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【節約生活#580】見切り品でパセリを見つけたら

 趣味で節約生活をはじめてみた。
 健康で文化的な生活をしながら節約をするというルールで挑戦中。

パセリを買うようになった

 子どものころは、まだまだ昭和の都市伝説が流行っていた。自分の育った地域だけかもしれないけれども、弁当などに入っているパセリは洗剤をつけてしゃきっとさせているという話がまことしやかに言われていた。
 要は、パセリは毒、食べ物ではない、というような趣旨であった。

 それもあって、パセリを何年も食べてこなかった。

 ところが、テレビ番組でパセリの特集がされていて栄養価が豊富なのだと知った。パセリ農家の人のことを考えると、何も考えずに捨てていたことに申し訳なさを感じた。
 そして、栄養を調べれば調べるほど食べないわけにはいかない。

 最近もサンドイッチにいれて美味しくいただいている。

ドライパセリ作り

 パセリを買う人はどれくらいいるのだろうか。
 たまにスーパーの見切り品コーナーで見かける。そのたびに贖罪感からついつい手が伸びてしまう。

 パセリは洗って冷蔵庫で乾かしておく。ドライパセリ作りである。
 ドライパセリにしてしまえば期限を考えずにずっと使える。時間がたっている見切り品なら乾燥までの時間も短くてすみそうな感覚がある。
 以前、ドライパセリを作る動画を見たことがあり、乾かすだけなら誰でもできるではないかと気づいたのが発端である。

 実際にやってみると、ちゃんとパセリの風味がする。自作した方が美味しい。ペペロンチーノにいれたりして楽しんでいる。
 茎だって、ローリエと一緒に煮込めばブーケガルニになる。自分はずぼらなので、スープを作るときに適当に放り込んでいる。

 先日ひさしぶりに見切り品コーナーでパセリを見つけたので、ちょっとした満足感を覚えている。

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