母は私にブスと言わない(11)都内のおすすめスポット
今月母と娘が訪れた、
魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)
が、とても素敵なところで感動したので、お子さまがいるご家族やスタジオジブリ作品『魔女の宅急便』が好きな方におすすめしたい🪄︎︎✨
■入館
魔法の文学館は2023年11月にオープンしたばかりの、夢と "ときめき" が詰まった施設である。
事前予約をして、指定された時間に館内に入ると、『魔女の宅急便』の舞台「コリコの町」をイメージしたいちご色の【ほとんど一面ピンク!】な世界が広がり、壁一面に代表作のキャラクターたちが登場するプロジェクションマッピングが映し出されている。なかなかの非現実的感を味わえる。
母と娘はそれぞれ、「この本懐かしい〜!」という児童文学を見つけて楽しみ、お互いに共有して盛り上がった。
■黒猫シアター・1階
入館時に配られる、黒猫シアターの入場時間を確認して、母と娘は黒猫シアターへ向かった。
イ、インタラクティブ!?!?
オラ、アラサーだけど、初めて聞くぞ!
コトバンクで調べてみると…【利用者とソフトのやり取りに応じて、処理内容や表示が切り替わっていくことを指します】とのこと。簡単にいうと、お互いに作用しあう相互作用のことだそう。娘、ひとつ学んだね♪
確かに黒猫シアターにて、母と娘が観た『おばけのアッチ』は、映像を観ながら手を挙げるなど皆で参加しながら楽しめるものだったような💭⸒⸒
お子さんたちが前方に集まって、大人は後ろの席で観るのだが、アラサーの娘も後ろでしっかりひっそり参加した。キャラクターたちが可愛くて個性豊かでとても面白かった。館内にはグッズ、お土産などが買えるショップもあり、娘は『おばけのアッチ』グッズに夢中になった。
■栄子さんのアトリエ・2階
娘は魔法の文学館の中で、
この場所が一番印象に残っている。
この場所は、角野栄子さんのお仕事場が再現されているコーナーである。デスク、直筆原稿、普段着られているお洋服のポイント、食事への考え方など、角野栄子さんの生き方が感じられてとても好きだった。
同じ2階のギャラリーでは、角野栄子さんや児童文学に関する企画展が、半年ごとに開催されている。こちらも大変興味深かった。
■カフェ・キキ café kiki・3階
朝9時30分に入館して2時間近く館内を満喫した母と娘は、休憩しようとカフェ・キキへ向かった。
母と娘は、開放感のある素敵なカフェ・キキで、
オムライス(キキライス)を注文した。
カフェには11時頃に入ったので並ぶことなくスムーズに入れた。12時近くになると列が出来ていたので、食事時は早めに入ることをおすすめする(春休みで混んでいたのかもしれない)。
最近よく噛むことを大切にしている娘は、オムライスの周りの4つのブロッコリーを食べるのに5分以上かかり、なかなかオムライス本体にたどり着かなかった。笑
母がオムライスを半分くらい食べ終えた頃、ようやく娘もオムライス本体を食べ始めた。かかっているトマトソースがほんのり甘くてとても美味しく感激した。オムライス以外にもいくつかメニューがあり、目の前に座っていたご家族はカレーを注文されていた。サンドイッチを食べてる方もいた。全部食べてみたいと思う娘であった。
お腹も心も満たされたところで、母と娘は文学館を後にした。文学館の周りは適度に自然があり、歩いているだけでリフレッシュ出来た。文学館は葛西駅、葛西臨海公園駅からバスで10分程の場所にあるので行き帰りが大変なように感じるが、実際はあまり苦に感じなかった(私たちは葛西駅からバスを利用)。
母と娘は朝9時30分頃から約4時間、
魔法の文学館という不思議で、児童文学への愛に満ち溢れた世界を体験することが出来て大変満足している。
入館料は、大人1人(15歳以上)700円、お子さんは300円。3歳以下は無料で、江戸川区在住者、在勤者、在学者は割引がある。
魔法の文学館(江戸川区角野栄子児童文学館)、
あたたかい日差しに包まれたこの時期にぜひ🙏🏻✨
続く。