愛するフランスへもう一度【フランス縦断①】
この記事は、大切に書きたくてつい取ってしまっていました。
私のnoteを長く読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、私はパリがとても好きです。フランスが好きです。
大学一年生の冬に短期留学で1ヶ月パリに行ってから、パリの虜になってしまいましたが、それ以来コロナなどあり一度も行くことが出来ませんでした。
社会人になって、欧州営業を担当してから、いつかフランスに出張で行くことが目標だったのですが、市場の関係上フランスにはお客様がほとんどいなく、難しいと言われ続けていた中、運良く&上司のおかげで、ようやく今年の4月に念願が叶い、南仏のトゥールーズに商談に行くことが出来ました!
出張中はベルギーなど他の国も周っていたので、リール→パリ→トゥールーズという順番でしたが、フランスを縦断するような旅になりました。
そして、南仏のトゥールーズ、秘境の土地。
本当に良かった、心からおすすめしたいです。
まだ記事のイントロダクションなのに、もうこの辺りから、フランス愛が溢れて止まらなくなりそうです。
では、出発!
1,芸術の街リール
イギリスからリールまでユーロスター で!
実は、その日最終目的地はベルギーだったので、リールはベルギーだと思ってました(笑)
リールに到着。街の中に出ると、なんだか既視感のある作品が…。
そう、なんと草間彌生さんの作品がヨーロッパにありました。グローバル!
スーツケースをガラガラしながら、上司に「ベルギーってこんな感じなんですねぇ」と話したら、
「ここはもうフランスだよ?」
と言われ、
「え、リールってフランスなんですか!?フランス!?すごい!!!!」
とぴょんぴょん飛び跳ねたら、
「何この人〜急にテンション上がってるよ(笑)」と、呆れられました(笑)
少し歩くと、駅があってフランスの旗がかかっていて、本当にフランスだ!とここでも大喜び。
上司が「リールは芸術が有名なんだよ。」とおっしゃっていました。
乗り換えで本当に一瞬だけ立ち寄った街ですが、街の至る所にアートがある街で楽しかったです。
2,19歳の時に恋焦がれたパリへ
そのままリールからベルギーに行き、
翌日、ベルギーからパリへ移動しました。
パリ北駅に着いた瞬間は、もう一度この街に帰って来れたんだという実感が湧かなくて。
ただ、メトロの匂いと、フランス語の響き、メトロの切符がこの街に帰ってきたんだと思わせてくれました。
あまり時間がなくて、そのままオルリー空港に行かないといけなかったのですが、私が「どうしてもパリに行きたいです!」と日々騒ぎ続けてていることを知っている上司が、ノートルダムを経由していこうと言ってくれました。(本当に優しい)
メトロに乗り、ノートルダム駅に到着。
スーツケースが重くて階段を頑張って地上に登っていたら、優しそうなムッシュウが助けてくれました。
5年ぶりのノートルダム…!
火災以降、まだ再建中ですが、外見は変わらず威厳を持ち立っています。
上司たちもすっかりパリを気に入ったようで、飛行機の時間が迫っている割に「せっかくだからカフェに入りたいなぁ」なんて言い始め(笑)3人でカフェに入りました。
マンゴーのアイスをいただきました。
5年前は大学生であまりお金がなかったので、パリのちゃんとしたカフェに入ることは初めてで、大人になったなぁと思いました。
そして優雅に過ごしていたら、意外と時間がやばい!となり、そこからは慌ててオルリー空港に駆けました(笑)
今回パリに降りれたのはたったの1時間くらいで
正直現実味がなくて夢を見ているみたいな一瞬でした。
ただ、ずっとずっと、もう一度この街に来る日を何度も願っていました。19歳の時にパリに来たから、今の自分があり、仕事と夢があります。
生まれて初めて、「街に恋した」こと。
一瞬一瞬に幸せを見出すことを知ったこと。
移民・難民問題を目の当たりにし、毎日沢山考えたこと。
全力で学んだこと。
たくさんの人と出会ったこと。
生きる逞しさが身についたこと。
そんな原点みたいな街にもう一度、仕事として、ひとつの夢を叶えて戻って来れたこと。
心から幸せに思います。
その後は、無事にオルリー空港き辿り着き、飛行機も間に合い、南のトゥールーズに飛びました。
地平線に陽が沈む瞬間を見ることが出来ました。
本題のトゥールーズに辿り着く前に、
記事がかなり長くなってきたので2つに分けます。ごめんなさい、、
続きはこちらで…!
3,秘境の地、南仏トゥールーズへ
読んでくださり、ありがとうございます!
あこ