🤱【あなたの為を思って】タイトル
※「人としてどうなの?」という表現が含まれます。
ご注意ください。
※『あなたの為を思って』に(こっそりと)改題しました(2024/7/28)
前回⤵️
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出かけるつもりでさっさと家事を片付けたのに、何となく体調が良くない気がして予定を返上した。
こんな簡単なことが、今までできなかったなんて、馬鹿みたい。
「頑張る」「根性」がデフォルトだったからね。
ご心配をいただく必要がない程度に元気です。
初めに頭に浮かんだタイトルは「『あなたの為を思って』という呪縛」。
私にとっては呪いの言葉としか思えないし、絡め取られる感覚は正に「縛」。
ちょっと待てよ、そんなヒット作はなかったっけ。
ありましたね。
うっかりと自画自賛してしまうところだった。
危ない危ない。
居なくなって欲しい、死ねばいいのに、早く死なないかなと思っていたけれど、自分が殺すことはただの一度も考えたことがない。
大体において狡いんだよ、私は。
「死んでほしいくらい嫌な人を殺して、自分の人生を棒に振るなんて、割りに合わなくない?」。
こんなことを子どものときから考えていたんだもの。
では「『あなたの為を思って』という鎖」ではどうかしら。
鎖は目に見えるところが、言葉とは異なる。
繋がれて長さの分だけ許される自由、若しくはぐるぐると巻きつけられ、身動きが取れない不自由。
絡め取られる感覚は確かに「縛」だけど物理的に鎖に縛られるのは、言葉とは別物。
「罠」はどうだろう。
罠には、形のある罠も無い罠もある。
罠は罠だと主張しない。
罠は気づかれないように、通り道にそっとセットする。
獲物は罠に気づかない。
猟師が仕掛ける罠とは違い、仕掛けた方が「罠だと認識していないケース」だってある。
罠をセットしたら、獲物が罠にかかるよう誘導する。
立場を利用すれば誘導なんて簡単。
親から子どもへ、先生から生徒へ、上司から部下へ、先輩から後輩へ、監督から選手へ、スポンサーからクライアントへ、力のある者から弱い者へ……
ミステリーのトリックは、読者を虜にする罠。
ハニートラップは、好意を弄び離れ難くさせる罠。
身ぐるみ剥がされスッテンテンにされたり、孤立させられたり、犯罪者にされたり、戸籍や国籍を取り上げられたり、命を落とすことだってある。
そうそう、罠じゃなくてタイトルの話だったね。
「言葉」というどうとでも取れるような、摑みどころのないような、シチュエーションによっては如何様にも解釈できるような、そんなものがテーマなら、「罠」がベターなんじゃないか。
既にそんなタイトルが存在するかもしれないけれど、そんなの知ったことじゃない。
「知らない=無い」だよ、参ったか。
……という経緯が、人知れず私の頭の中だけにあって、「『あなたの為を思って』という罠」に決めた。
これで直ぐに改題したら、笑っちゃうわ。
「そんなことどうでもいいから、早く本文を書けよ」。
ですよねぇ……。
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