毬矢まりえ 森山めぐみ 『レディ・ムラサキのティーパーティ らせん訳 「源氏物語」』感想
1000年ほど前に紫式部が書いた『源氏物語』を100年ほど前にイギリス人アーサー・ウェイリーが英訳しました。
今度はそれを毬矢まりえ氏と森山めぐみ氏が日本語に訳しました。二人はアーサー・ウェイリーの選んだ言葉を大切に、アーサー・ウェイリーの『源氏物語』を逸脱しないように、分担せず翻訳しました。ちなみに二人は姉妹です。
『レディ・ムラサキのティーパーティ』は、アーサー・ウェイリーの『源氏物語』のみならず紫式部の『源氏物語』の解説本であり研究書でもあり、翻訳の苦労話が書