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「最近、仕事で疲れすぎてませんか?」-今、20-30代に急増している「Burn Out(=燃え尽き症候群)」について考えてみた。

最近涼しくなって来ましたね。みなさま、いかがお過ごしですか?^^

この夏から20-30代向けキャリアイベントととしてPOSIWILL・ONE CAREER PLUS・Job Picksの3社でキャリアに関するイベントを実施

ありがたいことに前回は200名以上の方にご参加いただいた。

そして今回10月のテーマは、いまZ世代・ミレニアム世代で急増している「Burn Out(バーンアウト=燃え尽き症候群)」について。

【News Picks参考記事はこちら】

ちなみに登壇者は、私含めて、この3人。

POSIWILL:岡 千尋(Twitter:@bln49980

ONE CAREER PLUS:寺口さん(Twitter:@telinekd

Job Picks:小林さん(Twitter:@msykbys10

【お申し込みはこちらから!】

そしてさらに今回、私なりに「Burn Out(バーンアウト)」というのを正しく理解するべく、ハーバードビジネスレビューにも取り上げられていたためこちらをサクッと読了。(本当にサクッと読めるのでぜひ。)

読みながら思い当たる節がありすぎるなと感じておりただこれって陥った時は割と冷静に対処できなくて落ち込むんだよなと実体験をもとに感じている。(笑)

なので、「今まさにバーンアウト中だ!」という方も、「そうじゃない!」という方も、「誰にでも起こりうることなんだ!」と認識いただき、対処法も含めて知っておくのは、今後長く働く上でとても大切なのではないかと思っている。

そして、私自身キャリア相談をしていて、実際バーンアウトしている方の特徴として、

・本来は何事も一生懸命に打ち込み、真面目な方
・責任感が強い方
人の期待に応えたいと思う方

が多いなという印象だ。(全般的に真面目で責任感が強い方が多い)

私自身もバーンアウトを経験しているのだが、経験した今だからこそ思うことは、バーンアウトは決してネガティブな側面だけではなく、乗り越えたあと、自分の働き方を見直したり、自分の価値観に大きな変化があるきっかけとなることが多いということ。だから、自分や仕事との向き合い方・関わり方を変えるなど症状や対処法についても議論することで、色んな方達のキャリアが前進するきっかけになれたらなあと願っている。

(なので、イベントぜひ来てくださいね!笑)

そして今回、その内容の先出しとして、そもそも「バーンアウト」って何ぞや?をよりイメージしていただくために、私自身の実体験を元にしながら、書いてみようと思う。

ちなみに、バーンアウトとはNews Picksさんの記事によると

①使命感に溢れる人がその使命感を失った時に陥る「病」
②燃えたかったのに燃えられなかった不完全燃焼感

だそう。そして、私はどちらも経験ありだ。(笑)

【不完全燃焼感からのがむしゃら期を経て一気にバーンアウト!へ】

ちなみにバーンアウト3つの症状として上記書籍でも取り上げられているのが

・消耗感=集中できない、以前楽しいと思えた仕事も楽しいと思えなくなる
・冷笑的態度(離人症)=仕事に対して後ろ向きになり、他責・愚痴が出る
・無力感=自分には能力がないと自己否定に陥る

▼頑張りたいけど、頑張りきれなかった銀行員時代。

【不完全燃焼感と消耗感】

私は学生時代、勉強や部活、サークルにアルバイト、それなりに夢中になって頑張ってきた自負はあった。

にもかかわらず、新卒で入社した会社では全く仕事に夢中になりきれなかった。今思うと職業適性上の問題が大いにある(笑)のだが、「この仕事は一体誰の何のためになっているんだろうか」と毎日考え、やってもやっても仕事のやりがいや手応えがないまま、とりあえず隣で怒声を浴びせられる先輩みたいにはなるまいと、くる日もくる日も営業数値を追いかける日々を過ごした。(おそらく、これが消耗感に繋がっていく)

ちなみに学生〜銀行員時代にかけて使っていたTwitter闇アカウントではこんな感じになっていた。(入社約6ヶ月時点。w)

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【冷笑的態度(離人症)】

しばらくすると飲み会が生き甲斐になり、絶えず仕事の愚痴を吐き、ついには「仕事は仕事」と割り切って、プライベートの充実を図るようになる。

こちらも闇アカウントから実況。(もはやいつ頃か覚えていない)

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【無力感】

周りがどんどん仕事で頑張っていくのをSNSで目撃しては「仕事を頑張りきれないのはきっと自分の能力不足だからだ」と自分を責め、「自分はきっと社会不適合なんだ、もう働くの辞めよかな」などと意味のわからないことを考え始める。そしてこの辺りから、体調に異変を感じ始める。こうやって人は仕事を辞めていくんだな〜と今では思う。

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そして、ついに末路はこうなる。(笑)

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こんな感じで、社会人2年目まではずっと不完全燃焼感を抱え、常に「こんなはずではなかった」と自分の理想とのギャップに葛藤していた。そして同時に周りから置いていかれるのではないかという焦りや不安、恐怖さえあった。

▼次こそは失敗できない、自分はこんなもんじゃない、がむしゃら期へ。

銀行からリクルートという会社に転職して「もう失敗したくない」という気持ちや、誰よりも成果をあげて早く自分を安心させたいという思いからとにかくがむしゃらに働いた。

その甲斐あって、入社してすぐに表彰いただいたり、1年で役職をいただいたりもした。そしてありがたいことに、他部署の先輩からも指名で一緒に仕事をしたいと言っていただく機会があったり、部署内でも特に上司や周りの同僚から期待いただく機会も多かった。ただ次に迎えたのは「いつまで私はこのまま頑張らなきゃいけないのだろうか」という不安との戦いだった。

入社してこれまで、おそらく自分の限界と常に戦っていた、そしてこれ以上頑張ることは難しいぞ?と思いながらもメンバーは増え、数字目標だけは上がっていく。

周りから期待されていることも理解していたから「これ以上、もうできないです」と当時は言えなかった。「もし期待に応えきれなかったらどうなるんだろう」と内心ハラハラして仕方なかった。

▼ついに、バーンアウトの発症

入社してがむしゃらに爆走し続けて数年たった頃、ある日突然、本当にスイッチがきれたかのように頑張れなくなった。あれだけ使命を感じていた仕事や目標にも向き合えなくなった。

朝起きて仕事に行くのも憂鬱になり「このままどこかへ消えてしまいたい」とさえ思った。

それでも当時はプライドが高く、誰にも「仕事が辛い」と言えなかった。

とうとう様子がおかしくなっている自分を見兼ねたのか、当時の上司がものすごく自分と向き合ってくれた。今思えば、この書籍でまさに書かれていた対処法を私はその当時忠実に実行していたのだなと振り返っている。

【バーンアウトになった時の対処法について】

①自分の治療を最優先(身体的、感情的エネルギーを補充することが大切)

上司:「お前、最近ダンス(趣味)やってるんか?」

自分:「全くやってないですね、それどころじゃないです」

上司:「ちゃんとまず人間らしい生活に戻ったら?仕事のことは俺がなんとかするから。簡単にできるような運動とかないんか?やりたいこととか。」

自分:「うーん、ヨガ‥ですかね?」

上司:「ヨガは俺もやってるけどいいよ、ステフ(当時のあだ名)にもオススメ。明日から19時に帰ってヨガやってみたら?そんな生き急ぐなよ。」

というようなかたちで、最初は不本意ながら19時に帰り、自分らしさを取り戻すことや時間に制約をつくることで、改めて仕事の進め方などを見直すようになった。そして本当に身体的な健康を取り戻すために言われた通り、ヨガを始めると次はそちらに没頭し、ついにはヨガのインストラクターの資格を取るまでに至った。(笑)ただこの時間が自分の大きな癒しとなり、私の心身は無事、健康を取り戻した。

②視点を変える

さらに明確に働き方を変えると周知するために、当時、役職も降りた。おそらく周りの期待値が高いと思っているままだと、19時にも帰れなかったし、そのまま仕事を辞めるハメにもなっていたと思う。最初は周りの目を気にしたり、不安や申し訳なさもあったけれど「今まで本当にお疲れ様」と声をかけてくれる人が大多数で「案外、人って優しいんだな」と思えるとずっと生きやすくなった。

そして上司から何度も「何でもない自分を愛せるか、の訓練やな」と言われすぎたおかげで、役職や結果だけにこだわって自己評価をすることを手放し、またこのあと半年くらいかけて役職復帰したのだが「人生どうにでもなるわ」と切り替え「失敗したら次はない」と思いすぎることも辞めた。

なによりこのバーンアウト発症がきっかけで、自分の仕事における限界値を知れたのも大きな収穫だ。

③ルールの見直し

自分自身の心身の健康を第一優先として「できないことはできない」と言うことは別に恥ずかしいことではないし、多少抵抗はあっても周囲との期待値の調整や働き方の見直しの提案を随時行うことは大切だと痛感している。

④ゆるい繋がりを大切にする

そしてこれは未だに意識していることだけれど、必ず社外の人間関係も大切にしている。

今の会社や仕事は好きだけれど、そこだけのコミュニティで完結しないよう敢えて、社外のメンターと月に1回は話したり、また社外の人たちとの飲み会や何でもないふざけた会話しかしない友人関係こそ自分が自分であるためには大事だと心得ている。

以上、わたしのバーンアウト体験を元にバーンアウトの症状とその対処法について書いてみた。#バーンアウトを考える

何かの参考になれば幸いです!!!

【最後に】

イベント当日はさらに登壇者やみなさんの実体験・悩みをもとに深掘り&議論をする予定🙌

バーンアウトは大きく人生を見つめ直せる良い機会だと思うので、これをきっかけに、みんなで一緒に乗り越えましょう!!!

イベントでお会いできるのを楽しみにしてますっ🎵

来週10月26日(火)20時〜、ぜひ、来てね〜!

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