『点子ちゃんとアントン』エーリヒ・ケストナー(2000)岩波書店
『いまこの国で大人になるということ』苅谷剛彦編(2006)紀伊國屋書店
を読了する。少し古いが,著名な学者それぞれが論じる視角が面白く,読後感が心地よい。
特にジェンダーについて論じた章は,今の東京オリンピック関連の話題に相まって,自分の見識の甘さを感じた。男女の差をふれないようにしていることが既に,ジェンダーに囚われているという視点。今の私には消化不良だが,咀嚼を続け自信をもって語れるように読書を継続し,自分の読み取りを記録に残していきたい。
さて,タイトルの書籍である。