【料理】最近よく使うオリーブオイルについて
こんにちはあるいはこんばんは
料理にはまり、速水もこみちさんには負けますが
普通の1人暮らしよりはオリーブオイルを使ってると思う
オリーブオイルについて調べてみました
オリーブオイルは、料理だけでなく美容や健康にも良いとされ、世界中で愛されているオイルです。この記事では、オリーブオイルの成分や健康効果、種類、規格、生産地などについて詳しく解説していきます。
オリーブオイルとは?
オリーブオイルは、オリーブの果実から抽出された植物油です。古代から「液体の黄金」と称されており、特に地中海地域で食生活の中心として使われてきました。オリーブオイルには抗酸化作用や美容効果がある成分が含まれており、現代では世界中でその健康効果が注目されています。
オリーブオイルの成分
オリーブオイルには、人体に良い影響を与える成分が豊富に含まれています。
1. オレイン酸
オリーブオイルの主成分であるオレイン酸は、不飽和脂肪酸の一種です。オレイン酸は悪玉コレステロール(LDL)を下げ、心臓病や動脈硬化の予防に効果的です。逆に善玉コレステロール(HDL)には影響を与えないため、健康維持に役立ちます。
2. ポリフェノール
オリーブオイルには、抗酸化作用のあるポリフェノールが含まれています。これにより、細胞の酸化を防ぎ、老化やがん、心臓病の予防に役立つとされています。ポリフェノールは、オリーブオイルの風味にも影響を与える成分で、良質なオリーブオイルほどポリフェノールの含有量が多いと言われています。
3. ビタミンE
オリーブオイルには、ビタミンEも含まれています。ビタミンEは強力な抗酸化作用を持ち、皮膚の健康を守り、老化を遅らせる効果があるとされています。また、免疫力を高める働きもあり、風邪やインフルエンザなどの感染症予防にも役立ちます。
オリーブオイルの種類
オリーブオイルにはいくつかの種類があり、それぞれ味や成分、使い方が異なります。以下は、代表的なオリーブオイルの種類です。
1. エクストラバージンオリーブオイル
エクストラバージンオリーブオイルは、化学的な処理を一切行わず、オリーブの実を低温で圧搾して作られる最高品質のオイルです。酸度が0.8%以下と定められており、風味や香りが豊かで、ポリフェノールやビタミンEの含有量も多いのが特徴です。サラダのドレッシングやパンにかけてそのまま味わうのに最適です。
2. バージンオリーブオイル
バージンオリーブオイルも、エクストラバージンオリーブオイルと同様に化学処理を行わず、圧搾して作られます。ただし、酸度が2%以下であり、エクストラバージンに比べて風味や栄養価がやや劣りますが、加熱料理にも向いています。
3. ピュアオリーブオイル
ピュアオリーブオイルは、バージンオリーブオイルと精製オリーブオイルをブレンドして作られます。風味は控えめで、加熱料理に向いています。酸度や栄養価はエクストラバージンやバージンオリーブオイルより低いですが、価格が手頃で、炒め物や揚げ物などの料理に使われることが多いです。
4. ライトオリーブオイル
ライトオリーブオイルは、精製オリーブオイルの一種で、味や香りが非常に淡泊です。そのため、料理の風味を邪魔せず、焼き菓子やマヨネーズ作りなど、他の材料の味を引き立てたい料理に使用されます。「ライト」という名称は、カロリーが低いという意味ではなく、風味が軽いことを指しています。
オリーブオイルの規格
オリーブオイルには、国際オリーブ協会(IOC)やEUの規格によって品質基準が定められています。これにより、オリーブオイルの品質が保証され、消費者が安心して選ぶことができるようになっています。
1. 酸度
オリーブオイルの品質を示す指標の一つが「酸度」です。酸度とは、オイルに含まれる遊離脂肪酸の割合を示し、数値が低いほど良質なオリーブオイルとされています。エクストラバージンオリーブオイルは、酸度が0.8%以下と規定されています。
2. 圧搾方法
オリーブオイルは、コールドプレスと呼ばれる低温圧搾によって作られることが一般的です。これにより、オリーブの栄養成分が損なわれずにオイルに含まれ、風味や香りが豊かになります。
オリーブオイルの生産地
オリーブオイルの主な生産地は、地中海地域に集中しています。特に、スペイン、イタリア、ギリシャが世界を代表する生産国として知られています。
1. スペイン
スペインは世界最大のオリーブオイル生産国であり、世界の総生産量の約40%を占めています。スペイン産のオリーブオイルは、風味が穏やかで、さまざまな料理に合わせやすいのが特徴です。
2. イタリア
イタリアはスペインに次ぐ生産量を誇り、特にトスカーナ地方のオリーブオイルは高品質で有名です。イタリア産オリーブオイルは、やや辛味があり、フルーティーでリッチな風味が特徴です。エクストラバージンオリーブオイルの品質基準が非常に厳しく、上質なものが多く出回っています。
3. ギリシャ
ギリシャは、古代からオリーブオイルの生産が盛んな国であり、エクストラバージンオリーブオイルの生産割合が非常に高いのが特徴です。ギリシャ産のオリーブオイルは、フルーティーでややコクがあり、サラダや魚料理に最適です。
オリーブオイルの選び方と保存方法
オリーブオイルは、その種類や品質によって風味や健康効果が異なります。自分に合ったオリーブオイルを選び、正しく保存することで、その恩恵を最大限に享受することができます。
1. ラベルを確認する
オリーブオイルを購入する際は、必ずラベルを確認し、品質の指標となる「エクストラバージン」や「酸度」が明記されているかチェックしましょう。また、製造日や収穫年度が記載されているものは、鮮度が保たれている証拠です。
2. 風味と使用用途で選ぶ
料理に合わせてオリーブオイルを使い分けるのも良い方法です。サラダやパンにかけてそのまま楽しむ場合は、フルーティーで風味豊かなエクストラバージンオリーブオイルが最適です。一方で、炒め物や揚げ物には、風味が軽いピュアオリーブオイルやライトオリーブオイルが使いやすいです。
3. 保存方法
オリーブオイルは、酸化しやすいため、光や空気、熱に弱いという特性があります。保存する際は、直射日光を避け、涼しく暗い場所に置くことが大切です。また、開封後はできるだけ早く使い切るようにしましょう。冷蔵庫に入れるとオリーブオイルが固まってしまうことがありますが、常温に戻すと元に戻りますので、品質には影響しません。
オリーブオイルを取り入れた生活習慣
オリーブオイルは、料理だけでなく美容や健康にも幅広く活用できます。日々の生活に上手に取り入れることで、体内外から健康をサポートすることが可能です。
1. 毎日の食事に
オリーブオイルを食事に取り入れる際、ドレッシングやディップとして使うのはもちろん、パスタやスープにひとかけするだけで、料理の風味が豊かになります。揚げ物や焼き物にも適しており、バターやマーガリンの代わりに使うことで、ヘルシーな食生活を実現できます。
2. 美容ケアに
オリーブオイルは、肌や髪の美容ケアにも効果的です。乾燥肌の保湿や、髪の毛のツヤを出すためのヘアオイルとして使用できます。また、爪やキューティクルのケア、メイク落としとしても優れた効果を発揮します。
3. 体調管理に
毎朝スプーン一杯のオリーブオイルを飲む習慣をつけることで、便秘解消や血液循環の改善が期待できます。また、オリーブオイルを使ったマッサージは、血行促進やリラクゼーション効果をもたらし、疲労回復にも役立ちます。
おすすめのオリーブオイル
1.フレスコバルディ・ラウデミオ エクストラバージンオリーブオイル
特徴: イタリア・トスカーナ地方で作られる高品質のエクストラバージンオリーブオイルです。フルーティーで爽やかな風味が特徴で、ポリフェノールも豊富に含まれています。
用途: サラダ、パン、野菜にそのままかけて。特に冷製料理におすすめ。
2.ガルシア・デ・ラ・クルス エクストラバージンオリーブオイル
特徴: スペイン産のオリーブオイルで、オリーブオイルの本場から輸入された信頼できるブランド。比較的マイルドな風味で、酸味や苦味が少ないため、さまざまな料理に使いやすいです。
用途: パスタ、炒め物、焼き魚などの温かい料理に適しています。
3.カサス・デ・ウアルド オーガニック エクストラバージンオリーブオイル
特徴: オーガニック栽培されたスペインのオリーブを使用したエクストラバージンオリーブオイル。しっかりとしたフルーティーな香りと、ややスパイシーな後味が特徴です。
用途: サラダ、グリル料理、ピザなどに最適。
4.BOSCO(ボスコ)エクストラバージンオリーブオイル
特徴: 手軽に手に入る日本でも人気のブランドです。イタリア産のオリーブを使用しており、クセが少ないため、初心者にもおすすめ。
用途: さまざまな料理にオールラウンドに使える便利なオリーブオイル。
これらのオリーブオイルは、どれも品質が高く、それぞれの風味や使い方に特徴があります。ぜひ、料理や好みに合わせて選んでみてください。
まとめ
オリーブオイルは、その豊富な栄養素と健康効果から、古代から現代まで幅広く愛用されてきました。また、エクストラバージンオリーブオイルをはじめとするさまざまな種類のオリーブオイルがあり、料理や美容、健康管理に適したものを選ぶことが大切です。
毎日の生活にオリーブオイルを取り入れることで、体の内外から健康を支え、より充実した生活を送ることができるでしょう。適切な選び方と保存方法を守り、オリーブオイルの豊かな恩恵を存分に楽しんでください。
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