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読書道No.0001「ソウル・オブ・マネー」④第4章 "お金"は本当に必要ですか?

(1)生まれつき豊か出る人間との出会い(P.104~109)

 作者はエクアドルの原住民族・アチュアル族と熱帯雨林で過ごしたことを「生まれつき豊かである人間との出会い」と表現しています。
 彼らの豊かさの背景には犠牲者や敗北者がいないことを、以下のように言い現わしています。
 【犠牲者や敗北者がいないことを示す表現】
  ・誰かの犠牲によってゆたかになったわけでもない
  ・経済競争やゲームに勝利したものではない
  ・誰かを敗北させのでもない

 そして、彼らは本質的には私たちを支配している(普遍的な)自然法則(宇宙の法則)に沿って生きながら、自分自身と互いに対して「豊かな方法」を選択して交流していると感じたそうです。
 それは既にあるものを大切にし、目の前の事・物を大切にし、選択を大切にし、ひとつひとつに心を込めた生き方を表しているのだと思います。
 別の表現をするならば
  ・自分自身(選択・行動・感受性)に責任をもつこと
   (自分の感受性くらい/茨木のり子)

  ・世界のありとあらゆることを自分事にすること
   (ホ・オポノポノの教えにもある)

  ・良く見聞きし分かること
   (雨ニモマケズ/宮沢賢治)

  ・慣行農法ではなく自然農法な生き方
   ※慣行農法を非難するつもりはないですが…
   ※自然物と共生しともに在る姿としての例

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(2)女性のパワー~水のヴィジョンが見える~(P.109~113)

 彼女たちが感じていた「水がある」という感覚は、そこに女性ならではの繊細な感覚と広い視野からくる仮説で確信だったと思います。(第六感ともいう)
 それは決してスピリチュアルな話ではなく、化学では未検証の能力なのだと感じています。しかし、それを「無い」と定義づけることなく「信じる」力は、豊かな社会には当たり前に存在するんじゃないかと思いました。
 (例に挙げられていた社会ではその転換が行われて、豊かな社会Lv.が1つあがったのだと確信しています)

 それと本題とは全く関係ないけれど、男性だけトークの輪と違って、女性の築くそれはネイティブ・アメリカの「トーキング・サークル」に通じるものなのだろうな…とイメージしました。
 話す人に敬意を、そのようにしてほしい態度で聞く、とにかく豊かで安心な話す場所があること。これは(男女に関わらずですが)特に女性にとって大切な場所なのだろうなと思います。

(3)充足の法則(P.114~140)

 充足とは「視点」で「自分の内側に在る存在」で「創造」であること、その土台に立つことから始まるのだと思います。
 そして、本当のお金の使い方は「充足」を認識するところから始まるのだという事が述べられていました。そこは、まだ体験しきれていないところなので、おいおい追記していきたいですね。
 読んでいると本の濃さ故にこの辺りで疲れが見えてくると思いますが、ぜひこの章をしっかり読み込んで欲しいなぁ~。と思いを添えてみます(笑)

 ここまでの話からリンクしたことをなれべていきます。
 「お金持ち=豊か」ではないということ、「物を持っていること=豊か」ではないということ、「自身の本当にしたいことをすること≒豊か」であることの一例です。

(4)ここまでの気づきの総括

 自身の「欠乏」と「充足」の意識の違いによる光(力やお金)の影響力は、凸レンズの特性をどう捉えてどう使うかと非常に似ているように感じました。
 小さくとも色んな力を焦点にあてることを意識すると力が集中し、逆に1つの力を焦点を意識せずに闇雲に使えば力が発散します。
 レンズ(人)は同じままで、目標をどこに置き・何に力を掛けるのか、多くの場面で”意識を変える”(焦点を変える)ことが、その先の未来に影響するのだということと、多くの人は知っているのに忘れてしまっているのだろうなと思います。(私もそのうちの一人ですが)


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