⭐️徒然だらだら年末年始 1003
かつて5人家族だったときがあった。
年末年始、自営の元夫Hは出張で不在。
由美(仮名、長女)はト○○カレンダーに従い9〜10連休。
修(同、長男)のバイト先はイ○○系スーパーで年中無休。
年末はコミケに出かける。
進(同、今は一人暮らし次男)の休みは、三が日で終了。
私はと言うと365日年中無休の職場。
部下さん達の希望休を優先し、年末年始は連勤するのが常。
それでも年末には掃除にあくせくし、お節料理を準備した。
誰から望まれたわけでもないのに、そうするものだと思い込んでいた。
翻って今はどうよ。
うつ病•失業中で毎日がお休み。
同居しているのは、「母とは接点ゼロ希望」で「意地を張ってクローゼットに籠城」していて「コロナから病み上がり」の由美と、私とは口を利かない修だけ。
mustが一切ない年末年始を怠惰にすごしている。
ありがたや。
掃除が嫌いなのに、汚いのはそれ以上に大嫌い。
「大掃除なんか金輪際するものか‼︎」と思いながら、ついうっかりと浴室換気扇の掃除をしてしまった。
火がついてしまい、さぁ大変。
あちらこちらに手を出す羽目になってしまった。
だからやりたくなかったんだよ。
食べるのも作るのも大好きなのに、修がコミケに出かけてしまうと、自分のためだけに料理をする意欲はスタコラサッサと逃亡してしまう。
食材の買い出しに出かけたはずなのに、出来合いや半調理品を自分のために買い込んだ。
メガドンキホーテで買ったずしりと重いカツ重は、「並」を選んだのに500gもあった。
2食に分けて食べたけれど、3食に分けてもよかった。
フライドチキンやピザも買った。
とろけるわらび餅もバースデーケーキ代わりのロールケーキも買った。
前々から気になっていた業務スーパーの豚角煮も買った、煮汁で野菜を炊くつもり。
近所のスーパーでベニズワイガニの剥き身(棒肉)も買って、勿論ひとりで食べた。
食養生も小麦抜きも暫し忘れ、ジャンクな生活を満喫‼︎
……と思いきや、2日目には体が野菜を強烈に欲し、昼も夜も白菜やら大根やら人参やらを千切りにして生のままで食べまくった。
草食動物か?
いや、草食動物化か?
大晦日にコミケから帰宅した修は、シャワーを浴び、仮眠し、荷解きして仕事に出かけて行った。
勿論、翌元日も仕事。
私なら、旅行から帰った当日と翌日は休みたい。
我が息子ながら、真面目さに感心する。
日中はFMを流しっぱなしにして新聞を読み、本を読み、no+eを読む。
コアちゃん(myウクレレ)を弾き、歌い、気が向いたら録音する。
思いつきをno+eに書き、無駄に不良在庫を増やす。
極楽かよ。
紅白歌合戦は一瞬も観なかった。
GLAYやB'zやVaundyや風君くらいは「観て差し上げてもよくてよ」と思っていたのに、日常的にテレビを点ける習慣がないから、(正直なところ)忘れていた。
朝は覚えていたのに。
私が忘年会を欠席して会えなかった友人から、来年もよろしくねとLINEが届いた。
年越しの瞬間は別の友人とLINEのやり取りをしていた。
ワタル(友人間のニックネーム、妹)から、あけおめLINEが届いた。
朝になったら12月に会った友人から会おうとLINEが届いた。
別の友人達のグループLINEから、近々○○○会をやろうと連絡がきた。
郵便受けには、小学校からの友人を含む友人•知人からの年賀状が届いていた。
忘れられてなかった。
お節料理と言えば、縁起物。
「三が日に女性が台所に立たなくていいようにお重詰めにした」という説もあるけれど、そんなの男が言い出したんじゃないの?
却って手間がかかるってもの。
結婚した当初は、お重箱いっぱいにお節料理を作り写真を撮ってはご満悦だった。
さすがに蒲鉾までは作らなかったし、今時のようにローストビーフは詰めなかったけれど、飾り切りをしたり、金団を裏漉したり、チマチマと何種類も作るのが楽しかった。
今は3人世帯だけれど、私の料理を食べるのは修と私だけ。
家族の人数が変わるに従い、お重箱→大皿盛り→ワンプレートと、お節も形を変えた。
今年は更にやり方を変えたら、意外と良かった。
……と、自分では思っている。
そもそも修が食べるのは出勤前、夕食、夜中の3食。
出勤前と夜食はセルフなので、私が作るのは夕食の1食だけでいい。
大晦日は夕食の汁物を年越しそばに換えればよかったし、お正月は夕食をお節料理にすればいいだけ。
何種類ものお節料理を準備し、なくなったものを補充していく必要は、今の我が家には皆無。
文句を言う人もいない。
だって修は喋らないんだもの。
手軽に作って美味しく食べられれば良いやんね。
元日は、「予め濃いめの味付けで作って冷めているお煮〆」をやめて、「いつもの味付けで出来立てホカホカのお煮〆」やらお雑煮やらをどかーんと提供。
2日目は黒豆やら昆布巻きやらなますやなんかと、具沢山のお雑煮やなんかをどかーんと提供。
何種類もの少量のお節料理を、何日間も食べ続けるより、1日目、2日目、3日目で種類を分けた方が、作るのは楽だし食べるのも美味しい。
縁起も言い伝えも大事だけれど、今の私には無理なく負担なく美味しくの方がもっと大事。
人様に押し付けるつもりは全く無い。
3日は、クローゼットに籠城中の眠り姫由美が本年初外出。
きっとデパートの初売り。
「初出店」とか「期間限定出店」とか「○○百貨店限定品」とか、そういうスイーツを両手にいっぱい買って帰ってくるはず。
勿論、私の口に入ることはない。
だって「接点ゼロ希望」なんだもの。
初詣には三が日が過ぎてから出かける。
ご近所の小さな神社でさえ三が日は人出が多く、お詣りには大行列と聞いているから。
「おい、来るのが遅いじゃないか。
ご利益を減らしてやろう‼︎」なんてことは仰らないでしょう。
知らんけど。
6日の週は、精神科、歯科、整形外科、ペインクリニック受診、ハローワークの失業認定、セミナー受講、他にも予定が盛り盛り。
それまでの間は、徒然を満喫し心身を癒す所存。
ああ、楽ちん。
お忙しくされている皆々様、こんなに怠惰でごめんなさいね。
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