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親切・ボランティア・寄付などは誰のため?
芸能人が高額の寄付をすると「あいつは偽善者だ」という言葉を時々ネットで散見します。
以前 X Japan の Yoshikiさんも同じように言われていました。そしてそれに対しYoshikiさんは『支援が広がるから、可能なら寄付は公開したほうがいい』という旨のメッセージを発表をされています。
彼のような有名人なら影響力もあるだろうし、できる人がすれば それだけ助かる人が増えるのは事実なので私は賛成です。
”偽善者” の定義
うわべをいかにも善人らしく見せかけること。また、そういう行為。
ほとんどの人は善人に見られたいと思ってやっている訳ではなく、ただやりたいから、それで助かる人がいるのなら、、、との思いでやっているだけではないでしょうか、、、。
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ご存じの方もおられると思いますが、人に親切にすると私たちの脳は「幸せホルモン」を分泌します。もちろん親切を受けた側もです。これらは脳科学的に裏付けされているそうです。
それらの主な4つの幸せホルモンを簡単にまとめてみました。
*”分泌タイミング” は他のことでも裏付けられていますが、今回はこの記事に沿ったものだけをピックアップしました。
<オキシトシン>
役割: オキシトシンは「愛情ホルモン」とも呼ばれ、他者との絆や信頼を深める役割を持ちます。
分泌タイミング: 親切な行為をしたり、受けたりすると分泌されます。
効果: ストレス軽減、心の安定、社会的な結びつきの強化。
<セロトニン>
役割: セロトニンは「幸福ホルモン」として知られ、気分の安定や幸福感に関与します。
分泌タイミング: 他者への親切や自己満足を感じたときに分泌されます。
効果: ポジティブな気分の向上、鬱症状の軽減。
<ドーパミン>
役割: ドーパミンは「報酬ホルモン」として、やる気や快感に関与します。
分泌タイミング: 親切な行為に対してポジティブなフィードバックを受けたときに分泌されます。
効果: 快感や達成感の向上、モチベーションの増加。
<ベータエンドルフィン>
役割: ベータエンドルフィンは天然の鎮痛剤として作用し、ストレスや痛みの軽減に寄与します。
分泌タイミング: 親切な行動、他者に親切にする、ボランティア活動を行うなどの利他的行動もベータエンドルフィンの分泌を促します。
効果: 痛みの軽減、リラクゼーション、幸福感の増加。
そもそもどんなお仕事も『人を助けて』います。 例えば私たちが1度食事をする為には一体どれだけの人達が関わっているでしょうか? 農家の方、牧畜業の方、それらに必要な器具・機器やエサを作っている方、流通に携わっている方、スーパーで働いている方、調理している方など全て人の助けになっています。
ちなみに
「感謝の気持ち」も幸せホルモンを分泌させる
そうです。
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一般的にどんな人でも親切を受けた場合、オキシトシンなどの幸せホルモンが分泌されるので親切にする側とされる側は、どちらもハッピーなWinWin(ウィンウィン)関係になれます。
親切にされて「フンッ! 偽善者が!😒」と捉えてしまう人には、もしかしたらオキシトシンは分泌されていないのかもしれませんが、こういう考えが定着してしまっている人でも、
潜在意識では ”たくさん傷付いて膝を抱えて泣いているインナーチャイルド” が「ありがとう。でもその優しさを受け取るのは、また期待を裏切られて傷付きそうで怖い」と感じているはずです。
個人的にはこういう人にもオキシトシンは分泌されているけど、親切に対して『嬉しいと感じた自分を責めて、その良い気分を否定してしまっている』と思います。こういう方はインナーチャイルドの癒しが必要です。
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情けは人の為ならず
『情けは人の為ならず』という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。昔はよく「人に情けをかけては、その人のためにならないからダメ」と勘違いされていたそうです🤭
旧5000円札の肖像画で知られる教育者で思想家の新渡戸稲造は、1915年(大正4年)に著した『一日一言』の中で、次のように記しています。
施せし情けは人の為ならず
己 おのがこころの慰めと知れ
我れ人にかけし恵は忘れども
人の恩をば長く忘るな
これを現代語に訳すと、次のようになります。
情けをかけるのは、人のためではない。
ただ自分が満足できれば、それだけでいいと知っておこう。
人にかけた情けは忘れても、
自分がかけられた情けは、ずっと忘れないようにしよう。
要するに、人に優しくすることは、相手のためだけでなく、後で自分にも還ってくるのだから、人に見返りなど求めず、自分が満足するだけにしておこう……ということ
私は『情けをかけている』という意識はないですが、お伝えしたいのはこういうことです。
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以前DVシェルターのイベントでボランティアをした時や、最近のハリケーンの避難所での(ボランティアではなく)お仕事の記事をいくつか投稿していますが、朝が苦手な私が超早起きしたり😊体力的に物凄くキツくても楽しんでやっていましたし、またやりたい!と思っています。だから
要するにただの自己満足なんです😆
私は個人的に、ボランティアや福祉の仕事は『やらせてもらっている』と感じています。これは変な謙遜や自己肯定感の低さから来ている言葉ではありません。
上述したように、良い行いをすると意識していなくても誰でも良い気分になれます。そして私自身、本当に楽しんでやっています。
自分は楽しいからやっていて、良い気分にさせてもらって、そのうえ助かる人がいて、その人も良い気分になるなんて最高じゃないですか🤩
なのでタイトルの『親切・ボランティア・寄付などは誰のため?』の答えは
「自分のため」です😊
今この時点で同意できない方でも突き詰めれば最終的には、ここに辿り着くと思います。
「自分のためにやってるなら、それってもう偽善者だよね?」っと言われたら、もう問答のループになるので、私はこの辺でドロン🥷🔥💨させていただきます。
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