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肌が喜ぶ繊維を纏いたい

こんにちは!
アトピー改善アドバイザーのちーちゃんです。

今日は
肌が喜ぶ繊維を纏いたい
をテーマにお話ししていきます。

皆さんが衣類を選ぶ際に大切にするものは何ですか?

デザイン、ブランド、コスパ、
肌への優しさ、汗の乾きやすさ、
シワのつきにくさ、温かさなど
用途により様々かと思います。

私は長らく出来る限り安価で高見えするということを重視してきましたが、
最近は肌への優しさを重視しています。

肌への優しさとは?

肌に優しいとはどういうことなのでしょうか。

私は生後3ヶ月からアトピーだと診断されてきたこともあって、綿100%など、なるべく天然素材を用いたものを与えられてきました。

お布団も肌着も全部ガーゼにまとわれて育ったので、今でも綿の素材が大好きです。

大きくなるにつれ、制服や体操服、グループやサークル活動でのお揃いのTシャツなど様々な素材の服を着用する機会が増えました。

また、私が中高生の頃には、インナーとしてHEAT〇〇という身体を温めてくれる下着も登場し、冷え性の私はよく着用していましたが、静電気がよく発生していました。

身体を温めてくれたり、汗が乾きやすかったりと、一見メリットと思えることでも、
それは肌にとって本当に負担がなく、優しいのか疑問に思ったことが衣類の素材を見直すきっかけになりました。

オススメの素材

アトピー患者さんに関わらず、肌に優しい素材として私がオススメしたいのは、
ずばり麻・絹・綿です。

いずれも化繊を使用しない天然素材です。

それぞれの良さについて、簡単にご紹介します。

太古から神聖視されてきた麻の素材。
紀元前5000年前から衣類として利用されていたのが、麻です。

自然素材がお好きな方なら、リネンやヘンプという言葉を聞いたことがあるかと思います。

リネンは亜麻科、ヘンプは麻科の植物から採れますが、いずれも麻の一種です。

ザラッとした手触りで、綿や絹、化繊と比べて硬い質感のため、これが肌に優しいの?と疑問視される方もいるかもしれません。

着られたことがない方は驚くかと思いますが、吸水性速乾性に優れており、暑い夏でもサラッと着られます。

お洗濯後にシワになりやすいので、その点は注意が必要です。

夏の普段使いとして、私は麻の服を活用しています。

絹(シルク)

光沢があって肌触りの良い、高級品とのイメージが強い絹。

見た目のみならず、通気性保温性といった使い勝手にも優れています。

また、その繊維の細さゆえ、肌触りが良く、
熱伝導率が低いので、夏は涼しく、冬は温かいのです。

注意点として、摩擦に弱い、紫外線により変色しやすい、シミになりやすいなどが挙げられます。

綿(コットン)

肌が敏感な人なら誰もが意識する、言わずと知れた肌に優しい素材の綿。

敏感肌さん向けの衣類だけでなく、赤ちゃん向けの衣類でも、綿はよく活用されています。

比較的摩耗にも強く、柔らかい肌触りで、
吸収性放湿性にも優れています。

綿は、麻や絹より流通量が多く、価格もお手頃のため、入手しやすいかと思います。

デメリットとしては、洗濯によって色落ちがしやすかったり、毛羽立ちやすかったり、あるいは縮みやすいといった点が挙げられます。

帯電しにくいという強み

ここまで、肌に優しい素材として、麻・絹・綿のメリットとデメリットをご紹介してきました。

実は、この3つの素材に共通している強みがあります。

それは、帯電しにくい静電気が起こりにくい)ということです。

帯電が健康に与える影響について、詳しくは下記の記事でご紹介していますが、
身体が電気を纏いにくいということは、アトピー改善に非常に重要な要素なんです。

静電気が刺激となって痒みを引き起こすのみならず、
皮膚上に溜まった静電気が敏感な肌のバリア機能を低下させ、
自律神経の乱れにも繋がります。

そうだったのか!という方も多いのではないでしょうか?

下記の図で示されている通り、
自然素材である3種の素材は帯電しにくいとされ、
化学繊維はプラス側もしくはマイナス側に帯電しやすいとされています。

引用:
https://shopping.geocities.jp/ecoloco/column/article-220916.html

健康な身体、痒みのない皮膚であり続けるために、
出来る限り自然素材の衣類を選び、帯電しにくい工夫をしていきましょうね♪

皆さんの暮らしが快適で笑顔に満ちたものになりますように♡

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