秋の湯の中短い世界二つ
おはよう御座います
今日はキャラで、ちょっと描いてみようかな
一人っ子で、あちこち預けられて育った時期があるからか
公衆浴場が大の苦手だったミサト
年齢を重ねて
父親が以前定年退職後していた温泉巡りを
近場で空いた時間にしはじめた
朝オープンとともに入れば余裕で出勤できるシフトの時に
妙齢の御婦人方と肩を並べて湯に浸かる
あちこち近場で
それを楽しんでいたミサトが
ある日友人の誘いに軽く乗ってしまい
夜の日帰り温泉に足を向けた
同僚なので裸は初めて
気恥ずかしいがそこをクリアすればあとは楽ちんだ
お互い入浴までのマナーを目配りしながら
あちこち入っては職場の愚痴や
友人や家族の話をする
夜の、黒光りする露天風呂に浸かってまったりとしていると
二人の関係性の壁がうっすらと膜のように柔らかくなるのを感じリラックスした
充分に温まった身体で湯上がりにフルーツ牛乳をと楽しみにしていたが
珈琲牛乳とパイン牛乳しかなく
気が抜けてポカリを二人であける
生活に追われる日々の
束の間裸の付き合い
フルーツ牛乳リベンジにもえて笑顔で帰宅した
友人同士の、ちょっとした緊張感と
それがやわらぐ様子を書いてみたくて
ひとやすみって、お風呂の景色を描きたくて
#ふわふわ星のヒトヤスミ
https://note.com/hayashi_cat/n/nf82b894a5bbb
企画にどうかな
次は完全なふわふわせいについて
創作もいいかも
みんなみて、道々の先染まる葉が
幼子の手のひらひらとする
*
Look everyone, the leaves on the road are dyed ahead of time.
the fluttering of an infant's hand
*
秋の道に色付く葉が、風に揺れひらひらとして幼子の手のひらみたいにかわいくて
よく見入ってしまいます
秋の盛りですね
賑やかで楽しい
今日も読んでいただきありがとうございます
ではまた