vol.139失業中編【罪悪感】は要らない〜我慢発うつ病行き 943
前話
我慢発うつ病行きマガジン
※パワハラ編•モラハラ夫編は別マガジンに収録
目が回るような毎日。
……ではなくて、実際に目が回って嘔気がしている。
またもや寝たり起きたりの生活。
でもなかなか寝付けない。
軽減してから投稿する筈なので、お気遣いなく。
無職のくせに忙しい。
からだ以上に頭の中が忙しい。
1万人の第九の本番が近づいてるし、母のこと、ワタル(友人間のニックネーム、妹)のこと、ハローワーク、忘年会のお誘い、通院スケジュールのやりくり、市役所に銀行に歯のクリーニングも予約しなくては……
そりゃあ、仕事をしていたときとは比べものにはならないけれど。
日暮れが早くなったから、気温が下がったから、気圧の関係……
内因は勿論のこと、外因の影響も大きいから
「当たり前よ。仕方ないわ。
元気な人でも気が塞ぐからね」とメンターM先生(ペインクリニック院長)は仰る。
気が塞ぐだけなら我慢して気分転換しようと努力する。
無理してでも、陽射しを浴びて外気に当たろうとする。
めまいや嘔気って奴はそれを許してくれないから困る。
ところで以前に断薬した抗不安薬代わりに、精神科Y医師から10月に処方された抑肝散について、期待薄だった私。
元々薬に詳しいM先生が、更に調べて教えてくださった。
月に1回、お喋り目的で通う患者のために何とも有難いこと。
抑肝散は効き目が緩やかだと思われがちな漢方薬にあって、SSRI様の働きが期待できること。
ツムラやクラシエはエビデンスがしっかりしているので、抗うつ剤のサブとしての服用に充分に応えられるとのこと。
帰宅してから、私も慌てて調べてみた。「抑肝散は気休め」とか「疲れたときの甘いもの代わり」とか、ふたりして散々ディスってごめん。
怒ってなぁい?
因みに私に処方されていた抗うつ剤はSNRIタイプ。
Y医師から断薬許可は出ているけれど、最近の体調不良は軽い離脱様症状の可能性がある。
抑肝散で補填するのもアリかもしれない、知らんけど。
※私の場合、抑肝散は頓用で処方されています。
定期服用処方されている場合は、医師指示に従って服用されることをお勧めします。
内因については、とにかく罪悪感を持たないこと。
良い意味での開き直り。
今まで何事もひとりで抱え込んできた自分に対しては「それがダメだった」ではなく「よく頑張ってきたね」と労いを。
本当の私は得をしたくて楽をしたいエゴイスト。
なのに人様の反応を予測しては、自分が我慢すれば済むからと引き受けてしまう。
「断ればいいのに」と言われても、うん十年かけて培った性格は一朝一夕には変わらない。
ましてや人様をや。
人様を否定する必要もなければ、過去や自分のこと後悔する必要も罪悪感を持つ必要もない。
「他人の気持ちを、想像しようとすらしない人だっているのよ」
そうM先生から言われても、真似したいとは思えない。
人様の気持ちは想像する。
その上で自分の気持ちを一番大切にすること。
だからといって罪悪感を持つ必要はないこと。
でも罪悪感を持ってしまう自分のことは否定しないこと。
M先生のところから下着屋さんに向かう。
長らく休職されていた店長が復帰され、お久しぶりのご対面。
私の体は店長が休職される前より、歪みが少なくて、凝りや張りが解れやすくて、柔らかくなっているんですって。
更にメンタルが解放されたら、私は海月になってしまうかもしれない。
ついつい「仕事もしてないくせに」と、自分のことを書いたり言ったりしてしまう。
一体、誰に対して罪悪感を持っているんだか。
後ろ暗くもないし恥ずかしいことでもない。
一体、何に遠慮しているんだか。
こういうところよ。
「仕事もしてないくせに」スケジュール帳は、まぁまぁ黒い。
中には通院やハローワークのように、日程変更ができない予定もあるけれど、「仕事をしてないから」と相手の都合に合わせてしまうし、変更やキャンセルを言い出しにくい。
先ずは忘年会を断る。
行きたくないわけじゃない。
会いたくないわけじゃない。
でもね、遠いんだよ。
(開始時間が)遅いんだよ。
(飲めないのに)飲み放題なんだよ。
一朝一夕で性格は変わらないから、日々の小さな行動を変える。
罪悪感なんか持たないんだもんね。
「ごめんね」の代わりに「誘ってくれてありがとう」「皆さんによろしくね」「楽しんでね」と伝えるんだもんね。 (11/16)
捕捉のような……
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