『習慣の力』行動の4割は習慣。習慣は変えられる!
『習慣の力』チャールズ・デュヒッグ・渡会圭子「訳」
★1番言いたい事
・人間の行動の4割は習慣でできている。毎日行なっている行動は、よく考えて決断していると思いがちだが、4割は習慣に則て行われている。
”習慣は、きっかけ→ルーティーン→報酬 →(きっかけ)のループになっている”
★具体例で説明すると、アルコール依存症に人はストレスを受ける→お酒を飲む→嫌なことを忘れられる→・・・
★その習慣を変化させるには
1 ルーティーンを特定する
2 報酬を変えてみる
3 きっかけを見つける
4 計画を立てる
1、個人の習慣の具体例
毎日午後3時になると、仕事中にお菓子を食べて太ってしまう。
まずこのルーティーンのきっかけは何かを考える?例えば、空腹を満たしたいのか、仕事の息抜きなのか、同僚達と話したいのか、?
・きっかけを特定する実験をしてみる
午後3時にお菓子を買いたくなった時、報酬を変えてみる
→お菓子ではなくコーヒーを買うorりんごを食べる、友人のデスクに行って話す
・この実験を通して、あなたがあなたが何を求めているかを特定する。この人の場合は一時的に仕事を忘れる、ことが報酬であった。
※この習慣を作り変えるには、
午後3時にお菓子が食べたくなったら→毎日友人のデスクに行って10分おしゃべりをする
ことを新たな習慣として書き換える。
2、企業の習慣の例
P&G社のファブリーズ
当初は消臭用に開発・宣伝されていたが、商品の出た当初そんな習慣もなく、全く売れない。ペット飼育している家庭が消臭目的で使うことを念頭にしていたが、そのような家庭の本人たちはそもそもペットのに匂いに気付かず。
※ある家庭でのインタビューで、ペット等の特定のにおいを消したいのではなく、掃除が終わった後に最後の仕上げとしてファブリーズを使って匂いを楽しむ目的で使用する人がいた。
掃除の後の仕上げに使う(新たな習慣)、ことを押し出すことで大ヒットへ
★再まとめ
習慣は変えることができる。
例)ファーストフード、アルコール依存症、ギャンブル、禁煙、減量にも。