阪神大震災や1995年のことは、「市民が世界にネット配信した初の災害」とか、「ボランティア元年」とかと呼ばれることがある。
災害は望まざるものではあるけれど、後の東日本大震災や能登半島地震に活かされたことは間違いない。


私も阪神大震災で家屋が全壊した被災者であるし、支援物資や義援金にはお世話になった。
今回、それはちょっと横に置いといて、ネット•SNSについて少しだけ触れてみたい。


※2025/1/7朝日新聞「ネットと災害❶」「1995からの現在知❽」「メディア空間」を参考に、引用•抜粋•要約•考察した


阪神大震災当時、国内のネット利用率はたったの1.6%
そりゃあそうだ。
携帯電話だって1%程度だったんだもの。
公衆電話に大行列ができていたんだもの。
ご近所さんが大音量で流してくれたカーラジオに、大人たちは集まって耳をすませた。


翌1/18、「我々は深刻な地震を経験した。ネットワークは正常に機能している。Eメールを受けとることができる」初めて世界に向けて発信したのは神戸の大学職員だった芝さん。


同じ大学職員だった松崎さんは8ミリビデオカメラで被災状況を撮影。
松崎さんからテープを受け取って動画から切り出し、芝さんは1/19からサイトで公開していった。


お見舞い、救助隊の派遣、ボランティアの申し出などのリアクションに「世界の人たちが心配していると分かり、勇気をもらった」
「海外の人とつながるネットの威力はすごい。池に投げた小石が波紋を広げていくように、自分たちの発信が世界各地に伝わった」。


今や被害状況は勿論のこと、寄付•ボランティア•救援物資の受け入れや振り分けにネットは欠かせない。


同じ頃、小室哲哉さんは、浜ちゃんを迎えたユニットに提供する「WOW WOW TONIGHT」を制作中。
未曾有の災害に「僕は余計に流行歌を作ろうと思った」。


ヒット曲を連発、音楽チャートは小室ファミリーが独占。
超多忙だけれど「今より空っぽになれる時間は作れていた。無心でピアノに向かったり、スタジオまでのんびりと自転車を漕いだり」
「今の人は空白がなくて大変。僕も今は時間があればスマートフォンを手にしてしまう。情報の貧乏性と心配性


「当時もネガティブな批評も反論もあったはずだが、(自身には)届かなかった。そんな声を聞いていたらあれだけのことはできなかった」。
SNSが発達していなかったからこそ、知らずに活躍し続けられた。


人気は急速に翳る。
「SNS時代なら兆しも見えたと思う。あの時は突然見えなくなった。ある日、誰かに拒否されるように」。


翻って、ネットありきの現代「デジタル空間で生じる消費者問題を消費者自身で防ぐのは困難」(内閣府消費者委員会)。
事業者が所在不明、契約当時の広告ややりとりが残っていないなど、手口が巧妙で被害回復が難しい。
事業者は消費者に対し、「生成AIを利用した高度なコンテンツ生成など圧倒的な技術的優位性を持っている」。


ネットは進化したが、選挙戦の対立が加速するなど、SNSには大量の偽情報•誤情報が流れる。
誹謗中傷も後を絶たない。
心身の健康を損なったり、日常生活が危ぶまれたり、人生を狂わされてしまうことも多々ある。


ノンフィクション作家の山根さんは「今のネット社会はみなが東京•渋谷の交差点の真ん中で、覆面をして叫んでいるような状態。自らの発言や発信に責任を持たない人が多すぎる」と言う。


インターネットが生む新しい社会に対する期待は大きかった。
だって個人が世界に発信するなんて、それまでは考えられなかったんだもの‼︎
「探索や発見をした興奮、人々が世界中で交流し助け合える驚き。なのにSNSがプロパガンダの手段と化し、社会に与えている影響を見るのは悲しい」(テキサス大オースティン校教授ジョン•シュワルツ)。
「ぼくたちはこの優れた技術を使いこなせずにいる」(芝さん)。


たったこれだけのことを書くのに「1995年の携帯電話の普及率は?」「後を絶たない?断たない?どちら?」とネット検索した私。
間違いなく恩恵に与っている。
no+eだって、ネットなしには書けないわけだし。


反面、ネットがなくSNSに触れていなければ「知らずに済んだのに」とマイナス面を感じることもある。
反論が通じる相手なら、誤解や曲解を解くことができる相手なら、少しでも歩み寄れる相手なら、そもそも他者を攻撃なんてしないと思う。


ご自身が100%正解で正義だと思い込んでいらっしゃる方が、他者に耳を貸す気がないことなんか解りきってるじゃない。
期待するな、私。
それでも非力で阿呆でゴマメな私は、「もしかしたら」と無駄な歯軋りをする。
ごめんね、ゴマメ。
歯はエサを食べるためにあるのに。



自分の方から攻撃したことはないつもり ⚫︎ ⚫︎ ⚫︎
たとえ私にそのつもりがなくても、そう感じる方はいらっしゃるのでしょう。
可能であれば、誤解させたことを謝罪したい。
どんなところを攻撃だと感じたのか、是非とも訊かせてもらいたい。
真意を説明させてもらいたい。
これって私のエゴなんだろうか?


いや、別にいいか、やめとこ。
巳年だけに藪蛇になるかもしれないしね。
離れておく、見ないでおく、関わらないでおく、つながりを切る、その方が身のためだよね。
処世術か?
世知辛い気がしなくもないけれど、スルースキルは機敏に、デジタルデトックスは臨機応変に。
名言の予感……


新聞記事がキッカケで書いてみたけれど、ブースターになったのはきゃらをさんの記事の「テーマ」。
そしてつい先ほど、天道馬七さんの「あー、ハイハイ教」にも出会ってしまいました。
              (1/7)


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【本文とは関係ないお知らせ】
友人が湯郷(岡山県美作)に、素敵すぎるオーベルジュをオープンさせてビックリ‼︎
いずれ記事にするかもしれないし、しないかもしれない←どっちやねん‼︎
彼が作るお料理は本当に本当に絶品。
ワインの品揃えも良いらしいよ、知らんけど(飲めないので)。
私?そのうち行く予定←未だ行ってないんか〜っい‼︎
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ちゃりれれ【時々ジャイアン】
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