シンガリは「ボスニアの郷土料理」におまかせします❗
おはようございます!Dobro jutro, kako si?🌞
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ(BiH)の首都サラエボ市からお届けしています。
今週起こった私の重大イベントは、
JSTVが終了したことと、冬時間になってホッとしたことです(のどかな日常)
現在、サラエボと日本の時差は8時間です。
ちょっと得している気分になります。
ボスニアの郷土料理
今までご紹介が遅れていましたが、BiHのお料理をご紹介します。けどセルビア出身の知人から「BiHだけの郷土料理じゃない、バルカン料理だ」と言われました。
1991年からユーゴ紛争が起こり今のバルカン諸国へと解体していきました。
旧ユーゴの国:セルビア、クロアチア、スロベニア、ボスニア・ヘルツェゴビナ(BiH)、モンテネグロ、北マケドニア、コソボ
食文化はトルコに影響を受けているバルカン料理。
言語に関しては(アルバニア語と一緒のコソボを除き)旧ユーゴ諸国が類似していると思うのですが、これがまた「違う」とバルカンの人たちに言われたことがあります(色々と申し訳ありません)
さて、BiH郷土料理を、私の食べ歩き写真を添えてご紹介します。
ボスニアンコーヒー
ドルマとサルマ
「好きなバルカン料理は❓」と聞かれたら迷わずドルマ&サルマですトルコからバルカンエリアでよく食べられる料理で私もよく作ります。ボスニアはバルカンの中でも特にトルコ料理の影響が強く、さらにムスリムも多いので豚の郷土料理のご紹介はありません。
これがお隣セルビアだと美味しポーク料理があります。
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カイマク kaymak がドルマ、サルマに添えられています。
カイマクはバルカン半島から中央アジアにかけて食されるクリーム状の乳製品です。濃厚な味わいはあっさりしたサルマによく合います。
ボサンスキ・ロナッツ
ボスニア風シチューは日本人の口にも大変合います。トマト味が濃厚でパプリカも効いています。
2年前にBiHへ行くことを日本の知人に話したら「食事が美味しい国で良いね」と言われましたが、納得です。
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私が労働者という立ち位置で「BiHが好きな理由」は、
・1ユーロ( EUR) = 1.95583兌換マルク(KM)のレートで固定されている
・外食が気軽に楽しめる物価
ピタパンとパイ
スジュキチェとチェバプチチ
BiH生活2年、これら人の指っぽい料理を食べた経験は上の写真1回きり。ちょっと私にはドッシリ過ぎます。
子ども達は遠足やスキーに行くと、必ずランチにćevapčićiが提供されるようなので、ファストフードです。
クレペ
ボスニア風ラビオリです。ムスリムが多い地域では豚以外のひき肉が詰められています。ヨーグルトやサワークリームがかけられていて、ニンニクもきいています。濃厚でハイカロリー間違いなし。
マス料理
BiHは準内陸国です。アドリア海に20キロの海岸線を持ちますが、美味しい海の幸との出会いはやや困難です。シーフード料理が名物のクロアチアとはだいぶ違います。
ホタテのお刺し身や江戸前寿司は忘却の彼方です。
国内で川魚が多く食べられ、養殖もされています。
ボスニアのお酒
ラキア
バルカン半島で作られる国民的な果実酒です。自宅で作っている人も多く、プレゼントされるラキアはアルコール度数が何パーセントか不明です。
以前3杯飲んだら三途の川が見えそうになりました。口当たりが良いので飲みすぎ注意です。
サラエボビール
引っ越すことになりました
サラエボ生活を丸2年過ぎたところで、他国へ引っ越しをすることになりました。3年居ると勝手に思っていたので早い幕引きに焦っています。
今回の「郷土料理」が私のサラエボ生活のシンガリを務めてくれたので、これから2ヶ月ほど引っ越し準備に取り掛かります。
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とは言え、
引き続きサラエボからつぶやいたり、
そして新天地から町の様子や国の文化を、
noteを通して
ディープにお届けさせて頂きます。
次回もどうかお楽しみに❗
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