⭐️刺さる言葉•響く言葉 1005
※ヘッダー画像は2021/6/16に、私とは喋らない修(仮名、長男)が書いたメモ
何に当たって、何が崩れたんだろう?
日頃は悪態しかつかない彼からの「ごめんなさい」が面白くて可愛く思えた
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2024/12/29〜今日までの言葉採集の記録。
年末年始に私の目や耳に入った言葉の中から、するんと通りすぎず、直ぐに忘れ去らなかった言葉のいくつかをご紹介。
名言とは限りません。
迷言とも限りません。
個人の感想です。
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家族と生き別れ、独りでいる少女(ウクライナからの非難民)が笑顔を浮かべている。「私の前では泣いていいんだよ」と伝えると、少女は涙を流し、「笑うことに一生懸命で、泣き方を忘れていた」
(俳優 サヘル•ローズ)
自らの苦痛を他人にも強いずにいられない彼女たちの屈折した心が痛々しい。
(「ブラックサクバード、ブラックベリー、私は私」映画評)
日本社会には自分を十分にケアできる人があまりにも少ない(中略)
現代人の「食事」や「自宅」という領土を、仕事と消費がずいぶんと占領してしまい、自分を大事にする時間も欲望も激減した。愛着のない家。愛着のない食事。愛着のない寝具。低質な睡眠のあと自分を再び苦行に向かわせる。自分を喜ばせるなんて面倒。
(「ごはんが楽しみ」書評)
数々の選挙を思い出すと、シンプルに断言する人や集団がもてはやされた。中身より勢いが求められる。そのために新しいツールやメディアを駆使する。同時に既存のものを無用扱いするのが流行りとなり(後略)
(ライター 武田砂鉄)
「自分が正しくて相手が間違っていると決めつける生き方から社会は脱していないと感じている」
(「イカゲーム」ドンヒョク監督)
弁護士の方が冤罪を理由にした死刑廃止論を論理のすり替えと批判し、「毎年多くの方が自動車事故で亡くなっていますが、自動車の廃止を訴える人はいません」と述べていた。犯罪被害者に寄り添う一方で、冤罪で死刑になった方の遺族には交通事故だと思って諦めなさいと説得するのだろうか。
(75歳無職男性の投書)
「100点取られても101点取る」
東山高男子バスケ部コーチ 大澤徹也
ひとりぼっちはひとりとは限らない。誰かを思い出したり、誰かのことを思ったり。誰かと会う時間でもあるという発見。無限に、自由に、誰かと会えるのだからって。
(歌手 加藤登紀子)
「(虐待やネグレクトを)思いとどまれるかどうかは、紙一重。はけ口があることが、支えになっている」
(同居母を介護する69才男性)
(育児が)本当につらいのは疲労と睡眠不足ではなく、パートナーの無理解。
(ジェラシーくるみ「私たちのままならない幸せ」)
煩悩は、無限の情熱
(「ヤングマガジン」新聞広告)
「感情というのは液体だと思います。器に入れないと、その重さも色も味もよく分からない。自らの感情に意味を与えるためには、器すなわち言葉が必要なのです」
(恐山菩提寺院代 南直哉)
「常識ではあり得ないような誹謗中傷を書かれたりすると気にしてしまいましたが、今思えば嫉妬されてただけでした」
(小説家 綿矢りさ)
「読み手を遠ざけない文章の書き方を考える時ではないかな」
(新聞記者)
「うるさい‼︎」
(くしゃみをした私に聞こえるよう独り言を言う修←通年性アレルギーで年中くしゃみ&鼻をかむ。どの口が言う?)
「俺、失恋してん」
「いつ?」
「今日」
「……」
(年初コンビニで買い物する、男子中学生4人組)
「でもまだ感動が足りない」
(建築家 原広司)
「はぁあ〜、明日から保育園……」
(ラジオDJの3才の甥)
「次世代に『心』を残したらいいんじゃない」
(人生の先輩の名言をネット空間に残す企画をした大学生の友人)
「干支と星座と血液型の占い、僕(576通りのうちの)576位だったから、皆んなもやってみても大丈夫ですよ(下には下がいるから)」
(ラジオ制作スタッフ)
「一つの会社が技術を囲い込むことなく他社にも公開したのは、業界全体で梅干しの価値を高めてもらおうと考えたから」
(和歌山県の梅干し会社)
「一番気づいたこと、そして皆さんに知ってほしいのは、皆さんが当たり前だと思っていること、仕方がないと思っていることは、もしかしたら違うかもしれない、ということです」
(日本在住、オーストラリア人映像作家)
父は母をとても大事にしていた。母が大好きなのだろうな、と子供にもわかった。
(55才女性の投書)
「良い話」も探したが、自分が無理に探しているのに気付いてやめた。悲劇しかないならば、やはり悲劇を記録するしかない。
(戦争下で生きる人々の実話を、ガザの避難先で記録し続けている24才女性)
恋より結婚より、私は手術の腕を上げたいのに……女が外科医ではダメですか?
(「迷うな外科医」新聞広告)
「明日…行くのかよ……」
(10連休最終日夜の由美)
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